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トレーナー・フィットネスコーチ・ ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

エストロゲン子の美活ウォーキング

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2023年3月 1日 (水)

■【質問箱】どれくらいのスピードで歩いたら良いですか?(インターバル速歩のススメ)

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Q:どれくらいのスピードで歩いたら良いですか?

A:お散歩のようにゆっくり歩くのも良いですが、もしも、あなたが有酸素運動としての運動効果を得たい場合は、「ややきついな」と感じる程度のスピードで歩くと良いでしょう。
もうこれ以上スピードを上げれない!という速さが100%としたら、70%程度の速さです。

イタリアの生理学者マルガリア博士らが、1963年に発表した論文によると、

ランニングではスピードを上げれば上げるほどエネルギー消費量も比例して増していきますが、
なんと!ウォーキングは、ゆっくり歩いている時のエネルギー消費量はさほどでもないのに、スピードを上げると加速的にエネルギー消費量が増えることが報告されています。

●時速8㎞の場合、歩いても走っても、エネルギー消費量はほぼ同じになります。
●時速8㎞より遅い場合、歩くより走った方がエネルギー消費量は多くなります。
●時速8kmより速い場合、走るより歩いたほうがエネルギー消費量が多くなります。

つまり、ウォーキングでも時速8㎞以上で歩くと、ランニングよりもエネルギー消費量が高くなるという事です。

しかし、時速8㎞は「走りだしたくなる速さ」(書物によっては時速7㎞と表記されるものもある)
かなりきついです。

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そこでおすすめなのが、インターバルトレーニング。
インターバル速歩という歩き方で、「3分間の速歩き」と「3分間 のゆっくり歩き」を交互に繰り返すというトレーニング方法。

信州大学の研究で4千人を対象に3分間の速歩きと3分間のゆっくり歩きを5〜10セット行うトレーニングを週に4日以上、5ヶ月間行ってもらったところ、以下の結果を得たそうです。

・体力が最大20%向上した
・生活習慣病の症状が20%改善した
・うつ症状と膝関節痛の症状はそれぞれ50%改善した
・医療費は20%抑制された

エネルギー消費量が大きいうえ、こんなに多くの良いことがあるなんて、ぜひ毎日の歩き方に取り入れたいですね。