■時間とは命の時間
ありがたいことに、これまでは弊社スタッフで回ってた仕事も、人手が必要になってきています。
ここ最近、信頼おけるプロの指導者仲間に、お仕事をお願いして同行していただくことが増えています。
私も企業や団体と関わってお仕事をさせていただく時は、業務依頼書と承諾書と言うものを交わすのですが、これはお互いの約束の証みたいなもの。
口頭でも意思表示の合致があれば契約は成立し効力が生じるのですが、お互いのトラブルを防止するために、お互い約束した事項を書面で確認することはとても大切だと思っています。
人が動くという事は、人の時間をいただいているということ。
時間は命の時間です。
その大切な時間に、お金と言う対価があることは当然のことだと思っています。
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ここ最近業務依頼書や承諾書が無かったことで、自分が失敗してしまったなと思った事がありました。
私の大切な時間(総括、営業、広報、アテンド、会場運営など全て)を無償として消費してしまいました。
後から依頼のあった別のお仕事を断って時間を割きましたので残念に思います。
最初に損益分岐や報酬のことを確認するのですが、知人だから…となぁなぁになるのではなく、ボヤッとしていることを明確にしておく必要がありました。
また、対価を払って形のあるサービスと引き換える事と違い、私が提供する形には残らないサービス。
健康に関わる重要な仕事だと思っているのですが、残念ながら形を重視している方や趣味だと思ってらっしゃる方との間に考え方の差が生じてきます。
大人が動いているのに〝ただで〟とは自分は他の人には言わないですし、仕事として生計をたて誇りを持って向き合っていますから、自分の労力を無償で提供することも避けています。
その道で生計を立てている職業の人に、無償で何かを提供して欲しいとは、決して思わないと思うのですが…。たとえば、お医者の友達に無償で手術や診断をしてくれとは言わないでしょう。
しかし、趣味やボランティアでやっていると思っていらっしゃる方は、無償が当たり前であり、お金を掛けずにサービスや情報を受け取りたいと思って当然なのかもしれません。
どちらも間違っていないので、不快に思ってしまうのはこちら側の都合なのかも知れませんね。
お互いの考えや価値観が共有できてないという事です。
時は金なり…人の時間は命の時間。
命には限りがあります。
貴重な時間は無駄にしてはいけない。
そう思います。
しかし、この経験を通し物事をブレイクダウンできたことで、決して無駄ではなく、今後の対応や関わりを慎重にしよう…ちゃんと自分の意志を明確にしよう…と気付かせてくれたことは収穫でした。
今日は、業務依頼書を何件かつくりました。
関わってくださる方々の大切な時間をいただくのですから、お願いする内容や値段を明確に。
お願いした仕事に愛を持っていただけるように、環境づくりにはげみます。
関わってくださる皆様、どうぞよろしくおねがいします。