■お母さんと一緒にふれあおう!感覚目覚める頭の体操~講演してきました~
健康サポートプロジェクトの坂田純子です
本日は、障がいのある人の施設をつくる会・福井県・永平寺町の『はぁもにぃ』さんで、
お母さんと一緒にふれあおう!感覚目覚める頭の体操という講演をしてきました。
参加対象は、脳性麻痺の子供さんと、そのお母さん・お父さん。
またボランティアさんや学校の先生、看護師さんもいらっしゃいました。
体操と言っても、身体をダイナミックに動かすものではなく、お互いに触れ合う活動をすることで、皮膚を通じ脳を働かせていこう・・・というもの。
子供たちは身体の地図を
狭い肩や首、
遠くて意識されにくい存在の背中、
氷の様に冷たい足の指先・・・と、歪んで認識・学習していることがあるのですが、
お母さんやお父さんが子供の身体に触れることで、子供たちが自発的に気付き、認識を少しずつ修正し再教育していこうという取り組み。
また、身体をギュッと固め、自分の内側の感覚に頼っていることから、
外側から触れられることで、自分と外側を感じ、
どんどん外に繋がっていこう・・・という社会とのコミュニケーションもねらいです。
そして、一番大事なのは、
お母さん、お父さん!
元気でいてほしいなーという願いを込めて、疲れた時やストレスを感じる時に
リラックスできる薬箱的な体操を紹介させていただきました。
感覚受容器の多い手足を触ると大きくびっくりした反応をしたり、
眼球を動かしたり・・・
それぞれが気持ちいいと思われる部位を触ると、
脳性麻痺特有の過緊張が緩まり気持ちよさそうにしたり、寝てしまう子も。
皮膚に触れて、
子供たちが何かを脳で感じている・・・そんなフィードバックがあちこちで見えました。
素直で心がきれいな天使ちゃんがいっぱいです。
お母さんたちも、手の感覚から「あたたかい」「きもちいい」と子供さんからフィードバックを受け取り心と心の会話を楽しんでいた様子が印象的でした。
子供たちと、お母さんやお父さんから、
色んなことを教えて戴いた貴重な時間だったような気がします。
過去に、原始反射という発育過程で出現・消失していく反射のことを学びましたが、
ここ数カ月脳性麻痺と機能訓練について調べると、
繋がってくることが沢山ありました。
今回の依頼は、
人のご縁のつながりや、
経験のつながり、
学びのつながり、
様々なつながりが私を引き寄せてくださった気がします。
また貴重な大きな経験をいただきました。
私を指名してくださった、高校の同級生・『はぁもにぃ』代表のTOMOちゃんに感謝。
(お土産までいただいてありがとう!お土産については、また追而記事にします。)
そして、お集まりいただいた皆様に心から感謝!です。
また、音楽提供をしてくださったシンガーソングライターのTOMOKOさん(「ありがとう」という曲を提供してくださいました)、感謝します。
『はぁもにぃ』さんにプレゼントさせていただきましたので、
会の時にみんなで一緒に聞いたり歌ってくださったら嬉しいです。
本当に、
いろんな方に、チャンスやチャレンジをいただいています。
皆様のおかげで、また1つ成長(チェンジ)させていただきました。
今後とも、今日の経験を糧に精進して行きたいと思います。
日々感謝★
運動指導者 坂田純子
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