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健康サポートプロジェクト (junko sakata)

フィットネスコーチ。 ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

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2022年12月 4日 (日)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㉘[お金の話・自分は守られている]

■2022.12.4 お金の話・自分は守られている


病気になった!手術だ!入院だ!となると、心配なのはお金。

これまでほとんど病院にかかることが無かったので、健康保険は別の方のために納めているものだと思っていました。
健康に気を付けている自分が、まさか健康保険を使うことになるなんて…これっぽっちも考えてもみませんでした。

健康保険を見つめる機会をいただいたわけですが、改めて日本と言う国はなんて優しい国なんだ!と感じました。

日本国民をはじめ、留学生や労働者など数か月滞在する外国人の方や、その家族(日本に滞在)も健康保険の加入が義務付けられて、日本の医療技術を健康保険を使って受けられると言いますから…とビックリしてしまいます。

手術や入院となった時は、まとまったお金がかかってきます。
しかし、総合医療費のうちのほとんどを公的医療保険(国)が負担していることが解りました。
今後、なるべく使わないように自分が健康で過ごせるように生活習慣を見直してくことが大切だと思いました。

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■病院での支払い医療費自己負担額


病院で健康保険証を使って診察した時、治療にかかった費用のうち7~9割は公的医療保険が負担してくれています。
また手術や入院が必要になった時は、高額な医療費がかかりますが、高額療養費制度を申請すると自己負担額を抑えることが出来ることをはじめて知りました。
だから、利用しよう!ではなく、使わないようにしていきたいものです。

※以下の表はPCからしかご覧になれません

●病院で受診した場合の自己負担
        治療にかかった費用の総額(総医療費)
 公的医療保険の負担       窓口で支払う自己負担
(年齢と所得によって7~9割負担)(年齢と所得によって1~3割負担)





●年齢や所得による自己負担の割合
年齢の区分 負担割合 備考
6歳(義務教育就学前) 2割  
70歳未満 3割  
70~75歳未満 2割/3割 ※所得額に応じて負担が変わる
75歳以上 1割/3割 ※所得額に応じて負担が変わる



●高額な治療費がかかった場合
          治療にかかった費用の総額
公的医療法顕の負担/高額療養費(公的医療保険が負担)/自己負担限度額

●(例)69歳以下の人 
 所得区分  1ヶ月の負担の上限
(世帯ごと)
 多数回該当
 年収1160万円~
(標準報酬月額83万円以上)
 26万2600円+
(医療費-84万2000円)×1%
 14万100円
 年収770万円~1160万円
(標準報酬月額53~79万円以上)
 16万7400円+
(医療費-55万8000円)×1%
 9万3000円
 年収370万円~770万円
(標準報酬月額28~50万円以上)
 8万100円+
(医療費-26万7000円)×1%
 4万4400円
 ~年収370万円
(標準報酬月額26万円以上)
 5万7600円  4万4400円
 住民税非課税  3万5400円  2万4600円

(例)

所得区分 年収770万円~1160万円(標準報酬月額53~79万円以上)で医療費が100万かかる人:
 8万100円+(医療費100万円-26万7000円)×1%=8万7460円
最終的に支払う自己負担は8万7460円になります。

…ということで、こんなに公的に負担していただくなんて…ビックリしてしまいますcoldsweats02

■高額医療申請の手続きをするには


2通り方法があって「限度額適用認定書(加入している保険組合)」に申請書類をいただくか、HPからダウンロードしてあらかじめ医療機関に提示する方法。

もう1つの方法は、一旦窓口では患者が立て替え払いをしておき、後日公的医療保険に「高額医療費請求書」で請求すると、3ヵ月以上かかりますが戻ってきます。


これから、どんどん歳を重ねていきますが、健康に気を付けて医療費の無駄遣いをしないようにしたいです。


他にも傷病手当という、長期仕事(4日以上会社を休み、その後も休んでいる)を休むことになった時に12ヶ月の標準月額報酬を平均して30分の1したものの、3分の2の給付がある手当もあります。(1つの傷病につき1年6か月)

自分の場合、加入してた生命保険の医療保険で対応できる範囲で、高額療養費も傷病手当も申請しないと思いますが、手術・入院という機会でお金のことを勉強できてよかったです。


この記事をまとめながら、声に出して泣きました。

「自分は守られている」

自分の仕事で国の医療費を削減したい!という気持ちは今も変わりはないですが、正直ここまで国に保証されているなんて知らなかったものですから、さらに気持ちがハッキリと濃いものになりました。

今回のことが無ければ、健康保険の仕組みも深く考えなかったでしょう。
本当に人生半ばにして色んなことに気付かさせていただいています。
感謝すること、愛国心、国民として社会に貢献させていただくことを大切にしていきたいです。

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