■走りたいなら走ろう!走るなら食べよう!
大阪ではたらく運動指導者の坂田純子です。
提出物が予定より早く出来たので夕ラン10㎞&ドッグランへ。
ランコースもドッグランも貸し切り状態。
他のワンちゃんの臭いにビビりながらも走り回ったエリーちゃん
良くできました
その後、帰りに強烈な夕立に合い、エリー生まれてはじめての夕立体験。
でもチョッと喜んでた感じです。
エリーも走るのが好きみたい。
さて、ラン愛好者からこんな質問。
誰からか「マラソンしてると筋肉が落ちる」と聞いた…と。
今日は、そんなことが起きる場合と、起きない場合を書きたいと思います。
・・・マラソンは有酸素運動。
酸素を必要とし、中性脂肪や体脂肪をエネルギーとする運動ですが、
身体の糖質が不足している状態が続いた場合は、筋肉を分解してアミノ酸を作り出し、アミノ酸からブドウ糖を作ります。→そんな場合が続けば筋肉が落ちるのかもしれませんね。なので、「マラソンは筋肉が落ちるよ」といった方も間違いではないと思います。
だけど、それは・・・ダイエットで究極に食事制限しているなら「マラソンをすると筋肉が落ちる??」って心配しなくてはなりませんが、
筋肉の糖質が不足している様な究極な状態って、ふつーにちゃんとご飯食べていたら心配する事ないと思います。
しっかり良質な栄養≪たんぱく質、炭水化物、脂質等≫を摂りながら
有酸素運動をすれば筋肉は減らさずマラソンに必要な筋肉が増強されるはず。
トレーニングの原理原則の1つに、特異性の原則があります。
特異性の原則とは、トレーニングはその種類によって鍛えられる機能が変わってくること。
例えば、バーベルを上げていても持久力を向上の期待はできない。
マラソンをするなら走ることが必要ですね。
走りたいなら、走るトレーニングを。
筋肉を落としたくなければ食べること。
人は、自分の大切にしている事を相手にも勧めたかったり、
違うと思ったらそれを他の人に伝えたくなるものですが、
お米屋さんに向かって「糖質は悪だ」「ご飯は太る」と言ったら、
お米屋さんは怒ります。
お酒屋さんに向かって「お酒は悪だ」と言えばお酒屋さんは怒ります。
お菓子屋さんに向かって「お菓子は悪だ。食べると太る」と言ったら、お菓子屋さんは怒ります。
適量の栄養を摂取して運動して休養すれば、心配無用。
走ることを指導したり普及している私は
「マラソンしてると筋肉が落ちる」と誰かがマラソン愛好家に伝えてしまうことが、とっても悲しかったですが、
その方は愛を持ってアドバイスしてくれたのかもしれません。
ラン愛好家さんには、どうしたら筋肉を落とさず維持しながら走ることを楽しめるか?を伝えた方が喜ぶと思うんですが。
NLP(コーチング)を勉強した時、相手の世界地図を尊重しようという言葉がありました。
違う地図を持った人の背景も理解して接すれば、世界平和。
相手の大切にしている事、理解したいです。
わたしも、知らず知らずのうちに誰かを傷つけているかもしれないので、
ちょっと反省したいと思います。
まぁ、走りたいなら、走りましょう!(笑)
日々感謝★
運動指導者 坂田純子