■アンティーク
天王寺での仕事でした。
15年間レッスンを受講してくださっているお客様。
私のことを名前ではなく「安室ちゃん」と呼びます。
若いころ、似ていたそうで…
おそらくお客様の中では15年前で時間が止まっているのかと
でも、嬉しいですね。
ぜんぜん似ていませんが、15年間も「安室ちゃん」と言われれば
その気になれるのが単純なところです。
お客様からいただいたヨモギ餅。
安室ちゃんは、こーゆーの食べないだろうな(笑)
すごく美味しかったです。
さて、天王寺からの帰宅ランは、四天王寺骨董市に立ち寄りました。
閉店間際で、片付けているところを物色する面倒くさいお客になってしまいましたが、
着物の帯留めにモデルチェンジできそうだったので、ブローチを1ついただきました。
14世紀のヨーロッパのアンティークだそうです。
14世紀と言ってもピンときませんが、
室町・鎌倉時代(南北朝時代)と言えばピンときます。
14世紀のヨーロッパは黒死病が流行り、その後もペストが流行り、多くの方が亡くなっています。
このブローチは、そんな歴史の流も静かに見てきたのでしょうか。
今のコロナ禍はどういう風にみえているのかな。
14世紀ころよりは色がくすんで傷もあるでしょうが、今見ても心惹かれる洒落さ。
帯留めに…といただいたブローチですが、
見れば見るほどかわゆいので、このまま普段使いしようと思います。
ネットの世界では会えない、目で見て、手に触れて、商品について聞いて…五感を使ったリアルな出会いでした。