■2019年お礼参りと、叡智の書から紐解く振り返りと希望
2019年もありがとうございました。
年末のお礼参りを大神神社にして10年ほど。
今年も、無事に過ごせたことに感謝をしに、大神神社へ行って参りました。
雪はあったけれど、雨のお礼参りは初めてかも。
雨で、日常のケ(けがれ)を洗い流してくれている様。
1年のけがれがお洗濯されました。また、来年登拝させていただきます。
大神神社は、大国主の国づくりに関わる大物主大神や
少名毘古那神(薬の神様・一寸法師)
久延彦命(知恵の神様・案山子)が集まる神社。
そして我が家の近くて見守ってくれてる市杵島姫命もいる。
年末のお礼参りは、毎年家族である愛犬も一緒なので
ご神体となっている三輪山には登れませんが、
今日も雨の中、多くの方が登拝に訪れていました。
大神神社にあるそれぞれの神様にお礼参りをすると、
いよいよ1年が終わるなぁ…という感じです。
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毎年恒例と言えば、お礼参りの他にもすることがあります。
私の叡智の書である故・安岡正篤先生の「干支の活学」を開いて、
今年の振り返りと、来年をどう過ごすかを、干支から読み解いていくこと。
今年一年は四柱推命の勉強にも通いました。
今後、時流に乗っていく後押しをしてくれる学びでした。
2019年の干支である「己亥」から今年を振り返ってみる。
『絡まったものを正す、糸筋を通す。過去の過ちも解消して筋を通す』
『色んな後始末と、次に繋ぐ工夫が必要』
そんな2019年でした。
絡まって正したか
次に繋いだか
何か後始末したか
2019年を色々振り返るってみる。
安岡先生は、日だと60日目、月だと60ヶ月(5年)、1年だと60年で振り返り反省し、新しいものに進化していこう、常に新鮮でいようとおっしゃっています。
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2020年は『庚子(かのえね)』。
よんで来年のメッセージを受け取ってみる。
※以下安岡先生の干支の活学より
庚の字義:
庚は五行で言えば金の兄。
庚の古い字は糠(ぬか)の原の字。
杵と臼で穀物をつく形だと考えられる。
つくということは、続けなければならない。
庚は継続の意味を生じる。
つけば、穀物は変化する事から更わる(かわる)・更新するという意味も生まれてくる。
継ぐ・つぐなう・更わるという三義がある。
季節は秋。成長の終わり。
子の字義:
子はふえる・しげるの意。スピード。
月は11月。
陰極まって陽生ず。陽気が地上に出て万物がふえる・しげるの意味。
庚子:
陰陽五行では、十干の庚は陽の金、十二支の子は陽の水で、相生(金生水)。
溢れるような水の年→特に8月は申で水がすごい。
これらから、
自分に降りた2020年のメッセージは
更新する。形を変える。
受け継いで成長させる。
進化…スピード…
→こんなメッセージを感じました。
また2020年の念頭に、これらのメッセージをもとに目標をたて、
来年も考えながら行動したいと思います。
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2020年から60年前におこった出来事を振り返ると
クレイジーというか、大事がおこった年。
昭和35年は、アフリカの年と言われ、
植民地から解放され17の国が次々と独立国となりました。
だっこちゃん人形ブームが日本に到来。
米国の新大統領が誕生したり、日本の内閣が変わったり(池田内閣に)…
日米新安保条約調印。
ローマオリンピック開催。
白黒放送からカラーテレビ放送がスタート。
クレジットカード誕生。
インスタント食品が流行。
皇太子夫妻に長男誕生。
更新する。。。
受け継いで進化させるような出来事がたくさんありますね。
水はチリ地震で日本に津波が来ています。
2020年、変化のスピードに勢いがある1年。
これまでのことを形を変え、次につなげる1年としましょう。
2020年、
よき庚子の年になりますように。
皆様、よき年末年始をお迎えくださいませ。
2019年もありがとうございました。