■思うこと
8月末のことになります。
今まで通りお出かけ出来なくなり、着物を着る機会もグンと減ったという事。
きびしい状況が続く職人さんを応援するという企画が呉服屋さんでありました。
きびしい状況が続く職人さんを応援するという企画が呉服屋さんでありました。
その時、シンプルな縞の反物に目が止まりまして、
「じゃ!応援しましょうか」と、山形で織り上げられた紅花で染めた「紅彩華」と呼ばれる紬をいただきました。
昔から「一枚の着物に帯3本」という言葉があります。
1枚着物をいただくと着物に合う帯まで欲しくなってしまうものなのですが、着物が何枚誂えるのだろう?というくらい、帯のお値段の高いこと。
1枚着物をいただくと着物に合う帯まで欲しくなってしまうものなのですが、着物が何枚誂えるのだろう?というくらい、帯のお値段の高いこと。
計算機を弾き出し、軽自動車1台買えるお値段から中古自動車が買えるお値段へと変わっていきましたが、お店を介して一体いくらの利益が職人さんのもとへ行くのだろうか…と考えてしまいました。
ネットが普及する時代。
呉服屋さんには申し訳ない考え方かも知れませんが、ネットを使い自分でうまく売れるようになったら〝きびしい状況が続く職人さん〟も絶滅せずに済むのかな…なんて、自分の立場にも置き換えてみながら…誂えていただいた着物だけを受け取って帰りました。
でも、久しぶりに大きな買い物をして、今まで出なかったものがドッサリ出た感じで、めっちゃ気持ちが良かったです。
またがんばって働きます。