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健康サポートプロジェクト (junko sakata)

フィットネスコーチ。 ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

エストロゲン子の美活ウォーキング

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エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて Feed

2022年12月 4日 (日)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㉘[お金の話・自分は守られている]

■2022.12.4 お金の話・自分は守られている


病気になった!手術だ!入院だ!となると、心配なのはお金。

これまでほとんど病院にかかることが無かったので、健康保険は別の方のために納めているものだと思っていました。
健康に気を付けている自分が、まさか健康保険を使うことになるなんて…これっぽっちも考えてもみませんでした。

健康保険を見つめる機会をいただいたわけですが、改めて日本と言う国はなんて優しい国なんだ!と感じました。

日本国民をはじめ、留学生や労働者など数か月滞在する外国人の方や、その家族(日本に滞在)も健康保険の加入が義務付けられて、日本の医療技術を健康保険を使って受けられると言いますから…とビックリしてしまいます。

手術や入院となった時は、まとまったお金がかかってきます。
しかし、総合医療費のうちのほとんどを公的医療保険(国)が負担していることが解りました。
今後、なるべく使わないように自分が健康で過ごせるように生活習慣を見直してくことが大切だと思いました。

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■病院での支払い医療費自己負担額


病院で健康保険証を使って診察した時、治療にかかった費用のうち7~9割は公的医療保険が負担してくれています。
また手術や入院が必要になった時は、高額な医療費がかかりますが、高額療養費制度を申請すると自己負担額を抑えることが出来ることをはじめて知りました。
だから、利用しよう!ではなく、使わないようにしていきたいものです。

※以下の表はPCからしかご覧になれません

●病院で受診した場合の自己負担
        治療にかかった費用の総額(総医療費)
 公的医療保険の負担       窓口で支払う自己負担
(年齢と所得によって7~9割負担)(年齢と所得によって1~3割負担)





●年齢や所得による自己負担の割合
年齢の区分 負担割合 備考
6歳(義務教育就学前) 2割  
70歳未満 3割  
70~75歳未満 2割/3割 ※所得額に応じて負担が変わる
75歳以上 1割/3割 ※所得額に応じて負担が変わる



●高額な治療費がかかった場合
          治療にかかった費用の総額
公的医療法顕の負担/高額療養費(公的医療保険が負担)/自己負担限度額

●(例)69歳以下の人 
 所得区分  1ヶ月の負担の上限
(世帯ごと)
 多数回該当
 年収1160万円~
(標準報酬月額83万円以上)
 26万2600円+
(医療費-84万2000円)×1%
 14万100円
 年収770万円~1160万円
(標準報酬月額53~79万円以上)
 16万7400円+
(医療費-55万8000円)×1%
 9万3000円
 年収370万円~770万円
(標準報酬月額28~50万円以上)
 8万100円+
(医療費-26万7000円)×1%
 4万4400円
 ~年収370万円
(標準報酬月額26万円以上)
 5万7600円  4万4400円
 住民税非課税  3万5400円  2万4600円

(例)

所得区分 年収770万円~1160万円(標準報酬月額53~79万円以上)で医療費が100万かかる人:
 8万100円+(医療費100万円-26万7000円)×1%=8万7460円
最終的に支払う自己負担は8万7460円になります。

…ということで、こんなに公的に負担していただくなんて…ビックリしてしまいますcoldsweats02

■高額医療申請の手続きをするには


2通り方法があって「限度額適用認定書(加入している保険組合)」に申請書類をいただくか、HPからダウンロードしてあらかじめ医療機関に提示する方法。

もう1つの方法は、一旦窓口では患者が立て替え払いをしておき、後日公的医療保険に「高額医療費請求書」で請求すると、3ヵ月以上かかりますが戻ってきます。


これから、どんどん歳を重ねていきますが、健康に気を付けて医療費の無駄遣いをしないようにしたいです。


他にも傷病手当という、長期仕事(4日以上会社を休み、その後も休んでいる)を休むことになった時に12ヶ月の標準月額報酬を平均して30分の1したものの、3分の2の給付がある手当もあります。(1つの傷病につき1年6か月)

自分の場合、加入してた生命保険の医療保険で対応できる範囲で、高額療養費も傷病手当も申請しないと思いますが、手術・入院という機会でお金のことを勉強できてよかったです。


この記事をまとめながら、声に出して泣きました。

「自分は守られている」

自分の仕事で国の医療費を削減したい!という気持ちは今も変わりはないですが、正直ここまで国に保証されているなんて知らなかったものですから、さらに気持ちがハッキリと濃いものになりました。

今回のことが無ければ、健康保険の仕組みも深く考えなかったでしょう。
本当に人生半ばにして色んなことに気付かさせていただいています。
感謝すること、愛国心、国民として社会に貢献させていただくことを大切にしていきたいです。

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2022年12月 3日 (土)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㉗[痛いと思う気持ちを否定すれば痛み自体も無くなる]

2022.12.3 痛いと思う気持ちを否定すれば痛み自体も無くなる

ひょっとして、手術と生理の日が重なるのか?
今朝あたりからお腹がシューッと引っこんできました。

細くなった腹部を鏡ごしに見ながら、
「35㎝の筋腫が入っているとは思えない…」とつぶやいてみました。



しかし、なんて体は賢いのでしょう。
もう1回だけ最後の生理を経験させてくれるのか?
お腹を引っ込めて手術で体に負担をかけないようにしてくれているのか?
来週1つ表に立つお仕事があるので、見た目をスッキリさせてくれているのか?
なんだか愛おしいのと有難いのと。


さて、夏からぎっしり詰まっていた仕事も少し落ち着いてきて、あと4日後に迫ってきた手術に関する書類にようやく目を通し始めました。

手術が決まってから、ずっと怖かったですが、あまり考える暇がなかったことは救いだっかも知れません。

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手術は全身麻酔。

全身麻酔を受けた方の体験談で何件も「術後の吐き気が地獄…」と聞きました。
そりゃ…嘔吐自体もしんどいのに、腹圧がかかりますから、腹筋を切ったらもう地獄だろうと思います。

自分がどんな麻酔を打つのかは担当の医師からまだ説明を受けておりませんが、先日お友達と会い、術後の吐き気がだいぶんマシという麻酔の種類の情報も得られましたので、手術前に医師に質問してみようと思います。


手術するのですから、体に「痛み」という刺激があるには違いありません。
これは辛いことが起こるのではなく、頑張れる経験を得たと捉えたいです。

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2007年6月ローマへ勉強に行った時の写真


そういえば、ローマに行ったときにこんな言葉を知りました。
ローマ皇帝であったマルクス・アウレリウスの名言です。


「痛いと思う気持ちを否定すれば痛み自体も無くなる」


アウレリウスは、心と体という別々のものが調和していると考えていた人です。
私は心身一如。「心と体は一つ」という考え方をしていたので、マルクス・アウレリウスの精神と体は別々という考えが目からウロコでした。


この言葉は、体に何らかの不快や痛みがあるからといって、それを心にまで反映させてはならないということなのだそう。


なるほど!


体は痛いけど、心は痛くない。
天は乗り越えられない試練は与えない。
これは私が頑張れる機会なのです。

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2022年12月 1日 (木)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㉖ [お友達との再会]

2022.12.1 [お友達との再会]

1年に1回、運が良ければ2回、お友達と3人で再会できる日でした。
とても楽しみにしていました。

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この日、お昼にも行ったこだわりのお野菜が食べられるお店を夜も予約し、同じ店に1日入り浸るhappy01


私にとってもお友達にとっても日本にとっても、2022年は激動の年でした。
いいことも、悪いことも、入り混じりながら良い方向へ…


そういえば…毎年年末年始に行っている定例行事の干支読みには、2022年は「寒さや冬の中でも芽吹くものがあり、冬が厳しいほど、生命力が溢れるように芽吹く」と書いていました。


そして、今年の書初めの字は「中」
矛盾撞着(むじゅんどうちゃく)するものを解決して高いところへ進める。
つまり、両立する陰陽を行き来し、アウフヘーベンし次の段階へ行くと書いていたのです。本当に、そんな2022年だったように思います。


大切な人との別れがあり、そしてまた大切な人を向かえた…
やりたいことやプライベートが環境も変わった…
そんな友人たち。

2022年の日本も、失ったことや危機も沢山あったけれど、それでも今なお確実に新しい日本へと進んでいる。

私も、嬉しいときも悲しいときも52年間一緒だった子宮、そして何年も妊娠状態だった筋腫とお別れし、新しい自分へと進んで行く…。


きっと、みんながいい方向へ進んで行くため、膿を出し切るのが2022年なのではないかと思います。


私は友人たちの激動の1年にビックリしたけれど、友人たちも私の開腹手術の告白にビックリ。

開腹手術のことは、この友人たちには話しておきたかったので、ちょうどいいタイミングで近況報告を語り合えて幸せでした。


そのうえ、ちょうど友人の中の1人が医師で、手術を受ける病院では聞けなかったことを質問できたのも良いタイミングでした。


これから手術をしていただく担当医のことは信頼していますし、病院でも丁寧に説明してくださるのですが、説明を受けた時は自分に予備知識がなく、頭が回っていないこともあり、時間が経ってから「これはどういう事だろう?」「なせこれをするのだろう?」と疑問が湧き出てモヤモヤしていたことがありました。


それは、11月18日にの看護師さんと面談で「今日からサプリメントをやめてください」と助言があったこと。


私は毎日ビタミンB・C・Eを重曹をとかした水で飲んでいます。
あとは、お風呂ににがり(マグネシウム)を入れたり、ヨモギ茶を飲んだりしています。


ビタミンEは脂溶性で体内に残りやすいので助言があった日からやめたのですが、水溶性のBCは、看護師さんの助言を無視してまだ飲み続けています。
理由は、体内で使われない余分なぶんは尿と一緒に体外に排出されるからです。
急に寒くなったこともあり、風邪ひきさんが増えていて、気分も風邪をひきたくない理由もあって、逆にやめた方が体が弱るんじゃないかと思いました。


医師の友人に
「サプリやめてないんだけど、やめた方がいいかな?」
と質問したところ

「血液をサラサラにする成分が入っているもの、たとえばEPAとかはやめた方がいい。むしろ、今飲んでいるBCは続けて手術当日まで体調を整えておいた方が良い。」

との回答で、これにはだいぶん安心しました。
※たまにサプリに血液サラサラ成分が入っているものもあるので、必ず病院で相談してくださいね。


他にも麻酔や尿管ステントのことも聞いて、手術前に麻酔科の先生に聞いてみよう!と思う質問事項もできました。


友人たちからの助言は、とてもとてもありがたかったです。


泣いても笑ってもあと1週間。
少しずつ心構えもできてきました。


1週間後の今日はもう手術は終わっています。
新しい自分に向かって1歩1歩…
体調を整えてその日を迎えます。

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2022年11月29日 (火)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㉔[2022.11.29 SNSの使い方]

2022.11.29 SNSの使い方

手術でしばらくはアクティブなレッスンが担当できないので、今日は2022年最後のレッスンを担当してきました。

みなさまにあたたかいお言葉を沢山いただき感謝いたします。
ご心配をおかけしますが、早く復帰できる様リハビリがんばりますね。

手術や入院、輸血の場合のときの誓約書に1枚ずつサインをしていきました。
早いもので、来週の今頃は入院前日です。




さて、今やSNSという便利なツールがありますので、自分が知りたい情報を直ぐに知ることが出来てとても便利です。

あるSNSのプラットフォーム上には、私と同じ頃に子宮筋腫の手術をされる方が沢山いらっしゃり、励まされることの方が多いのですが、情報を知ることで逆に焦りや心配になってしまうことも多いのが事実です。


例えば…
私は開腹範囲が広く、かなり大手術になる予定ですが、輸血は最終手段。

しかし、SNS上の方の中には手術までに自分の血液を準備する自己輸血をする方がチラチラいらっしゃるのです。

今のところ自己輸血も他の人の血も輸血無しなので
〝私の血は大丈夫かな…〟
〝満月の日の出血は多いそうだけど…→迷信?
と心配になってしまうことがあります。


レッスンにご参加くださっている方の中に、長年看護師さんを経験された方がいらっしゃって、心配になった自己輸血や手術・術後のこと等を色々お伺いさせていただきました。


〝昔は自己輸血なんかしなかったから、大丈夫よ〟
〝少しでも痛かったら、遠慮せずに看護師さんを呼んでね〟

他にも、
〝私も筋腫の手術したし、子宮も無いよ…でも元気!〟という方が2人も。
〝子宮は神格化してるけど、子供を産まないのだったら取っちゃう方ががんのリスクを防げることもあるのよ〟
〝手術は寝て起きたら終わっている〟



この言葉にはとても救われ安心しました。
私も元気になりたいです。


十人十色とはいいますが、1人として同じ人も同じ病状はありません。
体力や感覚、回復のスピードも違うでしょう。

SNSは便利で、ついつい同じような経験の方の動向を追ってしまい…そして自分と比較しては余計な心配も増えていくのも正直なところです。

だから、このBLOGも不安にさせてしまう事もあるのかもしれないと思います。
ここに書いていることは、あくまでも私の場合の経験談ですので、読者の方は目の前のことを信じてください。

私も読んでいて不安にさせる様な経験談ではなく、できるだけ前向きな情報を発信できるようにしていこうと決めました。





関西に来てからずっと応援してくださっているお客様から「入院した時に読んでね!」と柿と本を手渡されました。

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「海軍カレー物語」
面白そう。

早く復帰して、一緒にカレーを食べに行きましょう。
みなさま、ありがとうございます。

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2022年11月25日 (金)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㉓[エコーではわからないんですってね]

2022.11.25 エコーではわからないんですってね

生命保険会社へ行ってきました。

放置状態だった契約者名(旧姓)や受取人(亡くなっている父)をようやく変更にすることにしたのです。

20歳の記念に…。
保険屋のおばちゃんの押しが強すぎたという事もありますが、人に迷惑をかけないように…と加入して、保険料を払うために仕事をしていた若い頃。

今まで利用することも無く、800万以上掛け捨て状態で、意味があるのか無いのかわからない生命保険です。
今回入院と手術で医療保険をチョコッと利用させていただくから、少しは意味があるのかな…微妙…。
その上、もうすぐ更新時ということでしたので窓口へ出向くことに。


これまで病気やケガをほとんどすることが無く、無縁だろうと思い込んでいて、契約内容すら見返すことを怠っていました。
今までよく解約しなかったな…と思います。


この日は、登録内容変更のほか、加入している保険内容は、女性特有疾病の入院・手術の場合、受け取り日額が少し上がることもあって、手術名の確認もありました。



病名は巨大子宮筋腫。
手術名は、腹式(開腹)単純子宮全摘術と卵管切除術。



担当者の方に、病院から受け取った手術の説明書と同意書を見せると、驚いた表情で反応されました。

そしてポツリと
「私の同僚も巨大子宮筋腫で開腹手術をしました。2~3週間で職場には復帰してましたが、あれ、エコーではわからないんですってね…」と。


そうそう!私もエコーでわからなかったパターンでした。
同じように苦しまれた方が他にもいらっしゃることへの驚きと同情、また2~3週間で回復されていることに希望がわきました。





ネット検索したとき、最近は検診があるから巨大子宮筋腫もあまり見ることが無くなった…という病院の記述があります。

しかし…逆に巨大子宮筋腫の方のBLOGを拝見すると、検診見落としで成長した…という例が何件もありました。
今は少なくなったとはいえ(いや、巨大子宮筋腫は沈黙の筋腫だから、気付いていない人が多かったりして)エコー見落としで手術のケースは案外多いのかもしれません。
セカンドオピニオンと、変だなと思ったら病院へ!ですね。




お金が必要で医療保険のことで訪問したのに、継続期間のポイントを現金化せずに「あしなが育英会」に全額寄付するという矛盾とカッコつけすぎている自分を発見しました。


保険更新の説明でこの先20年を考える機会をいただきましたが、今は未来を考える余裕など今はありません。

手術を終えひょこひょこ歩けるようになったら、この先の健康のことをじっくり考えたいと思います。

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帰りに寄ったスタバと蔦谷書店のコラボ。
スッキリしたら、日曜朝にここでサンデーモーニングしたい…

カンファレンスで決まった追加検査

先日K先生から3回ほど受信があった電話。
ようやく電話を取ることが出来ました。

内容は、追加の検査を受信して欲しいとのこと。
そんなことで、追加検査をすることになりました。

大きな病院になると、担当医師が1人で手術方針を決めるのではなく、必要であれば他の専門医、麻酔科医師、看護師、薬剤師など、手術に関わる医療スタッフが安全に手術を行うために話し合うカンファレンスを開くのです。

どうやらカンファレンスで検診を1つ追加した方がいいと決まったようです。


追加の検査は…
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン!!!!


泌尿器科。
何故に…???



子宮筋腫があまりにも巨大すぎて、膀胱や尿管の損傷を防ぐために、尿管を開く尿管ステントを入れるとのことでした。

尿管ステントは主にがんの手術に使うものですが、私の手術にも使うそうです。

やめればいいのに…ちょっとネットで調べてみると…
術後の血尿とか排尿痛、残尿感、頻尿などがあり、術後2~3日で症状が強くなって1~2週間で改善する場合と、その後も続く場合があると記述がありました。


大きく開腹に…
巨大子宮筋腫摘出に…
子宮全摘に…
尿管ステントまで…
今考えても取り越し苦労なんだけど…想像しただけで痛くて過呼吸に。


尿管ステントは手術前に入るそうです。


天は私になんのメッセージを与えているのでしょうか。

「痛いという感覚は生きている証」

こんな感じでしょうかね。

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2022年11月22日 (火)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㉒[妄想だらけで損してる!]

2022.11.22 妄想だらけで損してる!

昨日からK先生から3回の着信がありました。

仕事で電話を取ることが出来ず、留守電にはその都度
「お伝えしたいことがありますので、また連絡します…」と。


そういえば先日K先生が「手術のための検査に問題がなければ、こちらからの連絡は無く、次に来ていただくのは手術前の日になります。」とおっしゃっていたこともあって、
「何か問題でもあったのかな…」と色々妄想しては不安になっています。


ここまで連載を読んでくださった方はお気付きだと思うのですが、私は色々考えてしまう性分で、夫からも「その性分は大変やろ」と言われているほど。
最近は不安過ぎて眠れないこともあります。


良い表現すれば思慮深いとでも言いましょうか…
良くない表現をすると心配性・考えすぎの性格で、日々妄想だらけで損してしまうタイプなのです。

おばあちゃんが同じような性格でしたので、自分の心配性が出るたび、「おばあちゃんでた…」と懐かしく思い出すのは、それはちょっと良かったりしますが。→過去回想も妄想

さて、コロナで緊急事態宣言が出た時、営業できない期間がありました。

仕事ができないので読書三昧で、その期間に「反応しない練習(草薙 龍瞬さん)」という書籍を読んでおりました。

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この書籍には、ブッダの教えによる「不安な気持ちで損しない方法」が書かれており、読んだ時には「私に必要なのはこれだ!」と思ったのですが、なかなか日常生活に活かせてないことに最近気づきました。

そんなことで、Blogに覚書として記録し、読み返して実践してみようかと思います。


「不安な気持ちで損しない方法」は、頭の中の状態を「心の反応」によってわかりやすく「3つの反応に分類する」ことからなのです。

3つの反応とは、

(1)貪欲(過剰な欲求。現状以上に求めてしまう心)
(2)怒り(不快感・不満)
(3)妄想(アタマの中で考えること。過去を思い出す・将来を想像することなど)


〇〇だったらどうしよう…
〇〇かもしれない…

という不安は、マイナスな状況を想像している不安な状態。
つまり妄想なのです。


考えているうちに不安になったり、気分が落ち込んできたときは、自分の心の癖に気付き「これは妄想なんだ…今自分は妄想している。」と理解すること。妄想しない練習をすることが大切なのです。

妄想に気付いたら、次はリセットしていく。
リセットには「感覚を意識すること」
感覚は記憶や感情とは全く別の心なので、感覚に意識を向けると、貧欲・怒り・妄想をリセットすることができるのです。
今、目の前に見えることだけに集中する。
今の自分の体に意識を傾ける。(例えば呼吸や歩行時の足の裏など)
〝今ここ〟に集中することが、取り越し苦労しない方法なのですね。

そんなことで、今日は11㎞歩きましたが、

・呼吸が浅いな
・目線が落ちているな
・足がフワフワしているな
・街中の救急車の音にフォーカスしてるな

…と妄想して体も可愛そうな状態だと気付いたので、あえて逆のことをしてみました。

・ゆっくり深い呼吸にしてみる
・目線を自分の目の高さ
・かかとの中心から親ゆびまで足裏をローリングするように
・風の音と鳥の声を聴こう

不思議と落ち着く。

ブッダには全く近づくことすらできませんが、色々考えて心配しても仕方ないので、少しずつ妄想癖を改善し、取り越し苦労を軽くしていきたいです。

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お客さまに、お守り!手術が成功しますように…と手渡されました。
ありがとうございます。

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2022年11月21日 (月)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㉑[コロナ2類から5類はいいのか?よくないのか?]

2022.11.21[コロナ2類から5類はいいのか?よくないのか?]

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風邪やコロナウィルスにならないよう気を付ける毎日。

でもちょっと今朝は乾燥で喉の調子がおかしい…。
日々体調管理にドキドキです。


手術前日にはPCR検査があります。
検査で陽性が出てしまったら、K先生がせっかく手配してくださった手術計画は延期、ここまでやった手術のための検査も振出しに戻ります。

今のところではありますが、私の腫瘍は良性なのでそれほど緊急性は無いかもしれません。
しかし、もしも緊急性のある〝がん〟の方に陽性が出てしまったら、同じようにどんどん手術が先延ばしになっていくのでしょうか?


コロナがやってくる前までは、手術前にPCR検査なんて無かったと思うのです。
コロナ禍になってから、緊急性のある病気の手術もどんどん先延ばしになって、例えば〝がん〟が進行していくのかと思うと、変えなければならない社会のしくみや問題が浮き彫りになってきます。

置かれている環境や自分の状態で問題も変わってくると思うのですが、
個人的には早くコロナウィルスの分類を2類から5類に変更して欲しいな…と思っています。

しかし、今のままでいい方の側から見てみると、2類から5類になることで、ワクチン・抗原検査やPCR検査にかかる費用自己負担になり困ってしまうのかもしれません。

また、病院側から見てみると、対策にかかる費用はすべて医療機関の持ち出しになり、現在のような病院職員さんの感染症対策はなくなってしまうかもしれません。よって感染者も激増するかもです。

それぞれ置かれている立場で、コロナ対応の価値が変わります。
そんなことを考えたら、何が最良なのか?わからなくなってきますが、緊急性のある手術はなるべく早く行えるコロナ禍前の社会に戻らないかなと思います。

今は体調管理を続けていくしかない。

急に寒くなりました。
皆様も、お体気を付けてお過ごしください。

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2022年11月19日 (土)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて⑳[ベッドレスト]

2022.11.19 ベッドレスト


昨夜は眠れませんでした。

手術と入院の細かなスケジュールを見たら、開腹手術後2時間は仰向けになったままなんだそうです。

考えても仕方のないことですが、ただでさえ仰向けが苦手で落ち着きも無いので、2時間も同じ体勢でいられるのか?と心配をし始めたら…小鳥がさえずり出して明け方になっていました。

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これからしばらく、今までの様に歩き回ったりできない1日の多くをベッドレストする日々が続きます。

ベッドレストとは、ベッドで安静臥床すること。

開腹手術ですから先ずは安静にするのが必要とはわかっているものの、ベッドレストを続けると体にどんな悪影響があるのか?も知っています。
そして、運動指導者としてずっとお伝えし続けてきた事でもあります。

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ベッドレスト研究は宇宙飛行士の健康のためや、寝たきり問題予防のため色んな所で研究されてきました。
寝たきり(無重力下)は良くないとはご存じだと思いますが、どのような影響があるのかを一緒に追ってみましょう。

 [20日間のベッドレスト研究の一例]

①体脂肪がやや増加し、筋量は1㎏減少
②脚の筋力は6~17%減少、脚のパワーは20~44%減少
③有酸素能力は13~14%減少
④心拍出量13%減少、心拍数は14%増加、血圧は15~21%増加
⑤骨密度は4~5%低下
⑥造血機能低下と赤血球の減少
⑦副腎皮質ホルモンの減少
⑧血漿インスリン濃度上昇(感受性低下)

 

…ただ筋肉が衰えるだけでないのです。

宇宙飛行士が無重力下で生活し地球に戻ってきたらカルシウム量が20%減少し、その後10年たっても戻らなかったという事実もありました。
骨の他にも、血液、心臓や肺などの循環器、内分泌系にまで影響が及びます。


この記事を読んで、
宇宙に行かなっから大丈夫!

寝たきりになってないから大丈夫!
と思うからもいらっしゃいますが、健常な人でも、1日中デスクワークをしたり休日をごろ寝して過ごし続けると、いろんな要素が少しずつ減少・低下していくんですよ。

日々、重力に逆らって姿勢をシャンとさせ、自分の脚でしっかり歩くことは一生続けて行く必要があるのです。

ところで、トレーニングを安全に効果的に進めていくうえで、継続性、可逆性の法則という原則があります。

トレーニング効果は1回やったからといってすぐに得られるものでは無く、長期にわたってトレーニングを続けてこそ大きな効果が期待できるのです。継続は力なり。
これが、継続性の原則です。


またトレーニングをやめてしまえば効果が維持できなくなってしまうもの。
これが可逆性の原則です。

10週間のトレーニングで得た効果は、約2週間休むことで無くなってしまったという研究もあります。

体力づくりは小さいことからコツコツと…継続していくことが大切なのです。

こつこつ自分の脚で歩きましょう。
こつこつスクワットをして貯筋しましょう。





今日はお友達から「リハビリ終わったら私が行きたがっていた場所へ行くで!」と連絡がありました。
1日も早く自力で動けるように。
そしてお友達と一緒に思い出作りがたくさん出来る様、回復したいです。


さいごに…。

日々デスクワークに週末ゴロゴロはベッドレストに近い状態ですよー。
そんなことで、みなさんも週末は歩きませんか?
わたしも手術ギリギリまで‥‥
今日も明日も歩きます。

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2022年11月18日 (金)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされ⑲[下の毛とか下のこととか]

2022.11.18(金)下の毛とか下のこととか

11月16日に手術のための検査で病院を訪れたことを書きました。

その時、病院内を6か所回らなくてはいけなかったのですが
、1か所行かずに帰宅してしまったようです。

そんなことで、呼び出しがありました。

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行かなかったのは入退院サポートセンターと言う場所。

看護師さん・栄養士さん・薬剤師さんとの面談で、手術や入院・退院までの説明をうける窓口です。


まずは、看護師さんからの説明から始まりました。


説明を受ける前に、看護師さんが私の職業に非常に興味を持たれたようで、仕事の話と言う…関係のない会話から始まりました。

本題に入り、手術前後の絶食期間の詳細や、手術の為にすること。
例えば、おへそを綺麗にしたり下の毛を剃ったりと、細かな計画表の説明を受けました。
今まで無かった詳しい説明にいよいよだな…と現実味が増してきました。

そういえば、下の毛を剃る…ことなのですが、知人が最近、将来の介護を心配し下の毛を脱毛をしました。
その話を聞いた時、自分は介護されなくてもいい状態でいる努力をするから脱毛なんてしないな…と思ったのですが、こういう手術の場合は脱毛も良いのかもしれないな…なんてちょっぴり思ったりして。
あ、脱毛する気はないですけど。


また、心配だったトイレ事情のことについても詳しく解りました。
手術初日は尿の管が入り排便はベッド上だそうです。
人生の中で自分に尿の管が入る…という想像をしたことが無かったし、もちろん手術をするという想像も無く…。
誰かに尿や便を見られることって無いと思っていたけれど、その時は突然やってくるんですね。

どうかベッド上で便意をもよおしませんように。



とくに薬は飲んでなくてサプリメントのみなので薬剤師さんとの面談は無し。

看護師さんに「サプリは今日からやめてください」と言われました。
理由は手術や後の治療に影響が出る場合もあるとかでした。
やめるかどうか…ちょっと考えよう…。




次は栄養士さんとの面談が始まりました。
入院中は病院食なのでアレルギーチェックがありました。
私がチェックしたのは甲殻類NGだけ。
小麦は、摂取をやめている期間に食べると肌がかゆくなることがありますが、アレルギーでは無いので申告しませんでした。

あとは、履いていたビブラムファイブフィンガーという五本指に分かれた靴について使用感や効果を聞かれ…ほぼその話題でした。

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最後に体重計に乗って面談が終了です。

ちなみに体重は、前は黄体期で52㎏。
今日は、エストロゲンが出ているのか、お腹が引っ込んでいる時で47㎏でした。

ホルモンバランスの変化でお腹の腫れで浮腫みがひどく、1ヵ月に5㎏程度の増減があります。
5㎏と言えば、うちの愛犬1匹分の重さです。

そのうえ、大きな筋腫が居座っていますから、筋腫を取ったら「47㎏-筋腫の重さ=本来の体重」で子供並みの体重になってしまうのでしょう。


栄養士さんからのアドバイスは、手術までにたくさん食べてスタミナつけておいてくださいとのことでした。

スタミナ…
あらためて意味を調べてみたら、ねばり・持久力・精力と言う意味でした。
…どれもわりとあるけどな。


帰りは、スタミナをつけるために、焼き肉や白米をガッツリ食べて11㎞歩いて帰りました。

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2022年11月17日 (木)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて⑱[こんな人がいるのよ]

202211.17 こんな人がいるのよ

運動指導者30年人生。
基本的に自営の運動指導の仕事が中心ですが、週に2回だけフィットネスクラブにレッスン指導に行っています。


木曜日は「歩行のための足裏体操」と「アクアビクス」レッスンの担当です。


15年ほどお世話になっているクラブには、当時から毎週受講してくださっているAKB(自称・阿倍野のかわいいばあちゃん)というトリオがいらっしゃいます。

ラジオ局のイベントをすると言えば、追っかけてきてくださり、
お笑い芸人さんとイベントをすると言えば、これまた追っかけをしてくださるという…。
私のファンクラブ(だったら嬉しい)でもあり、ありがたい存在です。

来週はお孫さんに会いに行くそうで「参加できないから…」と、わざわざレッスン後に欠席申告に来てくださいました。

実は、手術とリハビリで12月から1月末までお休みする予定でいて、来週参加されないとなると、年末年始の挨拶ができないな…と思い、子宮筋腫の状況と手術のことを打ち明けてました。

すると、目に涙を溜めながら、
「先生…長い間つらかったね。お腹大きい時も走ったりして大丈夫なのか?と思っていたんよ…」
そして、両手を握って「がんばってね」と。
とてもあたたかい手でした。
すみません…心配させてしまいました。

がんばって手術と療養をして元気に復帰したいです。
待っててね!

また、お嬢さんもわたしと同じくらいの年齢で、子宮筋腫を抱え生理も重いとのことで、お嬢さんにこの事を話してみる…とおっしゃられていました。

子宮はデリケートな部分ですから、なかなか婦人科で定期検診をするというのも頻繁には行かない方が多いです。
会社の検診では、血液検査はしても、内診やエコーをしないことも多いので、結構見落としが多いですから、私のことで良ければどんどん伝えて欲しい。



子宮筋腫が大きくなって大手術しなくちゃいけなくなった人がいるの…。
検診大事よね!
セカンドオピニオン大事よね!


こんな話を多くの人に伝えていただけるのなら、本望。
多くの女性の日々の笑顔に繋がるのであれば、どんどん伝えてくださいまし…。

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今日の帰り道は10㎞歩きました。

すっかり日が暮れるのが早くなり、服装も頭から足先まで真っ黒だったので危険だな…と、いつもより1駅短めにウォーキング終了です。

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