■人生のステージが変わる時
人生のステージが変わる時は、
現状維持が難しくなる。
仕事の状況が変わる。
人間関係が変わる。
価値観が変わる。
…
いろんな変化があると言います。
コロナ禍中、だいぶん変化がありましたが、
2022年の4月から今日までもかなりの変化を感じています。
1つ取り上げると、
15年、指導者としてお世話になった某フィットネスクラブが
7月末で閉館となること。
4月末に閉館を発表されてから3ヵ月間、
お客様は「これからどうするか…」選択され、
6月末で別のフィットネスクラブに移籍された方もチラホラ。
わたしは〝やりたいこと〟がまだまだあるし、
おばあちゃんになっても仕事をしていたいので
今以上に自分の事業に専念します。
お客様とお会いできないのは寂しいですが、
お互いにフィットネスを続けていれば、
どこかでまた会えることを楽しみに。
私も身体が動く間は運動指導を続けていきたいです。
今日から7月。
閉館する7月末まで残られるお客様達が、
「(6月末で退会された)お友達と会えなくなってしまった…」と寂しそうでした。
寂しそうにしていらっしゃるのを見て、先月読んだ本の中に、印象に残る言葉を思い出しました。
「駆け引きの無い友人は貴重で、ともに汗を流し、
たまに一緒に食事をして人生を語り合う…
フィットネスクラブでの友人関係を大切にしている。
フィットネスクラブは健康・体力づくりもお友達もできコスパが良い…」
と、このような感じの文章。
※コスパ→コストパフォーマンス:お得感の指標
そうなんです。
フィットネスクラブの良いところは、
プログラムや新しいマシーン云々以上に、
共に汗を流せる〝共有と共感〟部分。
そして…コスパが良すぎるというのが良いのか悪いのか…。
今から30年以上前になりますが、
総合フィットネスクラブが出来たばかりの時、
個人的に入会したことがあります。
当時、入会金10万円、月会費1万6千円でした。
健康も体力づくりもお友達もできたし、
お友達と一緒にディズニーランドに旅行へ行ったり、登山したり飲み会やイベントを共にしたりと…楽しかったし思い出も沢山出来、決して高いとは感じませんでした。
現代になっても個人的にこれくらいの値段が
本来の値段じゃないかと思っています。
今はキャンペーンで入会金0円、月会費は1万円以内がほとんど。
安いです。…
バブル崩壊してから数年後に、指導者のレッスンフィーがめちゃくちゃ下がり、
そのころに入会金や月会費の値下げ合戦が始まったかと記憶します。
30年間賃金が上がっていない日本社会だし
〝なんでも安く…〟は仕方ないと言えば仕方が無いかもしれない。
しかし、毎日銭湯に通っても(490円×1ヵ月)1万円以上するので
総合フィットネスクラブの価格設定はちょっと計算がおかしすぎると
ずっとずっと感じています。
勝間さんの書籍に、
人生100年時代、
スポーツセンターはお金がかからず暇がつぶせるので
年金受給者が集まるようになると書いてありました。今後どうなのでしょう。(勝間式ロジカル不老長寿)
コロナ禍の今こそ、
健康や体力づくり、そして人とのつながり、
対面できることが貴重だと誰もが感じているのではないでしょうか。
お客様の居場所や生きがいづくりと経営の存続を考え、
価格なり、やり方なり、
何かしらの変化やチャレンジが必要と感じます。
…
といっても、15年お世話になった場所の存続は残念ながらもうありませんので、
感謝の気持ちと学びを自分の経営に活かしながら、
新しい人生のステージを歩いていきたいと思います。
某フィットネスクラブでの金曜日のレッスンは
今日の指導を終えあと4回となりました。
15年間経験させていただいた1つのステージを
もうすぐ終えることになります。
新しい章の始まりですね。
移動ウォーキングも残すところあと4回。
今日は体温よりも気温が上がり灼熱で死にそうでした(笑)
鳩も木陰に籠っています。
健康や美容のためには日中の運動よりも早朝か夕暮れからがおススメです。
暑すぎて誰もいない…。
けれど、あと4回なので1歩1歩噛みしめながらこの道を歩かせていただきます。
運動指導も1レッスン1レッスン噛みしめながら指導させていただきます。