■熱海殺人事件
もうすぐ月曜限定の夏休みも終わる。
夏休みが終わる前にしておきたい旅もあるのだが、
そう思っているうちに
もうすぐ大学がスタートするのだ。
貴重な月曜の夏休みは
早朝、小論文を2つ作成し、
ジョギングに出かけ12㎞くらい走ったり歩いたりしてきた。
2週間ほどしていなかった読書や映画鑑賞を先日から再開し、
日々活字や映画に触れ、感じたことを文字にしていると、
小論文を手掛ける手もスラスラ進むように感じる。
そして、毎日体を動かしていると
その日の調子の善し悪しも把握できる。
何もかもが継続は力なりのトレーニングだと感じる。
今日は、原作・脚本〝つか こうへい〟の
「熱海殺人事件(1986年)」を鑑賞した。
・
・
・
つか こうへい作品といえば、
小学校の頃金曜ロードショーで放送された
「蒲田行進曲」しか観たことが無かった。
直木賞や日本アカデミー賞最優秀脚本賞など、
色んな賞を受賞しているのに、
自分は蒲田行進曲しか知らないという…
今思えばもったいないことをしたなとさえ思う。
つかさんが演出・脚本を手掛ける舞台は、
稽古前日までに役者に台本を渡し、
役者は全て暗記してくるというのだが
稽古を重ねるたびに大幅にセリフが変わっていくのだとか。
その上、稽古期間だけでなく
舞台初日から楽日までの間にも
セリフがどんどん変わるので
つかファンは初日と楽日のチケットを買うというのがお決まりらしい。
まるで1回1回の舞台が新鮮なナマモノの様。
料亭でいえば「その日のおススメ」である。
つかさんが生きていらっしゃるうちに
舞台が観たかったなと思ってももう遅いが、
今は色んな演出家の方が
つかさんの脚本で演出をしているので
残りの人生に機会があれば
新たな「熱海殺人事件」の舞台を観てみたいと思う。
・
・
・
話は作品のことになるが、
つかさんの名前(ペンネーム)は
〝いつか公平〟から〝つか こうへい〟になったらしい。
そのせいか?作品自体も差別の構造を物語にしているものが多い。
「熱海殺人事件」も、
田舎から上京してきた中卒の男女の間で起こった殺人事件を刑事たちが自分たちが捜査するにふさわしい事件に仕立て上げて行こうとするストーリーで差別構造である。
そういえば「蒲田行進曲」のストーリーも差別構造だったかと記憶する。
つかさんが脚本や演出を手掛ける方だと知らない時に観た映画「蒲田行進曲」は、
出演者が何て派手な演技をするのだろうか?と感じたが、
あれを舞台だと思えば派手な演技でもなく…
今まで以上に面白さが倍増するのかもしれない。
映画「熱海殺人事件」もシーンが最少で、
映画というより舞台に近い。
風景やイメージなどの描写で持っていくことがほとんどなく、
俳優の演技だけで進んでいく作品である。
それでも飽きがこないのだから、
つか こうへいは天才であり、
また俳優「仲代達也・志穂美悦子・風間杜夫・コント山口君竹田君の竹田高利」の演技が素晴らしい。
ちなみに…作品には関係ない話題だが、
竹田君の趣味はウォーキングと低山の山登りだそうで、
すごく親近感がわいた。
トレーニングだけでなく
再読や再視聴のように、
何でも「繰り返し」「継続」することで
気が付くことが多いのだと感じる。
ゆっくり気分転換でき、色んな発見があった日。
明日からはわたしの1週間が始まるので、
気合を入れて前進するとしよう。
明日もよい1歩を。
夏休みが終わる前にしておきたい旅もあるのだが、
そう思っているうちに
もうすぐ大学がスタートするのだ。
貴重な月曜の夏休みは
早朝、小論文を2つ作成し、
ジョギングに出かけ12㎞くらい走ったり歩いたりしてきた。
2週間ほどしていなかった読書や映画鑑賞を先日から再開し、
日々活字や映画に触れ、感じたことを文字にしていると、
小論文を手掛ける手もスラスラ進むように感じる。
そして、毎日体を動かしていると
その日の調子の善し悪しも把握できる。
何もかもが継続は力なりのトレーニングだと感じる。
今日は、原作・脚本〝つか こうへい〟の
「熱海殺人事件(1986年)」を鑑賞した。
・
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・
つか こうへい作品といえば、
小学校の頃金曜ロードショーで放送された
「蒲田行進曲」しか観たことが無かった。
直木賞や日本アカデミー賞最優秀脚本賞など、
色んな賞を受賞しているのに、
自分は蒲田行進曲しか知らないという…
今思えばもったいないことをしたなとさえ思う。
つかさんが演出・脚本を手掛ける舞台は、
稽古前日までに役者に台本を渡し、
役者は全て暗記してくるというのだが
稽古を重ねるたびに大幅にセリフが変わっていくのだとか。
その上、稽古期間だけでなく
舞台初日から楽日までの間にも
セリフがどんどん変わるので
つかファンは初日と楽日のチケットを買うというのがお決まりらしい。
まるで1回1回の舞台が新鮮なナマモノの様。
料亭でいえば「その日のおススメ」である。
つかさんが生きていらっしゃるうちに
舞台が観たかったなと思ってももう遅いが、
今は色んな演出家の方が
つかさんの脚本で演出をしているので
残りの人生に機会があれば
新たな「熱海殺人事件」の舞台を観てみたいと思う。
・
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・
話は作品のことになるが、
つかさんの名前(ペンネーム)は
〝いつか公平〟から〝つか こうへい〟になったらしい。
そのせいか?作品自体も差別の構造を物語にしているものが多い。
「熱海殺人事件」も、
田舎から上京してきた中卒の男女の間で起こった殺人事件を刑事たちが自分たちが捜査するにふさわしい事件に仕立て上げて行こうとするストーリーで差別構造である。
そういえば「蒲田行進曲」のストーリーも差別構造だったかと記憶する。
つかさんが脚本や演出を手掛ける方だと知らない時に観た映画「蒲田行進曲」は、
出演者が何て派手な演技をするのだろうか?と感じたが、
あれを舞台だと思えば派手な演技でもなく…
今まで以上に面白さが倍増するのかもしれない。
映画「熱海殺人事件」もシーンが最少で、
映画というより舞台に近い。
風景やイメージなどの描写で持っていくことがほとんどなく、
俳優の演技だけで進んでいく作品である。
それでも飽きがこないのだから、
つか こうへいは天才であり、
また俳優「仲代達也・志穂美悦子・風間杜夫・コント山口君竹田君の竹田高利」の演技が素晴らしい。
ちなみに…作品には関係ない話題だが、
竹田君の趣味はウォーキングと低山の山登りだそうで、
すごく親近感がわいた。
トレーニングだけでなく
再読や再視聴のように、
何でも「繰り返し」「継続」することで
気が付くことが多いのだと感じる。
ゆっくり気分転換でき、色んな発見があった日。
明日からはわたしの1週間が始まるので、
気合を入れて前進するとしよう。
明日もよい1歩を。