源氏のひと・現代のひと
みなさんは自由に「怒れ!」と言われたら、すぐに怒れますか?
blogで、私は感情表現が苦手だ・・・と何回も書いています。
自由に「喜怒哀楽」をコントロールするのって、本当に難しいです。
難しいな・・・って考えながらも、表現のトレーニングを重ねる毎に、「喜怒哀楽」が、自由に少しずつ表現できるようになってきました。
トレーニングで気付き、自分と向き合う時間も増え、その中で、気付いた事があります。
なぜ怒れないのか・・・
浄土教では「三毒」と言って貧欲・瞋恚(しんい)・愚痴の3つをタブーとしました。私、昔から法話を聞いていて、どこと無く「怒り」は良くない事じゃないのかな?「これは怒るべき事なのか?」「今起こっている事態は必然な事」と考えてしまって、とっさに怒る事が出来ない。
( ̄-  ̄ ) ンー
あとでじっくり考えてみて、「ああ、これは怒っていい事だったなぁ~」と思い起こし、まぁ、そのうちに口にする事なく終わってしまう・・・
たまたま怒ったら、ビックリされた。=怒りは良くない事なんだ・・・と思ってしまう。
なので、リアルタイムで言葉として発した事がそんなに無いので、自由に怒れって言われた時、怒りの言葉が出てこないのです。
最近は、1番言葉に出して「本当は怒りたかった時」を集中して思い出し、「三毒」を忘れて言葉にしてます。(トレーニングの時だけね・・・)
実は、現代の人々の殆どが、感情表現することが苦手で、現代人は源氏と似ていると言われているそうです。
昔の書物を見ると、スサノオは号泣するし平清盛は激怒しています。
しかし、源氏の時代になると、絵巻の表情は「しゅっ」としていて無表情になっています・・・書物も「怒り」の表現がそんなにありません。
これは、「三毒」を重んじたり、争いを避け、平和のために感情表現をあまりださなくなった事に原因があるのではないかと言われています。
そのためその時代に、ストレスをかかえ色んな病理現象があらわれた・・・と。
なんだか、源氏の時代って、今の社会に似ているのかも?
平和のために、思っていることを口にしないって言うのも大切ですが、ストレスをかかえないためにも、我慢しないって言うのも大切。
ストレス発散に運動で表現するのも1つの方法ですが、
日常生活にて、喜びたい時には、心のそこから大喜びし、
ワーイ\(◇^\)(/^◇)/ワーイ
怒りたい時は、怒り (-_-メ;)
(><。)。。 泣きたい時には泣く
楽しむ時は楽しむ :*.;".*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*:
こゆ~のも大切なんだなぁ~と、「喜怒哀楽」の大切さが、少しずつ解ってきました。そんな今日この頃・・・
三毒の説明を読みたい人は、続きを読むをクリック♪
■三毒について■
貧欲・・・はてしなくむさぼり求める心
瞋恚・・・怒りの心
愚痴・・・不満や嘆き
☆konamiちゃん☆
「喜怒哀楽」これをトレーニングすると、日常生活の「喜怒哀楽」も自分でコントロールできるようになるから、トラブルを避けられ、また、反対に溜め込んだりもしないそうです。
最初は半信半疑でしたが、最近ようやく意味が解ってきました。
やはり、努力!とか忍耐!って言葉、好きだもんね。
特に運動やっていると・・・
私も、意外と好きだもん。
おお、スローメール届きましたか・・・
また、送ります。
書くの・・・好きなもんで・・・(^O^)
投稿: じゅりー | 2006年12月12日 (火) 17:39