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健康サポートプロジェクト (junko sakata)

フィットネスコーチ。 ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

エストロゲン子の美活ウォーキング

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2021年1月

2021年1月23日 (土)

■【令和に想う江戸の暮らし②】風呂屋編

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  風呂屋
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特に寒い日は熱々のお風呂に入ると気持ちが良すぎて〝はあああ…〟と声が漏れてしまう。
声を漏らすのは8割が50歳以上で男性に多いのだとか。→ヤバい…

今は家にお風呂があることが当たり前であるが、昔は風呂屋に通うのが当たり前だった。

江戸時代のことになるが、
武家屋敷や大きな商家には家風呂があったが、入浴するのは主人とその家族だけ。
奉公人も武士も町民も、みなこぞって風呂屋へ行ったそう。

かけそば1杯の値段が16文。
風呂屋の代金は6~10文。比較してもとても安い。
安い料金で入浴が利用でき、おしゃべりや喫茶、娯楽もできる楽しい風呂屋。
そんなステキな場には身分を超えて毎日ワイワイ人が集まったようだ。

ちなみに、上方大阪は〝風呂屋〟江戸は〝湯屋・銭湯〟と呼ぶのだとか。

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造りは脱衣所と洗い場の間に仕切りは無く、しかも狭かったので人間関係は密接で、知らない者同士が寄り添って助け合って生きていた。
知らない者同士は知らない者同士がである21世紀の今からは想像できない。

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ざくろ口:湯船はこの奥に。湯気を外に逃がさないように工夫されたもの。
くぐって中に入るのだが、頭を良くぶつけるんだとか。

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湯船:腰のあたりまでしかお湯がはってなくて、サウナのような感じだった。

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かけ湯:最後にかけ湯を風呂桶に1杯いただいたとか。

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引き札:大勢が集まるので、壁には広告が貼られていた。

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もう1回家風呂を無くして、風呂屋で毎日密に裸の付き合いをしたならば、そんな良き時代の感覚に触れられるだろうか。

そういえば…中山道ランの道中、南木曽の大江戸温泉へ行ったとき、脱衣所と洗い場の仕切りが無くて、もっくもくの湯気の中で脱衣するのが不思議だったが、あれは江戸時代の造りだったと後になって気付く。
あの時は少しとまどったが、懐かしくも新しくも感じ、好きだな。

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大阪町三丁目。門限になると町の入り口の扉が閉まる…
門番に心づけを渡して中に入れてもらったとか。

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古き良き時代の風景。~大阪くらしの今昔館 の風景~

2021年1月22日 (金)

■ご時世②

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  テーマ〝ご時世〟②
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ご時世とは(ご時勢とも言う): 時が経つにつれて変化する世の中。つまり「時代」のこと。

緊急事態宣言が出ている期間、このご時世ならでは&今しか見れない風景を意識して見つけてみる。

意図は2つ。
ウォーキングやランニングで身体を動かしながら行うと言う健康づくりのため。
もう1つは、テーマは何でも良いけれど、見つけやすい人ほど幸福度が高いからだ。→そう言う実験があった。

昨日見つけたのは3つ。

① 鬼滅の刃をもじったありがたい教え:

〝悪口は 己れを切り裂く 自滅の刃〟

今の時代ならではのありがたいお言葉である。

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②マスクランの聖徳太子(飛び出し坊や):

聖徳太子がマスクをつけたのはたぶん時代の中でも今が初めてであろう。

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③アメリカ大統領…


桃谷なのに東大阪市のマスコットキャラクターの絵が貼ってあったりして、なんだかカオスな場所に、気になる看板がある。

各国のTOPの方々がマスクをして仲良くしている看板だ。

昨日、アメリカ大統領に新しく就任されたあの方にちなんで、さっそく看板が差し替えられていた。

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ちなみに、ついこの前まではトランプさんだった。

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そして、日本の首相が変わった時もすぐに差し替えられていた。
(この写真は2020年の6月ころ)

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クオリティが高すぎる…
時代をあらわす看板だなぁ。

はやくマスクを取って、三密なんか気にせずに、ワイワイ飲み会ができますように。

■【令和に想う江戸の暮らし①】弁証法的なくらし

グローバル化が進み、モノやコトがありふれて負の側面もチラホラ出てきてるこんにち、
鎖国下で限られたモノでやりくりしていた江戸の人の暮らしがとても素敵に見え、見つけたアイデアを日常生活にも取り込ませていただいている。

町屋を訪ねて街道をランングをするようになって、改めて日本の素晴らしさに気付くようになった。

今〝SDGs(持続可能な開発目標)を!〟というけれど、日本が古くから大切にしていることは、まさに地球にやさしい〝SDGs〟の暮らしである。


例えば、着物や帯。
半永久に着ることができ、ボロボロになったら半襟や小物などにリメイクできるのだ。
または、お茶。
お茶が飲みたくなったら、自宅でお茶を点てる。
茶室でなくても、お茶のふわふわした表面からも侘び寂びを感じ、見ていると心が落ち着く…。
まるで日本庭園にいる様。

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こーゆーことをしはじめると、消費しなくなってしまうのでホドホドに。消費はやっぱり楽しいし♬
…なので、弁証法的な考えを取り入れてゆるゆると過ごしている。

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弁証法とは、簡単に言えば「対立する物事から新しい見識を見いだす」方法のことである。
「正」「反」「合」という3つの要素を3段階に考えてよりよい考えを生み出していく。

〔たとえば〕

《1》「正」:あることが主張される
《2》「反」:「正」を否定・対立・矛盾する主張がでてくる
《3》「合」:正と反が保存されながら統合し、さらに望ましい考えが生まれる。
つまり、2つの対立する主張を大切にしながらより良くしていく、白でもない黒でもないグレーという良い色を作っていくような方法なのだ。

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Photo

ガッツリ江戸の暮らしはしない。
江戸と今の暮らしを大切にしながら、お互いの良いところを組み合わせて過ごす。

おでんのように仕切られているんじゃなくって、
〝令和〟というお鍋の中で色々な具が混ざり合っている楽しい感じ。

これが自分にとって、今とても楽で自然な暮らしなのである。

これから数回にわたって、〝令和に想う江戸の暮らし〟をまとめてみようかな…とおもう。


2021年1月21日 (木)

■四天王寺の七不思議

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 四天王寺の七不思議

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昔から四天王寺の七不思議と呼ばれているスポットがある。

●底なし井戸
●引銅鐘
●三面大黒天
●眠り猫
●石鳥居
●ポンポン石
●二股竹…今はない


個人的に、底なし井戸に興味を持つ。
写真に収めることはできなかったが、井戸の底から青龍がこっちを見てる…

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「うお!」と思ったら、天井に青龍の絵が!

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●底無し井戸

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この井戸は、金堂本尊基壇下にある青龍池を水源とした霊水であり、天竺の無熱池に通じており、池を守護する青龍が棲んでいると伝えられてきたそう。
覗いて水面に映る龍に祈れば、たちまちに厄災を除くのだとか。
ありがたやー!


●引銅鐘

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北引導鐘の音はあの世まで響くらしい…


●三面大黒天

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五重宝塔一層目の北西角には、正面に大黒天・左に毘沙門天・右に弁財天を彫った瓦があり、どの方角から見てもその顔が見えるらしい…
なぜだか、キンキラキン!


●眠り猫

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聖徳太子を祀る太子殿には猫の門と虎の門の2つの門がある。
「虎の門」のトラは悪いものが入ってこないように番をしており、「猫の門」のネコは聖霊院にある経堂のお経がネズミにかじられないように見張り番をしているのだとか。
カワ(・∀・)イイ!!


こちらは虎の門

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●石鳥居

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極楽浄土の門だとか…


●ポンポン石

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石に耳をあてるとあの世の先祖の声が聞こえるとか…


●二股竹

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太子殿前の二股竹は根から二股になっていて、いつまでも離れない縁結びの竹としておみくじがよく結びつけられるそう。
しかし、今は残っていない。

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昔から、四天王寺の七不思議は不思議であるから面白く…
謎を解こうとしてはいけない気がする(笑)

このご時世なので、聖徳太子もマスクですな。

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■七福神

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 七福神
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弘法大師と聖徳太子の月命日である21日と22日。

これまで中止になってきた〝市(イチ)〟であるが、今回は開催されるとあって骨董市へ…。
品揃えが妙にツボにハマるお店があって、そこで絵皿を1枚ゲット。
恵比寿天・大黒天・福禄寿に鶴亀が描かれ、なんとも縁起のいい皿。

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七福神と言えば異国の神で、唯一〝恵比寿天〟が日本の神様と言われている。

恵比寿天は〝いざなみ、いざなぎ〟の第3子といわれ、満3歳になっても歩かなかったため、船に乗せられ捨てられてしまい漂着した漁村の人々の手によって祀られたのが信仰のはじまりと伝えられているが、個人的にはいかがわしくも感じ、事実かどうかはわからない。

それはそうと、古代、日本のほとんどの漁村に漂着した死体に神異を感じる風習があったようで、それに大漁を祈念してきたと言われる。
壱岐島の印通寺浦に唐人神という祠があるのだが、中世の頃若い唐人の下半身が流れ着き、漁師によって祀られたという。
このようなことも〝恵比寿天〟信仰と繋がっているのかもしれない。

七福神にせよ、漂着した死体の信仰にせよ、どうして招福には異国の神が必要なのか…意味は深いところであるが、絵皿を眺めながら、早く安心して海外を行き来できるようになると良いな…と思った。

2021年1月20日 (水)

■ご時世①

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 テーマ〝ご時世〟①
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コロナ禍のニューノーマルで始めた1人で走る街道ランも、緊急事態宣言&中山道-11℃で11月から停滞中。
しかし、近場でも歴史を感じながらづくりができるスポットはある。

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そんなことで、元禄9年(1696年)の古地図と最近の地図を比較しながら、健康づくりラン。
ついでに大阪くらしの今昔館まで。→見学者は私1人のみ・館内は予防対策ばっちり!
お義母さんが着付けのボランティアに行っていたところで、1度足を運ぼうと思っていた。

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印象に残ったのは、江戸時代の町屋の風景に、このご時世ならではの様子。

呉服屋の上店と下店。

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通常、上店は仕立て前の反物が、下店には古着が展示されているのだが、今はコロナ予防で古着が撤去され「疫病退散コーナー」に。
赤ベコやアマビエ、入り口には学芸員さん手作りの元三大師がかわいかった。
このご時世ならではの様子だな…。

ここは面白かったんで、また落ち着いたらBlogにまとめよう。

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■【緒方洪庵〝適塾〟】洪庵のたいまつ

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 緒方洪庵〝適塾〟
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そういえば、大村益次郎も適塾に通っていたなぁ…と、健康づくりのランニングを兼ね、10年ぶりに適塾に行ってみた。(10年前の記事→☆☆☆

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大阪市内の看板は面白い!交番案内はおまわりさんの形をしている。

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適塾の看板は??

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洪庵は、幕末における洋楽研究の第一人者として仰がれた医師・蘭学者で〝日本の近代医学の祖〟と呼ばれた人物。適塾は緒方洪庵が開いた塾。
侍の子も町医者の子も農民の子も「学問をする」という目的で集まり、先生は洪庵1人。
大村益次郎も福沢諭吉も、故郷ゆかりの橋本左内も…全国から、適塾へ学びに集まっています。

教育に力を注いだだけでなく、種痘を広め、天然痘の予防に尽力。
1849(嘉永2)年には現在の道修町5丁目に種痘所(大坂除痘館)を開き、ジェンナー式牛痘種痘事業を始めました。
1858(安政5)年日本にコレラが流行した時、治療にあたりながら、治療手引書『虎狼痢治準(ころりちじゅん)』を発刊し、感染予防に尽力しています。

※2022年現在、館内撮影禁止となっています。
以下の写真は、以前のものです。

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塾生たちの塾生たちの部屋。タタミ一畳に1人が寝泊まりしたそう。

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さすが幕末…刀傷?血の気の多い塾生たちか…はたまたいたずらか…

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お庭の様子。

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〈虎狼痢治準(ころりちじゅん)』の発刊後、さまざまな洋書が訳され江戸幕府が発刊した書物より〉

昔から大事とされてきたことは、

「身体と衣服を清潔に保つ」
「室内の空気循環をよくする」
「適度な運動と節度ある食生活」

など、今と何ら変わりはない…
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私も今、洪庵のたいまつの灯のおかげで健康に暮らすことができている。
緒方洪庵は偉大だなぁ…と思った。

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書斎。美しい…

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階段は急。

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2021年1月18日 (月)

■ニューノーマル

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 ニューノーマル
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大学の後期の授業担当の最終日だった。

授業は健康づくりに関するミニレクチャーに加え、エアロビックダンスや筋トレ・ストレッチを対面で提供するという内容。

本来であれば実技試験で最後を締めくくるのだが、コロナ感染拡大予防として、アカデミックエッセイ(小論文)の提出で締めくくることに…。

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目を通すと、どの生徒も オンライン授業の科目が大半の中、実際に学校へ行ってお友達と身体を動かすことが本当に楽しく毎週楽しみにしていた様だ。

卒業したらジムへ通って運動を継続したい!授業が終わっても運動続けると意気込む子たちや、運動指導者になりたいという子。
他にも私が欣喜雀躍するような感想があった半面、マスクをつけて行うために思いっきり動けるプログラムが提供できなかったという心残りもある。

アカデミックエッセイでの一番驚きは、みんな前を向いていることだ。
厳しい状況の中でも、置かれた環境や自分が今できることを探し実践していることが綴られていた。

コロナウィルスが日本にやってきて1年。
コロナと一緒に過ごす学生時代の1年は、たかが1年だが、されど1年。
学校へ通う機会も少なく友達とも会えずに、サークル活動で交友を広げることも、旅行することも我慢し耐え忍ぶ日々だっただろう…と思っていた。

しかし、自分の学生時代と比較して可愛そう…というのは私や社会のイメージで、みんなこの厳しい状態をニューノーマル(=新しい普通)に、少しでも明るくしようと工夫して過ごしていた。
不撓不屈の思いや行動は見習いたい姿勢だ。

今後、どのように社会が変化していくのかは予測不可能であるが、少しでも学生生活が楽しくなるように、授業を通して応援していきたい。

2021年1月17日 (日)

■発酵あんこ de あんバタートースト

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発酵あんこ de あんバタートースト
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鏡開きの〝おぜんざい〟に使おうと作ってみた〝小豆麹(発酵あんこ)〟
レシピはこちら→ 2021年1月14日の記事

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2回目のお料理は、発酵時間を7~8時間を14時間にしてみたら、糖化も進み甘みが増して美味しくなった。

今日はバタートーストに発酵あんこを使ってみる。

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砂糖のような甘みは無いけれど、素朴な味でほんのりとした甘みがなんとも乙な味。

美味しく食べるひと手間って、一口目の〝旨い!〟と、二口目からのジワジワとした感動に繋がるなぁ…と感じる。

2021年1月16日 (土)

■太陽からのメッセージ

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 太陽からのメッセージ
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何年もの間、必ず週に数回通っていた造幣局前の道。

手元のランウォッチに気を取られていたのか?急ぐあまり前しか見ていなかったのか?…ゆっくり走る様なって気が付いた不思議なもの。
…たぶんであるが〝日時計〟と見られる。

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日時計は、影を利用し時間を計測する装置のことである。
おそらく針がついていたんだろうと思われる盤の下には時差表がある。
季節によって太陽の位置が変わり影の動きが微妙に変化するので、この時差表を見ながら数を足したり引いたりして正確な時間を把握していたのだろう。

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時計の歴史は日時計からのスタートで、天気の悪い日や陽が落ちた時には時間がわからないことから水時計も使うようになった。
そこから、砂時計、燃焼時計、機械式時計、ふりこ式時計へと進化し、1700年代頃からは懐中時計が使われるようになったそうだ。
懐中時計は取り出して蓋を開け時刻を確認するのが不便で、携帯するのに便利な腕時計が生まれ、第一次世界大戦(1914年)のあと、一般社会にも次第に普及していった模様。


しかし…いったいどうして造幣局の前に日時計があるのか不思議である。
造幣局のことを調べてみたら、明治4年4月4日創業され、貨幣の製造のほかに、製造に必要な各種の機材、硫酸・ソーダ・石炭ガス・コークスなど、電信・電話などの設備、天秤・時計などの製作をすべて局内で行っていたそうだ。
これは私の勝手な推測であるが、明治時代に機械式時計がどの家庭にもあるとは限らないので、誰もが時を把握することができる日時計はそんな歴史の名残であろうか…。→ 誰か知っていたら教えて欲しい。


つい100年前くらいまでは、腕の時計を気にせず、太陽をもとに悠々とした時間で暮らしていたんだなぁ…と思うと自分の〝時間の使い方〟を振り返る。

人が唯一平等に与えられている〝時間〟
1秒1秒大切な時間。

目立たなく忘れ去られてしまいそうな日時計を発見したのは、コロナ禍だけにsun〝大切な時間の使い方〟を見直してみては?と言う太陽からのメッセージなのかもしれない。


[補足]━━━━━━━

sunコロナとは:
太陽大気の最外層で、皆既日食の時、太陽のまわりに真珠色の淡い王冠状の光として見えるもの。

crownコロナウィルスの名前の由来:
表面に約20nmの特徴的な突起があり、その見た目が王冠(crown)によく似ていることから、ギリシャ語で王冠を意味する「corona(コロナ)」という名前が付けられたそう。