■[Column]きれいをつくる暮らし方・身体に湿をためない工夫
梅雨まっさかり。
大阪はしとしと雨が降っています
故郷は晴れ間が少ない地方だったので、〝弁当忘れても傘忘れるな〟が合言葉。
それに比べたら、大阪はいつもカラッと晴れているイメージなのですが、しばらく雨続きの様ですね。
いつも傘を忍ばせておきたいと思います。
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原稿の締め切りもなんとか間に合い、
雨だけどリズム運動がしたいと思い、濡れないように傘と防水のファストパッキングシューズを履いてウォーキングに出かけました。
ふと花畑をみると。雨の中なのに、なんと!モンシロチョウが飛んでいるのです。
雨の日に、チョウチョがヒラヒラしているのを、あまり見たことが無かったので、
とても珍しい様子にしばらく見惚れてしまいました。
帰宅して調べてみると…、
少しの雨粒なら羽の〝りん粉〟がはじいてくれるので飛ぶこともあるそうです。
私にとっては、ガッツリ傘をさすくらいの雨だった様な気がしますが、
モンシロチョウにとっては、まだまだ活動できるくらいの雨の量だったのですね。
とはいえ、私には〝りん粉〟はないので、雨に濡れて参ろう~…とは言いにくい。
なぜなら、10年以上前になりますが、東洋医学の考えを取り込んでいる「キネシオロジー」を学んでから、ずぶ濡れになってまで外に出ない…というか、
「晴耕雨読」の言葉の様に季節感のある過ごし方というか、
梅雨は身体に湿をためない様な工夫を心がけています。
東洋医学では、雨に塗れたり、汗が渇きにくかったりすると、
身体に〝湿〟がたまり、内臓では「脾と胃」が弱りやすくなると言います。
食物を消化吸収し、全身に栄養を送り届け、体内の水分代謝を担っている脾臓と胃の機能が弱ってしまうと、湿を取り除く事が出来なくなり、
消化不良を起こしたり、食欲がない、むくむ、身体が重い…などの症状が出やすいのです。
皮膚のトラブルも出やすく、じゅくじゅくしたニキビや吹き出物などが出やすいのも梅雨の時期。
自分のことになりますが、ちょっと無理をすると、いつも決まって梅雨時に皮膚トラブルが出やすく、加齢によって内臓も老化してきているので、養生しながらゆったり過ごしますよ。
●身体に湿をためない工夫・その①
●飲食は腹八分目を心がける
●疲れすぎない
●質の良い睡眠をとる
●身体に湿をためない工夫・その②
●大豆やあずきなどの豆類
●キュウリやスイカなどのウリ類
●麦類やトウモロコシ
●ネギ・ミョウガ・パクチー・大葉などの香味野菜
●玉ねぎ・ショウガ・ウーシャンフェンなどのスパイス
●レタス
●海藻
●お茶・コーヒー・紅茶・豆乳
●豚レバー
[脂っこいもの、乳製品、砂糖、炭水化物などは、湿をためると言われるので摂りすぎに注意]
プリンにかけても美味しいと噂のウーシャンフェン買いました。プリンにかける勇気はありません。
その季節に採れるものをいただく、季節感のある食事は大切ですね。
毎日、湿を取り除く食材のどれかを摂取して、快適に梅雨を乗り切りたいものです。
ウォーキングで出会ったお花。
誕生日にお友達にいただいたルイボスティーを飲んでBLOGを書いています。
ルイボスティーはカフェインはありませんが、
カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが豊富に含まれていて、
その中でもカリウムには利尿作用があります。