■【コラム&STORY】一生自分の足で歩くこと
私のゴールは「一生自分の足で歩くこと」です。
この長期的なゴール設定をしたのは結構新しく、
コロナ禍の中で見つめなおした目標です。
と言うのも、コロナ禍前は結構からだを酷使していて、
目標と言えば短期的な目標。「100㎞マラソンを完走する」とか
「フルマラソンで自己ベスト記録更新」など。
日々、運動指導で体を動かしていることに重ねて酷使状態でした。
酷使すれば強くなる人も
いらっしゃるかも知れません。
反面、過酷に使いすぎることによって
関節が変形したり軟骨がすり減り
歩くと膝やあちこちが痛くなる…
そんな症状が出る方もいらっしゃいます。
つまり、からだは消耗していくもの。
一時的な負荷をかけ、
短期で筋肉を増やしたり、
組織を強くすることは「健やかさ」とは
無関係なのかもしれません。
2020年7月17日に書いた記事は、
使いすぎにより歩けなくなった方のことが書かれています。
ルーの法則には、
「身体の機能は適度に使うと発達し、
使わなければ委縮し、
過度に使えば障害をおこす」とあります。
使わな過ぎても機能が落ちますが、
過度に使えば障害を起こす…
その適度…というものが実に難しいのであります。
特に膝は、簡単な構造のわりに
体重のほとんどが乗る、
からだの中でも大きな負荷がかかる場所。
歩くとおおよそ約1.5倍、
走ると約4~5倍、
山や階段の下りではおおよそ約8倍の負荷がかかってます。
計算してみるとちょっと恐ろしいですね(笑)
若いうちは、
運動時の破壊(微細骨折)と
修復のバランスがうまく保たれますが、
年を重ねると修復の力も落ちていきます。
いつまでも「自分は大丈夫」と
酷使を続ければ、いつかは歩けなくなったことでしょう。
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コロナ禍と更年期によって、
思うように動けなくなったこともありますが…
自分の状態にふさわしい運動量や
日々の過ごし方を見つめなおしたことは
「一生自分の足で歩くこと」という道に向かって
1歩1歩進み始めるきっかけとなりましたので
お蔭様なのかもしれません。
まず、始めたことは
「姿勢を意識すること」
「からだを正しく使うこと(歩き方を変える)」。
※同時に歩き方教室もスタートしました。
人としての本来あるべき暮らし方や、
からだの動かし方をしていれば、
その年齢に適正な筋肉の質と量は保たれるはず。
しかし、様々な生活様式や嗜好により、
本来あるべき姿で生きるということはが
大変難しくなっているのも現実ですが…。
まずは、自然な脊柱のカーブが保てる姿勢で立ってみる。
からだを正しく使う。
歩き方を見直してみる。
そんなことから始めてみましょう。
更年期や老年期の女性は、
骨にまつわるお悩みやリウマチなどの関節のお悩み、
筋力の低下(骨盤底筋群など)の運動器系の症状は勿論、
血管や泌尿器系、甲状腺機能の問題等、
様々な症状が出てくる方もいらっしゃいます。
からだをあまり使わない方、
更年期や老年期によってからだに変化が出てきた方、
そんな方々は立ち止まって
自分の心とからだを見つめなおしてみましょう。
「一生自分の足で歩きたい」
そんな方は、見つめなおしてみませんか?
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