■自分でやってみる
秋晴れの日は、夏に来た浴衣を洗ってアイロンをかける…。
この作業を繰り返す日々。
とうとう買った「エリモト」(脂溶性)
なんと!持っていた本にもベンジンの使い方が書かれてあった。
灯台下暗し。
去年までは浴衣をクリーニングに出していたけれど、
着付けの先生が「浴衣は自分で洗えるよ。」と、お手入れ方法を教えてくれてからというもの、和服とも向き合い方がずいぶん変わって身近なものに。
何事も、自分から近づいてみないと見えないことや気付かないことが多い。
便利な分業化社会は「自分でするよりも、人に任せた方が効率が良い。」という言葉もよく聞く。
しかし、何度も繰り返して、やり方を教わり、もしくは経験し、自分でできるようになることの延長上に、気軽に日常生活で和服を着ることができ、生活の質が上がるという対価があるのだろうと思う。
これは運動も同じで、何度も繰り返し教わり、もしくは経験し、自分でできるようになることの延長上に、運動が生活の一部になることとも似ていると感じる。
クリーニングはもっと綺麗かもしれないけれど、自力でなんとか…
なんとか…できた。
今、陰干し中の最後の浴衣。
出しっぱなしだった浴衣がようやく片付きそうで。
次は、ウールの着物を出してこよう。たのしいな