フィットネスインストラクターの坂田純子です
今朝は舞楽のお稽古でした。
稽古場には、色んな雑誌の切抜きや、新聞記事が貼ってあります。
誰もが目に付くところに新聞半面使った大きな記事が・・・。
もう何年も前から貼ってある様です。
日付を見ると10年以上前のモノ。
記事の内容は、両足の無い人が腕だけでアメリカ大陸5000キロの道のりを横断したと書いてあります。
この記事、パウチして大切そうに貼ってあるのだけど、舞楽とは全く無関係。
なんでこの記事が貼っているのか?習い始めた当初よりずっとず~っと気になっていました。
「気になったコトは質問!」
てなワケで、聞いてみると
亡き先生が、いっていた言葉・・・
「人間30過ぎると我が出てくる。出来ないコトを周りのせいにしたり、年齢のせいにしてみたり。そんな時に、貼ってある記事を指して、あれを御覧なさい!あんた達は手も足もあるでしょ。出来ないわけないじゃない!あの方は腕だけでアメリカ大陸5000キロ横断したのよ。」
と、言っていたそうです。
ホンマ、人格者(優れた人格の備わった人)です。
まぁ、ワタシは舞楽にくると、こういうエピソードを聞くコトができます。
現在舞楽を習っている亡き先生のお弟子さんも素晴らしい人格者で、いいお話をしてくださるので、
毎回心の洗濯をさせていただいております。
最近、気がついたコト。舞楽も、そして働くと言うコトも、すべて人間形成の学びだなぁ。
シゴトにおいては、指導力・動き・プログラミング高めたい!・・・って言う本質を探ると、
根底には、シゴトの経験を通して、人間力を高めていく・磨いていくと言うところに行き着くような気がします。
先日記事にした、宝塚歌劇団に貼ってある「ブスの25箇条」も、舞台に立つ技術のコトが書いてあるワケではなく、人間力について書かれてありました。
人間、30過ぎると我が出てくるようなので(笑)、舞楽の先生から学んだコトをしかと心に持ち、
人生の中でいっぱい経験させていただき、人間力を磨いていきたいと思います。
今日は、話が弾んで、10年以上も前に亡き先生が執筆したと言う記事が掲載された冊子をプレゼントしていただきました。
ありがとうございます。
日々感謝☆