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トレーナー・フィットネスコーチ・ ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

エストロゲン子の美活ウォーキング

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2022年9月10日 (土)

■[今日の気付き]黄金郷はない

朝一番で小論文を1つ仕上げ、
資格試験の5過程のうちの2過程が終わった。
あと2つ課程があるのだが、
あまりにもマイペース過ぎて
この1年のうちに終了するのか?と思う。

ペースは人それぞれ違うもの。
他のモノサシを自分に合わせるのではなく
自分のモノサシで継続できるペースを探りながら
1歩1歩学びを進めていきたい。

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移動の電車で、三島由紀夫の〝美しい星〟を読む。

隙間読書でなかなか進まないが、
毎日15分しかない連ドラの様で
楽しみが持ち越しできるのが案外気に入っている。

美しい星の中に
エドガー・アラン・ポーの詩「黄金郷」の一説が登場し、目に止まった。

理想を求めて求めて憑(つか)れ
無限に遠い理想に絶望しながら
なお探求が止めれない人間の宿命の象徴とあり、

人間の宿命を知りたくて全文を調べてみた。

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「黄金郷」Eldorado

派手ななりをした
勇ましい騎士が
晴の日も曇りの日も
長い旅を続けていた
歌を歌いながら
黄金郷を求めて

やがて年をとると
強靭な騎士も
心に影が差してきた
なぜならどこを探しても
見つからなかったからだ
黄金郷といえるような土地は

そしてついに力尽き
進むこともままならなくなった時
影という名の巡礼に会った
そこで騎士は影に訪ねた
いったいどこにあるんだね
黄金の郷エルドラドは

山々の彼方
月の中の
死の影の谷を下り
どこまでも進みなさいと
影は答えた
黄金郷にたどり着きたいなら

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思わず、全文を三島由紀夫の小説の中に書き込んだ。

〝エルドラド(理想)はこの世のどこにもないのだから

理想や夢云々を言うよりも、目の前のことを1歩1歩大切に生きる…〟
…とも書き加えた。今日の気付きである。

ところで、エドガー・アラン・ポーと言う響きと
江戸川乱歩と響きが似ていると思ったら
乱歩さんのペンネームはエドガー・アラン・ポーのもじりだそうで。
一般常識が無くて知らなった…。
今日の気付きは2つとなった。

そして私はエドガー・アラン・ポーにちなんで
堂島川を乱歩しながら帰宅した。

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帰りは足を動かして…愚かな自分のエルドラドを考えながら内省…。

■【エクササイズ監修】シオノギヘルスケア株式会社発行 シオノギ健康通信2022年9月号

シオノギヘルスケア株式会社
シオノギ健康通信2022年9月号にて
エクササイズの監修を
させていただきました。

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9月号のテーマは
「目から全身の健康を守る!疲れ目ケア」です。

その中で
『翌日まで持ち越さない疲れ目解消のストレッチ』
として、目周辺にアプローチするアイストレッチと
視覚野に近い後頭部から首・背中のストレッチを
ご提案させていただきました。

疲れ目を眼精疲労にしないためには、
こまめに目の疲労を取ることが重要です。
簡単にできるセルフケアで毎日の疲れ目対策をしましょう。

誌面では『疲れ目対策』について
様々な観点から考察されています。
お手元に届いた方は是非ご覧下さい。

2022年9月 7日 (水)

■マイノリティ(美しい星・第二章から)

小論文に取り掛かる日々。

教科書8ページほどの内容から、
学習内容はもちろんの事、
自分の意見や主張をたった400字以内にまとめるのだが、
その〝たった〟がとても難しい。
(通常、小論文は600~800文字であることが多い)

400字以内にまとめるまでに
ゴテゴテに装飾された文字を
削いで削いで削ぎこんでスリム化していく。

ふたつのテーマに2時間程度かかった。
1分につき6.7字の計算である…。

文字数が少ないものほど
時間をかけてよく考えられているのかもしれない。


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健康維持のため、毎日ウォーキングまたはジョギングをしている。

普段はまっすぐ目的地を目指すのだが
今日は珍しく途中でシアトル系カフェに寄った。
三島由紀夫の「美しい星」の読書をするためである。

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昨日のブログに、
マイノリティの試練のような事を書いたのだが
偶然にも「美しい星」の第二章に
大杉家の父が出席した同窓会で
彼の声に誰も耳を傾けない同級生とのやり取りが書かれてあり、
マイノリティの孤独や辛さが表現されていて
自分の事のようにハッとした。
いやいや、三島由紀夫とかぶってハッとした。


そういえば…「美しい星」が発行されたのは
三島由紀夫が命を懸けたアジテーション演説を行った三年前、昭和四十二年のことである。
世の中の改変を試みた志と行動力を持つ人たちと
世の中が変わらないと嘆く薄っぺらい自分を一緒にしては申し訳ないが、
三島由紀夫と若者たちも
孤独なマイノリティだったのかもしれない。

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帰宅して、次の仕事までの間に
三島由紀夫全集34の「檄文(げきぶん)」が読みたくなった。

もう何度目であろうか…。

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そして、数日前にこの映画を観た。
三島由紀夫役の井浦新さんや
森田必勝役の満島真之介さんの
迫真の演技にあっという間に鑑賞を終えた。

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「美しい星」では、何を思い何を表現したかったのか?
小説を通じて感じてみたい。

読書も歩くようにどんどん前にすすめて行こう。

2022年9月 6日 (火)

■色んな秋

やってきた!三島文学book
・三島由紀夫全集34
・金閣寺
・美しい星

三島由紀夫は「潮騒」しか読んだことが無いから
読むのがすごく楽しみ。

まずは「美しい星」から。
憧れの人に初めて会うかのように
ドキドキしながら
1ページ目を開いた。

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そして、三島由紀夫全集34は古本だけれど
体裁が宝箱みたいでカッコいいshine

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アンティークな感じ。

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二・二・六事件の北輝一をどう論じているのか
読んでみたかった。
いろんな角度からモノを見る・感じることは大切。

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かなり分厚く辞書並みに重い。
持ち運びはできないので
秋の夜長にペラペラと
少しずつ読むとしよう。


スポーツの秋
読書の秋
食欲の秋

色んな秋を楽しもう!

2022年9月 5日 (月)

■熱海殺人事件

もうすぐ月曜限定の夏休みも終わる。

夏休みが終わる前にしておきたい旅もあるのだが、
そう思っているうちに
もうすぐ大学がスタートするのだ。

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貴重な月曜の夏休みは
早朝、小論文を2つ作成し、
ジョギングに出かけ12㎞くらい走ったり歩いたりしてきた。

2週間ほどしていなかった読書や映画鑑賞を先日から再開し、
日々活字や映画に触れ、感じたことを文字にしていると、

小論文を手掛ける手もスラスラ進むように感じる。

そして、毎日体を動かしていると
その日の調子の善し悪しも把握できる。
何もかもが継続は力なりのトレーニングだと感じる。

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今日は、原作・脚本〝つか こうへい〟の
「熱海殺人事件(1986年)」を鑑賞した。




つか こうへい作品といえば、
小学校の頃金曜ロードショーで放送された
「蒲田行進曲」しか観たことが無かった。

直木賞や日本アカデミー賞最優秀脚本賞など、
色んな賞を受賞しているのに、
自分は蒲田行進曲しか知らないという…

今思えばもったいないことをしたなとさえ思う。

つかさんが演出・脚本を手掛ける舞台は、
稽古前日までに役者に台本を渡し、
役者は全て暗記してくるというのだが

稽古を重ねるたびに大幅にセリフが変わっていくのだとか。
その上、稽古期間だけでなく
舞台初日から楽日までの間にも
セリフがどんどん変わるので

つかファンは初日と楽日のチケットを買うというのがお決まりらしい。
まるで1回1回の舞台が新鮮なナマモノの様。
料亭でいえば「その日のおススメ」である。


つかさんが生きていらっしゃるうちに
舞台が観たかったなと思ってももう遅いが、
今は色んな演出家の方が
つかさんの脚本で演出をしているので

残りの人生に機会があれば
新たな「熱海殺人事件」の舞台を観てみたいと思う。




話は作品のことになるが、
つかさんの
名前(ペンネーム)は
〝いつか公平〟から〝つか こうへい〟になったらしい。

そのせいか?作品自体も差別の構造を物語にしているものが多い。

「熱海殺人事件」も、
田舎から上京してきた中卒の男女の間で起こった殺人事件を刑事たちが自分たちが捜査するにふさわしい事件に仕立て上げて行こうとするストーリーで差別構造である。

そういえば「蒲田行進曲」のストーリーも差別構造だったかと記憶する。

つかさんが脚本や演出を手掛ける方だと知らない時に観た映画「蒲田行進曲」は、
出演者が何て派手な演技をするのだろうか?と感じたが、
あれを舞台だと思えば派手な演技でもなく…
今まで以上に面白さが倍増するのかもしれない。

映画「熱海殺人事件」もシーンが最少で、
映画というより舞台に近い。
風景やイメージなどの描写で持っていくことがほとんどなく、
俳優の演技だけで進んでいく作品である。
それでも飽きがこないのだから、
つか こうへいは天才であり、
また俳優「仲代達也・志穂美悦子・風間杜夫・コント山口君竹田君の竹田高利」の演技が素晴らしい。

ちなみに…作品には関係ない話題だが、
竹田君の趣味はウォーキングと低山の山登りだそうで、
すごく親近感がわいた。

トレーニングだけでなく
再読や再視聴のように、
何でも「繰り返し」「継続」することで
気が付くことが多いのだと感じる。

ゆっくり気分転換でき、色んな発見があった日。
明日からはわたしの1週間が始まるので、
気合を入れて前進するとしよう。

明日もよい1歩を。

2022年9月 4日 (日)

■刺激

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ウォーキングパーソナルレッスンは
雲一つない碧の空の下。
どこまでも果てしなく深い空を見上げながら
深呼吸すると、
まるで海を泳いでいるかのようだ。

金曜日に受講してくださったクライアントさんは
エクササイズウォーキングの
ウォーミングアップルーティン(準備運動)
あれから毎朝続けていらっしゃるとのこと。

刺激を受けた私も、ウォーキング前だけでは無く
毎朝することにした。

自分ではない他者からの刺激は
どんなことも成長を促してくれる。




午後からは読みかけていた見城徹さんの書籍を
夢中で一気に読み上げた。

語彙力が少なくて表現するのに申し訳ないが
読み終えたあとは
大きな衝撃を受けた後のように
何も手につかなかった。
とにかく「何も手につかない」状態だけでもメモしたくて
ペンを走らせていた。


書籍の最後に
「新潮45.2010.12月号 三島由紀夫のバルコニーでの最後の演説」の全文があったのだが、
特にその部分が衝撃的で…
演説の全文だけ
また三回読んだ。
三島の〝三〟にちなんでではないが、
魂が震えたというか…
読み返したくなったのだ。


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三島由紀夫は私が生まれた年に
この世を去って行った天才である。

日本国憲法の欺瞞に自分の死をぶつけた魂の演説は、
五十二年経過した今も
ひとつひとつの言葉が心に突き刺さる。

見城さんの言葉を借りれば、
「彼ほど繊細に日本語を駆使する作家はいない」…

…わたしもそう思う。

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数年前に鑑賞した映画「三島由紀夫VS東大全共闘」は
娯楽・映像メディアが発展していく初期
「まだ言葉が生きていた時代」で起きたことで
三島の言葉と東大生の言葉が
ぶつかり合っている様子を見ることが出来る。
三島由紀夫の言葉は
圧倒的熱量で、とにかくすごい。


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そんなことで、
「風と共に去りぬ」を読む予定をしていたが、
映画「三島由紀夫VS東大全共闘」を再視聴した。
(関連記事:昨日のBLOG「古典小説」→★★★

映画「三島由紀夫VS東大全共闘」は
数年前に観た時以上に

三島由紀夫の言葉ひとつひとつに意識を向けて熱中できた。

そして三島文学に陶酔すると決め、
衝動的に
・三島由紀夫全集34
・金閣寺
・美しい星
を注文していた。

わたしにとってウォーキングと旅と読書は
実に刺激的で成長させてくれるもの。
さぁ、三島由紀夫の言葉に触れよう。

2022年9月 3日 (土)

■古典小説

公式LINE「エストロゲン子の美活ウォーキング」
9月のメルマガを送信し
資格取得の課題である問題集や論文に着手中。

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論文のテーマもどんどん難易度が上がってきているように感じる。
テーマを読み取れない場合、
まったく手が進まない。

世間は、SNSの普及により読解力が落ちているという。
読解力は、情報を探し出し、理解し、評価し、熟考することである。
また何かを読むという事は「読んでどう感じるのか、どうするのか」を自分に問う事でもある。


読書習慣は無くなり
YouTubeは、倍速でいち早く結論を取得し
タネあかしありきで視聴する。

そして、絵文字やスタンプ、
流行りの言葉や略語で会話が成立してしまう。

最近は若者の間で句読点すらつけないのだそうだ。

要するに「間」を無視し
正しい日本語を使わないということだ。
それを良し悪しと評価する気はないが
もう良い大人過ぎる年齢なので真似をすることも無いだろう。

しかし、いつの頃からか?
周囲にチラホラあるこの様な状態に自分も慣れてきてしまっているのだ。
だからこそ、良い言の葉に触れて感覚を取り戻したい。





最近読んだ古典小説「こころ」は、
文章1つ表現するのに

かなり遠回りする。
だが、読んでいるだけで時代背景であったり、景色であったり、色や、音、匂いまでもを感じ想像力を掻き立てる。
行間では、時間の経過も感じるのだ。

やはり、古典小説はいい。

読解力が落ちていると感じる今、
ゆっくり読んでみようかなと。

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たった1行の論文テーマを読み取ることができない日の気付きであった。

2022年8月28日 (日)

■エストロゲン子のYouTubeライブ#1配信しました(ゲスト:副腎疲労夫さん)

2日前に突然配信を決め
YouTubeライブ!!初配信しました。
ゲストは副腎疲労(ふくじんひろお)さんです。

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見どころは、14分当たりから副腎さんが居眠りしています(笑)

女優ライトもマイクも無く、壁紙はボロボロで

画面が暗いですが…
今後、ゆっくり前に進みながら改善していきたいと思います。


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先日、書籍「プロセスエコノミー」を読みました。
実はこの書籍を読むのは3回目なのです。

毎回心に響く部分は違うのですが
今回は第3章の「正解主義から修正主義」という章が響きました。

2つの主義がある。


人知れず努力をして完全なものをつくりだしてから
アウトプットするアウトプットエコノミー。
(正解主義)

そして、試作品でもいいから表に出して
人からフィードバックを受け柔軟に修正していく…
つくりだしていく過程でアウトプットしていくプロセスエコノミー。
(修正主義)


私は前者である正解主義が大切だという価値観で長く生きています。
なので、勉強して練習して作りに作って磨いて洗礼されたものしか表に出さないタイプでした。
ですから、ライブ配信にもずっと躊躇し
なかなか始められずにいました。


なぜなら配信ソフトも無いし、設備も揃っていないからです。
しかし、完璧を求めていたらいつになっても始めることができません。

その古い脳のロックを外し、外に出てみようと思いました。
聴者さんの声を聴きながら
柔軟に修正していくことにチャレンジです。
そしてこれからもそう生きたいです。


その1回目。

またゆるく配信していきたいと思います。
よろしければお付き合いいただけますと嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします。

👉アーカイブ視聴できます。
よろしければ、チャンネル登録もしていただけると
メチャ嬉しいです。


heart01過去動画はこちら→ https://www.youtube.com/channel/UC18xfvnjxcPdrhupoaBZm6Q

2022年8月19日 (金)

■夏目漱石「こころ」再読了

中学生の頃だったか?

読書感想文の課題図書の中に
夏目漱石の「こころ」があり、
ひらがなの「こころ」に優しさを感じ
手に取った覚えがある。

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予想外でタイトルに反し小説の内容がズシッと重く
「人間は他者には語れない罪や罪悪感を抱えて生きていくものなのか…」と
読み終えた時、後味が悪くて
感想文の筆がなかなか走らなかった記憶がある。

大人になって自分の脚で各地の色んな場所を走り、
「乃木希典陸軍大将」のことを知った。

そういえば「こころ」に
乃木大将のことが出て来たなぁ…なんて
先日読み返してみることになった。



小説「こころ」は
明治時代の末期が背景となっており
三部構成になっている。


上:先生と私
中:両親と私
下:先生の遺書


中身をザクっと書くならば、
「欲やエゴで人は裏切る。
信じていた人に裏切られるが、
自分も誰かを裏切っている…。
罪悪感と命…。」
そんなことが書かれていたように感じた。



さて、乃木希典大将の話題に戻るが、

学生時代に「こころ」読んだときは
明治天皇の崩御の翌日に
夫婦で殉死した乃木大将のことが全く理解できなかった。

そして、乃木大将の殉死を受け、
先生も自殺してしまう意味が
それ以上に理解できなかった。

しかし、映画「二百三高地」を観たり、
明治天皇伏見桃山陵の隣に寄り添うように存在する
乃木神社へ行ったあとに「こころ」を読むと、
なぜか?少しだけ理解できたかの様に思う。

(二百三高地:当時の記事→★★★

(明治天皇伏見桃山陵→乃木神社:当時の記事→★★★
(北九州:西南戦争で率いた歩兵第十四連隊の石碑→★★★

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乃木大将が
西南戦争で軍旗を奪われたことを気にされていたり
日露戦争で多くの命が犠牲になったのに自分は生きている…
という罪悪感と

自分(先生)が裏切ったことで自殺してしまった友人(K)。
なのに自分は生きている…
という罪悪感を乃木大将に投影し
「罪のこころ」を終りにしたかったのではないか…という推測だ。

自分で命を絶つのは良くない事であるが、
明治の末期は何事も命がけで生きていたことがわかる。
そして、今の時代は責任をとって切腹するようなことは無いけれど
そのぶん人を裏切っても
罪の意識を感じなくなっているのかもしれないと
時代の違いと義理人情の軽さを感じた。

最後に、上の章「先生と私」のなかで
先生が言っていた言葉が響く。


〝かつてはその人の膝の前にひざまづいたという記憶が
今度はその人の頭の上に足を乗せさせようとするのです…。〟

今、こういうことは頻繁にあるのかもしれない。

2022年8月17日 (水)

■いつも心に余裕のある人は実践している1日1分片付け習慣術

「いつも心に余裕のある人は実践している1日1分片付け習慣術」
佐々木翔(著)
オーディブルで読了しました。

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片付けと掃除の違いや
物を増やさない習慣化
片付けのコツなど
解りやすく解説されていました。

が!!

1日1分…習慣化するにはどうしたらよいのか?
という事は最後の最後まで本の内容に出てきませんでした。

おそらく、本の中で解説されていることを
気付いたらすぐ「動く」と1分という感じでしょうか。

●1つ増やしたら1つ捨てる
●すべてのものに定位置を決め必ず戻す
●床に置かない
●テーブルの上に物を置かない
●いつか読むつもりの本は処分する
●パソコンのデータの処分、読まないメルマガの解除

これらに気付き、直ぐに動きたいと思います。



…と、帰宅して何か洋服を1つ捨てようと思ったら、
「いつか着るかも」お化けの自分が出てきました。

…データの処分cdをしていたら、
30代の時の自分の写真が出てきて、
これも捨てれませんでした…。

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北川景子かと思ったー(笑)ウソ!

はぁー(*´Д`)
片付けはなかなか進みませんね。
いつも心に余裕がある様になるには果てしないです。


皆さんのお家は、片付いていますか?