■[コラム]ウォーキングはシューズがいのち
ウォーキングをするときに最も必要なアイテムは靴、シューズです。
買い物や散歩程度であれば、履きなれた靴でも良いですが、いつまでも自分の脚で元気に歩ける身体づくりをするには、ちゃんとしたウォーキングシューズを選ぶ必要があります。
「単に歩くだけだから、どんなシューズでもいいじゃない!」とか、
「ランニングで使っていたシューズのおさがりをウォーキング用にしよう!」とお考えの方もいらっしゃいます。
有名なトレーナーが監修した書籍にも、ウォーキングはランニングシューズでもいいと書いてあるし、指導者やショップの店員さんでも「ランニングシューズをウォーキングシューズにしてもいい」とアドバイスされる方もいらっしゃいます。
よほど骨格の配列や筋肉の使い方が良い場合や、歩いている途中に走りを入れたいと言う人は別ですが、
ランニングとウォーキングの重心移動のは全く違いますし、接地時間も着地部分も違います。シューズの造りも別の構造になっていますので、ランニングにはランニングシューズを、ウォーキングにはウォーキングシューズを履くのをおススメしたいです。
私は実際走るトレーニングも歩くトレーニングもしているので、シューズが変わるだけで姿勢や身体の動かし方が良くなるのがわかります。
そして、姿勢が変わる50歳あたりを過ぎていて、特に歩きに使用するならばウォーキングシューズがおススメです。
できれば、マジックテープではなく紐で締めるシューズが良いでしょう。
(なぜなら、靴下の厚みや足のむくみなど、その時の状態に合わせ紐の締め方でアッパー※足を包む部分 を調整できるからです)
足の一生は三つの時期に分けられます。
まずは、歩行が始まってから18歳くらいまでにアーチが完成してくる時期。
次は20~40代のしっかりしたアーチを維持できる時期。
そして50歳以降はアーチが崩れてくる時期です。
50歳を境目として、筋力やバランス力の低下やホルモンバランスの影響で「足の形」が変わり、速く歩ける人と速く歩けない人のスピードの差も出てきますので、足の使い方や足回りを大切にしていきましょう。
いつまでも健康な足で、サッサと若々しい歩き方ができるには、動きの種類に合わせたシューズを選びましょうね。
●ウォーキングシューズ:
靴底がフラットである。走るよりスピードが遅く接地時間が長いので、アッパーが硬めに作られ安定した歩行をサポートしている。
●ランニングシューズ:
爪先が上がっている。クッション性に優れており、とても軽いという特徴がある。ジャンプ動作の強い着地衝撃から足を守るためにクッション性の高い素材を使用のものが多い。
ウォーキングシューズだけでも、ビジネスで履くタイプや、街履き目的のタイプ、健康づくりのトレーニングタイプとさまざまです。
お店でシューズを選ぶときに、まず考えたいのは普段どんな道を歩くのか?どれくらいの距離をどのようなスピードで歩くのか?どのシーンで履くのか?など、
お店の方に伝えてみましょう。
①踵の硬さはどうか(踵を守ってくれるヒールカップがあるもの)
②爪先に余裕はあるか(踵に合わせて履いた時足の指が広がるくらいの余裕はあるか)
③足首と甲のフィット感はどうか?紐で締めれるかどうか(マメや靴ずれの防止)
④靴底は滑りにくいか(靴底が滑ると踏み込みに力が入らない)
⑤指の付け根は曲がるか(親指で床を押せるか?硬すぎて曲がらないものはNG)
※JIS規格でサイズは決められていますが、生産地やメーカーによってサイズ感や違います。できれば、足を計測してもらい、必ずフィッティングしてからシューズを選びましょう。
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