「細井平州」のメタファー
こんにちは!フィットネスインストラクターの坂田純子です(写真はお題と関係ありませんが、垂水原人の足跡・フレスコの地下にあります。先人の足跡です)
関西は梅雨入りしたそうで、朝から四季を思わせるような、便りの雨がシトシト降って御座候
さて、昨日メタファーについて書きましたが、また1つのコトに気が付きました
なんと偉人達の言葉には、このメタファーがたくさん散りばめられているコトです
人を共感させたり、心を動かせたりするのに「メタファー」の力は大きいなと再認識しました。
前に、先人である教育者から教育観を学ぼうとした時、細井平州の「つらつらぶみ」の一説に出会いました。細井平州とは、尾張・知多の人で名古屋の明倫堂の総裁となった人です。
まさに細井平州は、教育観を表現する時に、このメタファーを使っていたのです。以下です。
『大根作りか、菊作りか』 人間を大根と菊に喩えてます。
教育者は心にゆとりがなく、偏って調和のとれていない人はふさわない。
人に教え、育て上げると言うコトは、菊作りでなく、お百姓が大根を作るように育てるべきです。
菊作りは、花の形が見事に揃ったものだけ咲かせたく、育ちすぎの枝や蕾をちぎり、勢い良くのびたものを短くし、自分の思い通りにならない花は花壇に1本も立たたなくします。
逆に大根づくりは、1本1株を大切にし、うまく育ったものも、できの悪いものも、それぞれに大切に育て食用とします。
人も同じであって、自分が思っている通りに教えればいいと言うものではなく、それぞれに相応しい教え方をしてこそ教育者である。
なんて解りやすく、そして共感できるメタファーなのでしょう。私も、平州の教育観を受け継ぎたいと思います。
共感させたり、心を動かすだけでなく、メタファーは、難しいコトを簡単に伝えるんだなぁとも実感しました。
メタファー力を養うには、日常生活で、小さなコトから大きなコトまで、いろんなコトに関心をよせ、感じていく必要があるような気がします。
今日もたくさんのコト感じてくるなり
では、お仕事行って参るー
こんにちは。いい話です。本当にその通りだと思います。
メタファー力をつけると表現豊かな人になりますよね。私も普段から色々感じる人になりたいな。
投稿: のり | 2008年6月 3日 (火) 20:47
☆のりさん☆
喩えって解りやすいですよね。
難しいコトを簡単に伝える「マジック」です。メタファーって・・・
投稿: じゅりー | 2008年6月 3日 (火) 22:28