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トレーナー・フィットネスコーチ・ ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

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2022年11月13日 (日)

■空気の研究

本日開催予定だったエストロゲン子としてスポットをコーディネートさせていただいていたイベント(企画運営:他社)は、雨のため中止となりました。
予定を開けてくださっていた皆様には残念な形となりました。

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さて、話は変わりますが、昨日の研修の行き帰りの電車の中で読んだ「空気」の研究(山本七平)。
「空気」を読むことが研究され「空気」とは何かを解説した書籍です。


私達は常に空気に影響されています。

勿論、呼吸もそうですが、目に見えない場の空気とか、絶対権威とか、言い出したくても言い出せない空気とか…
人の気持ちを支配する様な空気の影響を、少なからずとも受けたことがあるのではないかなと思います。

海外はもはやノーマスクなのに、今まだマスクを付け続けている…というのもある種「空気」なのかもしれません。という私わりとマスクをつけて「「空気」の影響を受けていますが…。


本の中に、今ピンとくる言葉を見つけました。

ある一言が「水を差す」と、一瞬にしてその場の「空気」が崩壊するわけだが、その場の「水」は通常。最も具体的な目の前の障害を意味し、それを口にすることによって、即座に人びとを現実に引き戻すことを意味している。(P97より抜粋)

空気が読めない…などの言葉があるけれど、
空気を換えるには、空気を読まず、水を差すことも大切なのかもしれない…。

われわれの通常性とは、一言でいえばこの「水」の連続、すなわち一種の「雨」なのであり、この「雨」がいわば”現実”であって、しとしと降りつづく”現実雨”に、「水を差し」つづけられることによって、現実を保持しているわけである。(P98より抜粋)

空気に水を差すという事はエネルギーがいるし、背負うリスクも高くなります。
空気は完全、絶対だ!という価値に対し、水を差す存在は敵になるし邪魔になります。
差した水は厄介だと感じられるけれど、差し続けられる水があるからこそ現実が保持できる。
雨が大地を潤す様に、地球を保つには水を差していくことも大切。

なんかモヤモヤとした空気を一瞬にして変えてしまうのには水はありがたい存在なのです。

今日の雨は、まさに場の空気を換えてくれたような気がします。

雨上がりが清々しいのは、空気が変わるからなのかもしれません。
変わった新しい空気の中、やるべきことをやっていこうと思います。