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健康サポートプロジェクト

合同会社健康サポートプロジェクトです。 10数年にわたって健康経営を推進する企業・団体様向けに健康セミナーや研修コンテンツ等で具体的なサポートをおこなってきました。 福利厚生や労災対策として従業員の方が生活習慣の中で無理なく継続できるエクササイズをご紹介します。

エストロゲン子の美活ウォーキング

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2022年12月

2022年12月18日 (日)

■歩く休日

長い出張は、規則正しい生活をしていました。

夜22時には眠り、朝6時前には自然に目が覚める…
そんなサイクルが体内時計にインプットされているのか?
今朝も、5時半に目が覚めました。

これは、よい生活習慣ですね。



朝ウォーキングを済ませ、常備菜を作りました。


自分が食べたいものばかりになってしまいましたが、ちょこちょことお皿に盛ると上等なランチに見えます。

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アルコールはしばらく控えており、ノンアルで楽しむ家ランチ。
やっぱり家ご飯は最高です。



午後からは、梅田に出てお買い物。
お出かけするだけで9000歩。
9000歩といえば、高血糖・脂質異常症の改善が期待できる「病気予防のライン」と言われる歩数です。
『正確に言うと8000歩、うち20分早歩き』

(中之条研究)

日本人は座っている時間が世界で一番長いと言われているのはご存じでしょうか。
平均で1日約7時間座っているというデータもあるほどです。
また座っている時間が長い人ほど寿命が短いこともわかっています。

特に平日デスクワークが多めの方は、「疲れた…」と言って週末お家でゴロゴロしてしまうのは勿体ないので、ちょっとお買い物や散歩に出かけてみると運動不足がリセットできますね。

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この3ヵ月、いつもより少し量を抑えていた小麦も解禁です。

ずっと食べたかった銅板で焼いた〝パンケーキ〟
すごく美味しかったです。
間食としてはボリュームがありましたが、9000歩あるきましたから「良し」としましょうかね。

2022年12月17日 (土)

■[令和四年十二月・花日記]さざんか

1週間ぶりにウォーキングができました。

しばらく見ないうちに〝さざんか〟が満開。
この前まで秋の風景を見つけながら歩いていましたが、もう冬の風景。
季節は確実に前進していますね。


〝さざんか〟は10~12月ごろ開花しますが、だいたい12月頃が開花の最盛期。

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♬さざんか、さざんか、咲いた道~焚火だ 焚火だ 落ち葉炊き♬

という歌のフレーズがある様に、冬の花の代表です。




山の専門家である尊敬する先生が、いつも歩いているウォーキングコースの花が咲いたら、あのスポットの花が咲く…そんなルールを作っておくと良い…とのことで、
私も「花日記」をこまめにつけて観察します。

令和四年の〝さざんか〟は、12月7日~12月17日の間に咲いたということでここに残しておきましょう。
これからは、椿やスイセン・シクラメン・ポインセチアなどが私たちの心を楽しませてくれますね。楽しみです♬


みなさんは、どんな冬の風景を見つけていますか?

2022年12月16日 (金)

■可能性

12月もあと2週間程度。
時間を見つけては今年の振り返りと来年の干支読みを行っています。
(「壬寅を振り返り癸卯を読む」記事は12月31日ごろUPする予定です)

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ちょうど私は今、冬の季節から春の季節へと移行する一歩手前。

私にとっての寒い冬の3年間はコロナ禍になってしまったという事もあるけれど、春の季節に芽吹かせ花開かせるために、暗闇でジャンプし続けじっと準備をしてきました。
でないと、次の春・夏・秋の9年間何も咲かなければ何も実らない。
この3年間に準備したことは必ず次の季節に繋がるはずなのです。


正式には令和五年の立春から、新しいサイクルに入り春を迎えます。
次のサイクルが私がめいいっぱい動ける最後の期間なんじゃないかな…
もしくはあともう一回かな…なんて思っています。


偶然にも、来年の干支「癸卯(みずのとう・きぼう)」も
「寒気が緩み、萌芽を促す」。

厳冬が去り少しずつ春の兆しが訪れたことが見えてくる…そんな干支。

春がそこまで来ていますね。





今日は、春までにやっておきたいことがあり、お仕事として協力して欲しい人に連絡を取りました。

コロナ禍では、誰もが進化を遂げました。
連絡を取った方も、コロナ禍において自分ができることの可能性を広げた人です。
おかげさまで、その可能性の力をお借りすることができます。
一緒に螺旋階段を上がるようにステップアップできるのが嬉しい限り。

次の季節に向けて準備しよう!


いろいろ形になって来ましたら、皆様にもシェアしますね。

2022年12月15日 (木)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㊴ 2022.12.15~17[最終回]

*2022.12.15 術後7日目
夫に「動き過ぎじゃないか?」と心配されながら…
退院した昨日からぼちぼち家事を
再開しました。

昨夜は少しぐったりとしましたが、今日は昼間1時間だけ横になってお昼寝をした以外は起き上がっています。

もともと痛みに強いせいもありますが(鈍感だということです。自慢できません。)、12月11日以降鎮痛剤のお世話にならず、お腹の痛みも気になりません。

昨日までかすれていた声も、少し出るようになってきました。
大腿四頭筋や膝裏が伸び、背中を丸めて歩かなくなり、夫は「動きが早くなっている。」と驚いていました。

ほんの少しだけ速く歩けるようになったので、夕食の買い物にも行けました。

腹筋を切って開腹しているので、背面で体を起立させるので背中や腰が凝ります。背筋弱いみたいです。
腹筋って大切ですね。腹筋が復活するのはいつになるやらですが、使える様になったら背筋も鍛えよう。

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昼ごはんもたっぷり。
コーヒータイムはまったりできました。

※ミートボールは石井の無添加。まだミートボールまでは作れないけれど、少しずつお料理もしていきたい。

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夜は義母さんがおかずをいくつか持ってきてくれ、私も「すき焼き」を一品作りました。
よし!また少し前進だ。

*2022.12.16 術後8日目
コロナ禍で始めた毎日の床拭き。
入院中は夫がしてくれていました。

今日から私の床拭きが復活。
重力の負担をかけない四つ這いのフォームは腹圧を鍛えていくスタートには良い感じです。

階段の上り下りもOKで、今日は愛犬の散歩や買い物にも行けました。

まだ腕振りをすると腹部の筋肉が動くので大胆な腕振りはできませんが、術後8日目だとは思えないくらい動きやすくなりました。

もう子宮筋腫には悩まされていないし、少ない距離でもウォーキングを再開したら、そろそろ「エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて」の連載はやめようかと思います。

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そうそう!買い物で「5㎏の米袋を持ってみよう!」と試みたところ、ちょっとお腹がピキッとしたのでやめました。
要は5㎏の米袋はとても重いですね。

こんなものを…よくぞ医師の先生方、お腹から出してくださったものだなぁ。
重かっただろうに。

私のお腹は5㎏減って軽快で、愛犬の散歩では、体がスイスイ前に進んでしまい時々スピードを押さえました。
体が軽いと嬉しくなって動き過ぎてしまいますが無理は禁物です。

さて栄養面ですが、病院では採血が終わり点滴が取れた瞬間から、こっそりビタミンC のサプリを摂取。

退院後は、
●朝/ビタミンC・B・E
●昼/ビタミンC・青梅エキス・プロテイン
●夜/ビタミンC・鉄

…これらは欠かさずに摂取するようにしています。


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食事もしっかりと摂取し、友人から頂いた回復セットの甘酒、モリンガ、ムクナ豆を合間にいただいています。
回復セットを摂取し始めてから目の疲れが減ったように実感しています。


なんせまだ体重は43㎏ですので、しっかり食べて45㎏にはしたいなぁ。
早くモリモリ筋トレがしたいょ…。

*2022.12.17 術後9日目[thank you 最終回]
布団の中で伸びもでき、ひさしぶりに良く寝たな…と、スッキリとした寝起きでした。

病院で1週間、22時消灯・6時起床生活をしていたら、退院後も22時には眠くなり、朝6時前には目ざまし時計を使わなくても起きれる様になりました。

規則正しい生活リズムを作るには3週間から1ヵ月と言いますが、1週間程度で体内時計にインプットされるのかもしれません。

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今日は動いてないので、あまりお腹が空きません。
朝はコーヒーだけで、ランチはちょっこり。


ランチの1時間後、時間差で白米だけいただきました。

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夕食は夫がパスタを作ってくれました。

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今日は炭水化物摂取が多めの日となりましたが、炭水化物はやっぱり美味しいなぁと思います。



K先生によると、術後の傷テープは剥がれたらもう貼らなくてよいとのことでしたが、愛犬がお腹にダイブしてくるのが怖いのでもう少し貼っておくことにしました。

肌は強いと思っておりましたが、ドレーンを固定していたテープで肌がかぶれていました。
〝肌が弱い〟というフレーズは、か弱い乙女の様でちょっぴり嬉しいですね。

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夫が「アトレスケア」というテープを買ってきてくれました。




夕方ウォーキングに出かけてみました。
今日は4㎞歩けました。

日々、立つこと、歩くことを意識して実践時間が長くなってきたので、足裏や足の形がしっかりしてきました。

また驚いたのは、今まで右足の外旋がひどかったのですが(ガニ股)、筋腫を取ってから前よりも足が今までよりも真っ直ぐ前に出ること。

ガニ股は右の内転筋が弱い!大殿筋が硬いせだ!…とばかり思っていましたが、筋腫の存在がそうさせていた様です。

まだ毎日歩いたり走ったりしていた距離の3分の1にも満たないし、スピードや歩幅も3分の1ですが、昨日との違いは腕を振って歩けるようになったこと骨盤の回旋があっても腹部が痛くなかったこと。
日々前進していますね。

開腹手術は、1~3日で表面はくっつきますが、中はまだ。
糸がとけるまで負荷をかけすぎると炎症状態になってしまいます。

そんなことで日常に戻るには少し時間がかかると思いますが、次への新しい自分を構築していくのだと捉え、丁寧に過ごしていきます。

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すっかり満開のさざんか。1週間ウォーキングをサボったら、えらい季節が前に進んでしまった。

体を動かすと発見があります。

運動をすることの1番の目的は「自分の体を知ること」。

毎日何かしら体を動かすことで
「今日は調子が悪いな、今日は調子が良いな。」
「ここが硬いな、可動域が小さいな。」
など、自分の体のちょっとした変化にも気付くことが出来ます。

〝退院後に活動量が多くならないように…〟禁止事項が色々あるのですが、
「いつまで活動量を減らしたらいいの?」
「腹圧をかけずに生活するのはいつまでしたらいいの?」
など自分で決めきれない方
が多いのではないでしょうか。

人によって日々の活動量が違うし、体力も回復力も違います。
資料やマニュアル通りに過ごすことが必ずと言って体に良い事なのかと言えばそうではないと思います。

しかし、日々何かしら体を動かすことを継続していると「どこまで動いて大丈夫なのか?」と術後の体と相談しながら自分に合った生活することができるのです。


運動は、自分の体のことを教えてくれる一番のトレーナーです。


日々、体を動かしてみませんか?




みなさんを驚かせ心配させてしまい申し訳ございません。
回復状況も日々前進し、だいぶん日常に戻りつつあります。
早く元気な姿をお見せできるよう、日々リハビリにつとめています。

痛くて苦い経験によって、1人でも多くの女性に運動の大切さや、女性の体のことをお伝えしていくことがこれからの私の使命となりました。
女性のみなさんの笑顔とHappyの輪が広がるように活動していきます。

それから、大切な事を3つ、最後にも申し上げさせてください。

①毎年子宮周りの検診をしておくこと(子宮筋腫がある場合は経過観察) 
②子宮筋腫がある場合はどんなタイプの子宮筋腫か知り、勉強すること
③納得いかない場合セカンドオピニオンをすること

この大切な3つは、必ず貴女の、または大切な人の体やの命を守ること。
連載を読んでくださり、少しでも心に引っかかった方は、行動に移してみてくださると嬉しいです。



さてさて…

この連載を書き始めた頃は200ページくらい書いて本にして、周囲の方に配布しようかと思ったんですが、闘病の事ばかりでは読まれる方も疲れてしまわないかと連載は簡潔に。きりのよい㊵という数字で終わろうと思っていました。

しかし、回復も順調で「ありがとう」だけに少し早く㊴でフィナーレを。
…エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされては、これにて最終回です。
この後の記録は、日々のログやリハビリの様子は「ウォーキングライフ」をご覧いただき引き続き応援くださると嬉しいです。

最後まで読んでくださった皆さま、
医療従事者の皆様、
そして家族や友人、お取引先の皆様に、お客様…
ほんとうにありがとうございました。

健康第一です。
皆様の健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、終りにいたします。

2022.12.17 エストロゲン子(坂田 純子)

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■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㊳[子宮や卵管がなくなったらどうなるの?]

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子宮と卵管を失ったことで、これから自分の体がどうなってくのかを知りたくて勉強中です。
色々学んだことをまとめておきます。

謎:子宮や卵管が無くなるとどうなるの?

子宮や卵管がないことで、生理は2022.12.08を持って強制終了しました。

しかし、子宮が無くなってしまった瞬間から閉経ではないようです。

私の場合はまだ卵巣が2つ残っていますから、普通に子宮がある方と同じようなスピードで女性ホルモンの分泌の低下に伴うように閉経を迎えていくようです。


卵巣の働きは、脳から指令が来たら女性ホルモンを分泌すること。
女性らしい体を作ったり、
肌や髪の潤いを保ったり、
骨や血管、脳、自律神経の健康を保ったり、
悪玉コレステロールを減らしたり、
肥満を予防したりと役割が盛りだくさん。

子宮や卵管を取ってしまったからすぐに女性ホルモンの恩恵が受けられなくなる…という事は無いのです。

私のキャラ名のエストロゲン子と言う名前も、まだ引退しなくて済みそうですね。
ゆるやかに老化していけるように生活習慣に気を付けます。

謎:排卵は起こる!内臓は移動する…


不思議なのは、子宮が無くなっても排卵は起こり、卵子は排卵されると卵巣の表面に付着し2~3日で自然消滅するとか…。

また、5㎏という大きな筋腫や子宮があった場所はどうなるのか謎です。

前にK先生に質問したところ、もともとあった内臓が元の位置に戻るだけで、お腹の中でぐちゃぐちゃになることは無いとの回答がありました。

私の腹部には5㎏の筋腫があったものですから、内臓はかなり上に押し上げられていました。
今はと言うと…急激に広くなった部屋で胃や腸が動き回り、正常な位置に戻ろうとしているのを日々感じています。

なんて人体は不思議なのでしょうか。

謎:子宮全摘のメリット

子宮を全摘してしまい、もう妊娠する可能性はありません。

子宮を失う事で気分的な喪失感が残る人もいるそうですが、私の場合、妊娠したいという気持ちは既にありませんし、子宮筋腫による圧迫や再発の心配がないことや、子宮頸がん・子宮体がん・卵管がん・卵巣がんの心配がなくなることの方がメリットが大きく感じております。

なので喪失感はありません。→いまのところ…


とはいえ、両親からいただいた体なので、何一つ欠けるのも本当は悲しいですが。

また今後どのように自分の体と向き合っていけばよいのか?
卵巣はお腹の中でどうなっているのか?
腸の周りをウロウロする説と、血管や靭帯で繋がっている説など色々なので、
来月の術後経過診断の時K先生に聞こうと思います。→K先生にお伺いした結果(2023.1.11:術後1ヵ月検診)

つづきはこちら㊴へ


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■ムスビ

長い出張から昨日帰ってきました。

出張期間にAmazonプライムで観た「君の名は。」

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画像・映画「君の名は。」より(Amazonプライム)

この映画は6年前に公開された映画で大ブレイクしましたが、



観ていませんでした。




異性同士が入れ替わるストーリーって…小学校の頃に読書感想文で読んだ小説「おれがあいつで、あいつがおれで」っぽいのかな…なんて勝手に思っていて、アニメだし…と食わず嫌いをしていましたが…

観てみたら、「おれがあいつで、あいつがおれで」+「マトリックス」+「ドクターストレンジ」の恋愛ストーリー版、いや!どれにも喩えられない!!
そしてビックリするほど面白い。

続けて「天気の子」も鑑賞し、次は現在公開されている「すずめの戸締り」も観たくなりました。




「君の名は。」の中で、一葉おばあちゃんが三葉たちに言うセリフの中にこんな言葉があり、心に刺さりました。

 
「土地の氏神様をな、古い言葉で産霊(むすび)って呼ぶんやさ。
この言葉には、ふかーい意味がある。
糸をつなげることもムスビ、
人をつなげることもムスビ、
時間が流れることもムスビ。
全部、神様の力や。
わしらの作る組紐もせやから神様の技。
時間の流れそのものを表しとる。
より集まって形を作り、ねじれて、からまって、時には戻って、途切れ、またつながり、それがムスビ、それが時間」








私は、2015年からBLOGのコメント欄を閉じています。

理由は、7年前あたりからBLOGのコメント欄に誹謗中傷や嫌がらせのコメントが入るようになったから。

このBLOGのプラットフォームは有料で、発信者を特定することが出来ますし、個人のBLOGまで観に来て変なコメントを入れるなんて…。
今なら「何を書こうが放っておいてくれ!嫌なら見に来るな!」と思えるのですが、当時は私も可愛くて、人の目を気にしてコメント欄を閉じました。




しかし、これがいい方向に転じて…

2015年、まだコメント欄が開いていた時にコメントを書き込んでくれたKちゃん。
管理画面のコメントは2015年から止まったままですから、BLOGを書き続けるたびに7年間ずっとKちゃんのコメントが表示され続けていました。

BLOGを更新するたびに「会いたいな…何してるのかな…」なんて思っていました。


 
〝より集まって形を作り、ねじれて、からまって、時には戻って、途切れ、またつながり、それがムスビ、それが時間…〟


映画「君の名は。」を観て、一葉おばあちゃんの言葉を聞いて決心!

Kちゃんに連絡を取ろう!そう思いたったら、勝手に指が動いて…
14年前に教えていただいたアドレスにメールを送っていました。




14年前、私達が出会ったのは「アクアインストラクター養成コース」
私は講師で、Kちゃんは受講生でした。
この養成コースは第一期で、私にとっては最初のアクアインストラクター教え子たちでした。

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なんでも初めて…は、アレヤコレヤと欲張りすぎますし、力が入りすぎてしまうものです。

私はとても未熟でしたので、彼・彼女たちに多くを求め、〝喜怒哀楽〟はげしいドラマ金八先生のような養成コースになってしまったかと思います。
一期生のみんなが好きでしたし、今でも大好きなのには変わりありません。




久しぶりに連絡が取れたKちゃんは、結婚し二児の母になっていました。
急に会いたくなったのではなく、ずっとずっと会いたかったので…すごく嬉しい。

 
より集まって形を作り、ねじれて、からまって、時には戻って、途切れ、またつながり、それがムスビ、それが時間…〟


私達はムスビ。

14年ぶりに会えることになりました。
いっぱい聞きたい事もあるし、話したいこともあります。
再会の日を楽しみにしています。

ブレイクした6年後に鑑賞した「君の名は。」は、Kちゃんと再会するために、神様が「今」見せてくれたのかもしれません。
再び結ばれましょう。

2022年12月14日 (水)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㊲ 2022.12.14 術後6日目[退院]

2022.12.14 術後5日目[退院]

退院日の朝。
窓辺に移動しての食事は今日で最後。

毎日誰かが作ってくれた食事が運ばれてくるなんて機会はほとんどありませんから、嬉しいような寂しいような…複雑な気持ちでいただきました。

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「病院食は美味しくない!」と聞くけれど、出汁や味噌・醤油を使って割としっかり味がついているので、とっても美味しくいただくことが出来ました。
この1週間の食事メニューの豊富さは料理の勉強にもなり、自宅でも作ってみたいです。


10時になり、いよいよ退院です。
病院には夫と義父が迎えに来てくれました。

コロナ禍で面会禁止でしたし、病棟内は思ったより声が響くので1週間電話無し。ほぼメッセージアプリで文字での会話でした。
久しぶりに合うと、ホッとして目頭が熱くなりました。

夫は「ちょっと過激なダイエットをしたな…。おつかれさん。5kgって…筋腫に食費返して欲しいと言いたいわ。
」と優しく言いました。

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外に1歩踏み出す。
もうもう、それは初めて見た景色の様に、見るもの全てが新鮮でキラキラして感動です。


よくドラマや映画で、刑務所から出てきた人が「シャバの空気はうまいな」と言うシーンがありますが、まさにその言葉がシックリくるような瞬間。


まだ完全治癒はしていないので、骨盤回りに負担がかかるようなことをしてはいけないのですが、部屋に閉じ込められた子犬が外の世界に憧れ、窓の外を毎日見つめる様に眺めていた公園をソロリソロリと2㎞程度歩いてみました。


お腹を切っているから背中は亀のように丸いし、大腿四頭筋や膝裏も伸びなくて、後ろからおじいちゃん、おばあちゃんにドンドン抜かされましたが、自分の足で歩けることがとても嬉しかったです。


入院する日は紅葉していた落葉樹も、昨日からの強風ですっかり上着を脱いで、冬の装いとなりました。
季節は前に進んでいます。
私も少しずつ前に進みましょう。

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義父にカフェに連れて行っていただき、1週間我慢した大好きなコーヒーをやっと解禁。
豆の香りや口の中で変化する風味をたっぷり時間を掛けながら楽しみ味わいました。


自宅に戻り、溜まりにたまった洗濯や買い物は夫がしてくれ、すぐに落ち着きました。

お取引先に「戻りました」という報告を入れ、少しだけ社会に復帰したような気がしました。

お友達から回復セットが送られてきました。
本当に嬉しく、しっかり治癒につとめます。

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ビタミン・ミネラルが豊富なモリンガ。
ドーパミン分泌に期待が持てる元気の源ムクナ豆。

飲む点滴の甘酒。
術後の体に嬉しいです。


待つ長さ
過ぎ去る速さ
生きる今

この言葉は、手術前に某お寺の前で見つけたもの。

未来を待ち遠しく思っていたけれども、目の前に来ればあっという間に過ぎ去って行く…。
そんなことを教えてくれるような言葉です。
1歩1歩、今を大切に生きていきましょう!

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これからはこれまで以上に体を労り、健康第一を意識して過ごしていきます。

助けてくださった担当医や手術に関わった医師、ナースのみなさん、ありがとうございました。

お取引先の方やお客様ありがとうございました。
家族やお友達、元気づけてくれてありがとう。


昨日よりも今日、今日よりも明日、明日よりも明後日。
回復に前進していきましょう。

日々是好歩

良い日も悪い日もどんな日も愛おしい日。
1歩1歩楽しんでいきましょう。

つづきはこちら㊳へ

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2022年12月13日 (火)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㊱ 2022.12.13 術後5日目[衝撃的]

2022.12.13 術後5日目[衝撃的]


2時間おきに目が覚めてしまいます。

今まで筋腫に押さえつけられていた膀胱が解放されてポ~ッと気が抜けているのか…トイレが近くなっています。

午前2時にお通じあり。
前日に飲んだマグミットが効いている様です。
腹圧や腹筋を取り戻して、薬を使わなくてもスッキリ出る様になるには、どれくらい時間がかかるのかな。

そういえば、夫に術後から便が出ていないと報告すると
「ずっぽーん🎵ずっぽーん🎵」(作詞作曲・夫)と謎の便秘解消の歌がメッセージアプリで送られてきていました。

この日の午前2時のお通じを皮切りに、マグミット無しで半日ごとに出るようになりました。
これは、夫の「ずっぽーん」の歌の効果があったということでしょうか。

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ほぼ大半の時間を窓辺に椅子を置いて過ごす様になり、ベッドの上で過ごす時間はグンと減りました。


今朝は点滴の針も抜け、少しずつ動きやすくなってきました。
術後開けられ無かった目も今朝はわりとパッチリ開いています。
シャワーも自分で浴びることが出来ました。

確実に回復への道へと進んでいることを実感しています。




予定では14日~19日のうちにするはずの術後検診が夕方にありました。


手術前日まで毎日10㎞程度は歩いたり走ったりしていて、起き上がり・立ち上がり・歩くの足腰がわりとシッカリしていたこと。
入院期間中の食事はほぼ完食していたこと。
点滴や鉄剤投与も早い段階で無くなったこと。
鎮痛剤を使っていないこと。
回復が早いとのこと。

そんなことで、なんと‼ 予定より数日早く明日退院できることになりました。

内診が終わった後、K先生にどんな流れで手術をしたのかを写真付きで説明を受け、自分の子宮や筋腫・卵管の写真を見せていただきました。

複数枚ありましたが、1枚目は自分の頭くらいの大きさの真っ白いホルモンのような筋腫をお腹から取り出している様子。
35cmとあまにりも大きくて、いったん子宮と切り離さないと外に出せないので、まずは筋腫を取り除いたそうです。

それから2枚目は子宮と卵管の写真。
子宮は毎月の生理で血流があり、栄養も溜め込むせいなのか真っ赤でした。

ちなみに子宮の写真には、7年前からあった野球ボール大の筋腫がコロンと1つくっついていました。
その筋腫の顔も子宮と同じで真っ赤で
まるで「私の方が先輩なのに、あとから来た後輩筋腫の態度が大きい」と怒っている様に見えました。


筋腫と取り出した臓器含め5kg以上。
うちの愛犬の重さがちょうど5㎏なので、愛犬1匹を帝王切開した感じです。

そんな大きなものがずっとお腹に入っていたと思うと…なんて恐ろしや…。

K先生に、この状態で日頃の運動指導やフルマラソンやウルトラマラソンを走ってたと言ったら

「ええええ!これで???」
びっくりされて
「いやータイム上がるよ」と言われました。


しかし、軽くなったからタイムをあげるという欲は無い。
これからは体をもっともっと労って生きていきたい方の優先順位が高くなりました。
健康と楽しさ前提で体を動かしていきたいと思います。


写真はかなり衝撃的だったけど、見ておいて良かったと思います。
しっかりと記憶に焼き付きました。


「家族に見せるのに写真をプリントアウトする?」
とおっしゃってくださいましたが、全て置いて帰りたく、喜びも悲しみ怒りも共にしてきた子宮たちに感謝と、溜め込んだ筋腫にサヨナラを告げました。


筋腫の病理検査もOK!良性!
血液検査も良好!

そんなことで、早く家に帰れるんですよ~。




ぺったんこのお腹に慣れなくて、術後は枕を乗せて寝ないと眠れませんでした。
しかし、ようやく
仰向けで眠れるようになり、万歳しなくても呼吸が楽になりました。
とても幸せです。

そういえば、手術前にもう着れないと思って捨てちゃったスーツやドレス。
捨てなければ良かったかな…。
今なら10代の頃の服も入りそう(笑)

がんばったご褒美に1着あつらえます。

つづきはこちら㊲へ
 

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■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㉟2022.12.12 術後4日目[自分以外の人の回復]

2022.12.12 術後4日目[自分以外の人の回復]

昨夜は痛み止めを使いませんでした。

痛みでは起きないのですが、定期的に打つ抗生剤でお小水が近くなり、2時間に一回くらい起きています。
今まで5kgの筋腫に押されていても頻尿にはならなかったのに。


朝6時ごろ術後はじめての便通あり。
食べた量に対して少なすぎるけど、出るものが出るって嬉しいものですね。

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自分で体拭いて着替えて身の回り綺麗に。


まだ術後の炎症症状が少し見られるので、無理してはいけないそうなのですが、院内のコンビニまで買い物に行きました。
診察に来られたK先生に「調子はどうですか?」と聞かれたので、院内を1.5kmくらい歩いたと言ったらビックリされていました。

腹腔鏡手術の方の退院は早めだし、隣のベッドの乳がん乳房切除の方も、入院して来た日よりスタスタ歩いてちゃんと喋れるし、みなさんの体調が良くなっているみたいで微笑ましかったです。
自分が手術を経験したおかげで、毎日自分以外の誰かの回復が喜びとなりました。
これも自分の成長の一つだと思いました。

午前中、鉄剤を点滴しながら、ドレーン(お腹の血液や水分を出す管)を抜きました。
繋がれていた管がひとつひとつ取れて、どんどん自由に動き回れるのは嬉しいこと。
あとは点滴の針だけです。

ドレーンを抜きに来られた先生たちに
「今年いちばんの筋腫の大きさでしたか?」と聞くと
「ここ数年まれに見ないくらいの大きい筋腫だった」とお答えくださいました。

という事は、今年1番だったようですね。
嬉しいような、喜んではいけない様な…。

うすくなったお腹の中で、どこに行こうか彷徨っている内臓たちが動く感覚は不思議なもので、まるでエイリアンがお腹の中で生きている様です。
このエイリアンの動きはいつまで続くのだろう…。

聞くの忘れたな…。

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「決断する」という、松陰神社の猛お守りを持参しました。
決めて断つのが「決断」
2022年は決断の1年

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2022年12月12日 (月)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㉞ 2022.12.11術後3日目[医療の発達にあやかる]

2022.12.11 術後3日目[医療の発達にあやかる]

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痛み止めの点滴をやめたので、またまた夜中にチクチクお腹が痛み眠れません。

午前2時にロキソニンをいただいて、2時間ほど眠ることができました。

薬はありがたいのですが、開腹跡20㎝以上の傷の痛みを麻痺させてしまうロキソニンは、なるべく飲みたくありません。
なので自分の中でルールを作り、八ヶ岳で膝を割った時の痛さを目安に「あの時の痛さを超えたらロキソニンをいただこう」と決めました。
→結局、八ヶ岳の怪我の痛さ以上を超えることは無かったです。


よく周囲に「マラソン大会で良い成績を出したいから…。」「体が痛いのでロキソニンを飲んでトレーニングする…。」とロキソニンを飲んで走る事に挑む方がチラホラといました。

価値観の違いだし、自分の人生観を人に押し付けるのはよくありませんが…
そういう方をお見掛けするたびに内心では「自分の体のことをもう少し考えて。」と思っていました。

だって開腹手術したばかりの強い痛みを消すくらいの鎮痛剤ですから、胃粘膜への負担や腸内環境など内臓への影響の方が心配だと思うのです。



「開腹手術後は腸閉塞に気を付けて便通を良くしましょう…。」とのことですが、なかなか便通がありません。
マグミット(便を柔らかくして腹圧を掛けずに排出しやすくする薬)をすすめていただき飲みました。
お通じを良くするマグミットと腸内環境が心配なロキソニンを一緒に飲んでいいのか?なんだか矛盾している気がしたのです。

ナースさんに「一緒に飲んでいると便は出にくくないですか?」と質問したら「大丈夫」とのことで、飲みましたが…。なんて面倒くさい患者だと思われたでしょうが、
自分の体に入れるものなので、ちゃんと考えて納得してから行動したいのです。

しかし、抗生剤をはじめロキソニンやマグミットなど…ありがたいものですね。
医療や薬が発達する前の手術はもっと辛くて痛かったんじゃないかと思います。

なるべく薬の恩恵に頼らず、退院後は食事と自己免疫でなんとかしたいな。
自己免疫は最強の薬です。





ようやく寝返りをうつのも少し怖く無くなって来ました。
朝方、腸の動きが活発になってきたのか?ガスも連発。

初日隣にいたおばあちゃんは豪快なガスの音を連発させていたけれど、私は音も無く…しょぼい溜息の様なガス。

術後から毎日のように「ガスは出ましたか?」とナースさんに聞かれていたので、早く報告したくてしたくて…まるでお母さんに褒められるのをワクワクして待つ子供の様でした。





起き上がりは咳き込みます。

全身麻酔手術時、器官挿管と言って、口からチューブを入れて麻酔ガスや酸素を送る器具を装着されるのですが、そのチューブが突っ込まれていたせいで、ずっと喉が痛くてイガイガして咳き込んだり、むせたり。


〝咳とくしゃみは、お腹押さえながらするとましですよ〟とナースさんが教えてくださり、お腹を押さえながらするのですが、やっぱり腹筋が崩壊しそう。
腹圧は何て大切なのだろう。
咳もくしゃみもゲップも嘔吐も排便も呼吸も…みんなみーんな腹筋を使ってるんだなぁ…と改めて思いました。



連日自分で身体を拭いて着替えて。
体拭きに来たナースさんが、窓辺で立って着替えている私を見てビックリされていました。

自分でできるって、喜ばしいことです。

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この日から朝も昼も夜も食事はすべて完食。

心配して応援してくれた友達に「手術終わりました」の報告メッセージをする力もありました。
報告した友達の数は、そんなに多くはありませんが大切な人たちです。

はやく元の様に動き回れるようになりたいな。
お友達にも会いに行きたいな。

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