■【映画鑑賞】三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜
三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜
春分の日、
公開初日朝一。
武漢肺炎に恐れながら、正しく対処して外出…。
誰もいないかな…と観てきました。
待ってました!
今や、SNSを使って見えない者同士が会話する時代。
SNSは苦手…なんて言ってられない時代になってしまいましたが、
知らない人と会話したり、自己顕示欲や承認欲求を認め合うだけの関係はやっぱり苦手で、
近況報告は会って会話を楽しみながら、その人の言葉の周りに漂う空気を感じるのが好きです。
古いですかね。
三島由紀夫さんが生きてらっしゃった50年前は、少なくともそんな古い時代。
映画でも、古き良き時代を感じました。
互いの顔を見て、自分の意見や考えを堂々とぶつけ合える熱と敬意と言葉が生きた50年前。
大切なものを大切にしていた時代。
三島由紀夫さんがこの世から旅立たれた年に生まれ、
三島さんが居ない50年を過ごしてきました。
50年という時代の流れは、良くも悪くもいろんなことが薄まってしまったような気がします。
しかし、三島由紀夫さんも東大生もカッコ良かった!
自分勝手なことを言えば、三島由紀夫さんに生きていてもらいたかったな。
生の熱量と敬意と言葉に触れたかったと思います。
劇場は、公開を待っていた学生運動に参加した世代の親父さんばかり(笑)
熱量激アツな映画でした。