■大好きな世界、大きな世界。
歴史が好きです。
義務教育の日本史や世界史はストーリーが繋がらなくて頭に入らず、大事な近代史はサァーッと終わって嫌いだったけど。
歴史が好きになったのは大人になって自分の足で旅行し、土地や風土・建物に興味を持ってから。
出張ついでに史跡に寄ったり、最近はマラソン大会のついでに史跡に寄ったりしています。
歴史が好きなことが有難い御縁と繋がって、
フィットネス業界のフリーペーパーマガジンに、「先達の教え」と言うコラムを連載させて戴いていたこともあります。
振り返ってみると、歴史という繊細なテーマを連載するにあたり、私の目と心から見た歴史観を信頼して、読み手に届けてくれていた出版・発行元のご担当の方々に感謝です。
※当時は、感謝しきれてなかったと思います。本当にありがとうございました。
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司馬遼太郎さんが、二十一世に生きる君たちへの中で、
こう書いています。
※13年前になりますが、2007年の10月のブログ記事にも同じことを書いています。→2007年10月10日の記事
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歴史とはなんでしょう。と聞かれるとき、
「それは、大きな世界です。かつて存在した何億という人生がそこにつめこまれている世界なのです。
(中略)
私には幸い、この世にたくさんのすばらしい友人がいる。
歴史の中にもいる。
そこにはこの世では求めがたいほどにすばらしい人たちがいて、私の日常を、はげましたり、なぐさめたりしてくれているのである。
だから、私は少なくとも二千年以上の時間の中を、生きているようなものだと思っている。
この楽しさは もし君たちさえそう望むなら おすそ分けしてあげたいほどである。」
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私も同感で、読書尚友。よき友。
そして歴史はストーリー。
沢山の人々の失敗や成功、人生が詰まっているものだと思っています。
大好きな世界観。
今の楽しみは、賛否両論あるけれど、
百田尚樹さんの日本国紀と、竹田恒泰さんの中学歴史不合格教科書を並行して読み、竹内睦泰さんの超速日本史シリーズで歴代天皇と首相の写真や順番を確認するのが、最高に面白い。
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外国のある国では自分の国の歴史を学ぶと愛国心を持つそうだ。
※私は「巣鴨プリズン」や「汝の敵、日本を知れ」を観て(第二次世界大戦終結直前にアメリカで作られた日本の紹介の様なフィルム)、ショックを受けましたが(笑)
だけど、日本は愛国心といえば右とか左とか…
あまり触れないでおこうと言う空気…
SNSに読んでいる本を載せると、必ずアンチが出てくるし、右とか左とかいう人も現れる。。。今の時代スゴイな。
※そう思うと、歴史コラムを連載してた時って、ほんまに読者の皆さん寛容だったよな。
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みんな歴史を学び始めると、不思議と古典や和歌、政治と宗教と…に繋がってくる。
これは、ちゃんと歴史を学んでいる方は理解できると思うのですが、切っても切り離せないもの。
だから繊細なテーマですが・・・
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学は己の為にす…
人生信條と言う本の中の安岡正篤さんの言葉。
人は自分を創るために学ぶ。
自分と言う人間を作って行く為に、歴史を知りたい。学び続けます。