■落葉樹の智慧
三週間ぶりのウォーキングコース。
いつもの通勤路です。
黄や赤に色付いていた落葉樹はすっかり葉を落とし、外国からの観光客が丸裸になった木を物珍しそうにカメラに収めていました。
紅葉や銀杏など、秋になると一斉に色付いて、時期がくれば葉を落とす…
このような四季の営みの風景は、日本にいると当たり前に見る風景です。
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葉が落ちると言うと、なんとなく〝老いる〟とか〝終わり〟を告げる様で寂しい気持ちになりますが、落葉樹が葉を落とすのは、寒く厳しい冬を乗り越えるための智慧。
落とすと言うよりも葉を捨てたのです。
今まで葉に行っていた栄養分を、枝や幹に移動させ、春に向けて力を蓄えているのです。
そういう意味では、何かを減らすということはマイナスではなく、将来的に繋げるために大切なことなのかもしれません。
私もこの冬、葉を落とす様に、この先も持ち続けられないものを色々捨てました。
厳しい冬を乗り越え、春に向けてパワーを蓄えておきます。
ちょっとしたお祝いをしていただきました。
帰りは自分にご褒美。
食べてみたかったピスタチオマニアのクリスマスセットを買って帰りました。