■[ウォーキングコラム:Q&A]速歩きとゆっくり歩き、どっちがいい?
A:
速く歩くと、呼吸もハァハァと激しくなり、心臓もドキドキと鼓動が速くなります。
これは、筋肉の運動量が増加したことにより、酸素を今まで以上に筋肉やその他の身体に届けなければならなくなり、心臓から速く血液を送るために起こることです。
酸素は、人が動くため、生きるために最も必要なもの。
酸素は呼吸をすることにより、体内に取り込まれ、血液のヘモグロビンと結びつき全身に運ばれます。ウォーキングは、このような血液の流れを促進させ、全身に酸素を運ぶ働きを助けてくれるのです。
結果、
心臓と肺が強くなり、
コリが軽減し、
身体が動かしやすくなり、
(脳も酸素を消費するので)脳が活性化し、
内臓の働きが良くなる…と。
身体にとって良い働きかけをしてくれます。
酸素を身体に取り込む能力を上げるには、ゆっくり歩くよりも、全身の筋肉を使って速く歩くことがおススメですよ。
速歩きをするとすぐに疲れて歩くのをやめたくなる方は、インターバルで歩くことをお勧めします。
インターバルとは強い運動と弱い運動を交互に行うトレーニング方法です。
3分間ゆっくり歩き→3分間速い歩き(もうこれ以上速いと続けられない強度の70~80%)…を繰り返します。
運動経験のない方は、20分インターバル歩きから始めてみましょう。
がついてきたら、40分程度行ってみましょう。