■[令和五年・事始め]書初め
癸卯(きぼう・みずのとう)の一年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様が健康で「希望」が成就する一年となります様に。
令和五年の字は「道」です。(家族は「信」と言う字を書いていました。)
「癸」は物事の筋道を立てることであり控え目・小さいという意味。
「卯」は陽気の象徴。
よって、万事正しく物事を考え筋道を通していけば「寒気が緩み萌芽を促す。」…ウサギのようにピョンピョン跳ねたいところですが、一つ跳ねたら考え筋道を立てて…ゆっくり一歩一歩進んで行こう!という思いを字にこめました。
日々「道」の字を眺めて実践します。
道と言う字を沢山書けば〝自分の道〟は難しいと感じ、
「あ、これいいな」と何枚か残しておくと、選択肢がありすぎて道に迷う。
選択肢は少ないほどいいという事が解り、本当にやるべきことに集中する大切さを書初めを通して知りました。
書道も「道」ですが、奥深いです。