■世界観
ミナミでの仕事を終え、兵庫県へ。
東京から先生がお越しになっていらっしゃるので、舞楽のお稽古を入れさせていただきました。
1ヵ月ぶりのお稽古でしたが、身体が振り付けを覚えていて、最後はなんとかノーミスで舞えました。
これは、嬉しいです。
先生が脚運びや目線など、細かいところまでご指導くださいました。
いつも遠方から移動され、ご指導くださりありがたいです。
扇を見ながらグルグル回る振り付けは、10年前は平気だったのに…
今は目と三半規管が老化しているのか?目が回ります。
動いている動作から片足立ちでピタッと止まる振り付けは、ランで表層筋を使いすぎているのか?対してインナーマッスルが弱めでフラッとします。
これはよい気付きでした。
低下していることに気付きましたので、維持できるよう、または低下を緩やかにできるようにトレーニングします。
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会では、署名やつる草抜きのメンバーを集めておりました。
高槻市の道鵜町(どううちょう)の淀川河川敷には「鵜殿のヨシ」が群生しています。
広大な範囲に群生していることから「鵜殿のヨシ原」と呼ばれているようです。
このヨシが舞楽の楽器に必要な部品になるそうなのですが、毎年2月に行われる野焼き「ヨシ原焼き」がコロナ禍でここ3年ほどできず、害虫駆除などで出来ずにこのまま野放しにしておくとヨシ原が絶滅し楽器の部品も作れなくなってしまうそうです。市や大阪府への交渉&保存会への協力だとか。
大阪の高槻市にそんな舞楽と縁の深い場所があるなんて知りませんでした。
少しでも力になれたらなと思いますが、伝統を受け継いでいくというのは簡単ではなく、なかなか大変なことなんだと思います。
色んなコミュニティに所属していると、1つのことに執着することがないので、鳥の目で物事を見ることができるのと、行動範囲や世界観が広がっていくのが醍醐味だなぁ…。
1ヵ月ぶりのお稽古は、心が落ち着き、ニュートラルな位置に戻りましたので、ここからどんなギアにもシフトチェンジできそうです。