「日日是好歩」大阪・ウォーキング教室　ウォーキングアドバイザー坂田純子の足繰り行く日々

　～ウォーキングエコノミー～
「歩く経済速度について考える！速くもゆっくりも実は疲れる」 　

⳹　今日の放送のポイント　⳼

ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子です。

12月5日の音声ブログです。
「アルバムの日」
1年の最後の月、この1年の思い出を
アルバムにまとめる時期なんだそう。
ゲン子もまとめたかった内容を簡単にまとめました！
テーマは、～ウォーキングエコノミー～
「歩く経済速度について考える！速くもゆっくりも実は疲れる」です。

いつもよりプラス1000歩（600～700m）
プラス10分のウォーキングを増やすお手伝いができたら…と続けています。
ぜひ聞きながら、あるいてくださいませ♡
ご質問もお待ちしております♡

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YouTubeラジオ（月）～（土）毎朝5時配信→　♡♡♡
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12月5日金曜日
今日は「アルバムの日」です。
1年の最後の月なので、この1年の思い出を
アルバムにまとめる時期なんだそうです。
昔はフィルムを現像して奇跡の1枚を並べて
アルバムづくりをしたものです。
ゲン子はいつだって写真写りは悪いですけどね。
今でも昔のアルバムを1枚1枚めくるのは
過去を振り返る事が出来て楽しいものです。
今はスマホの機能が勝手にまとめてくれていたり
SNS自体がアルバムや日記の様な役割ですけどね。
今日は、この1年を振り返ってみるというのも良いかもしれません。
ゲン子の過去1年の振り返りは、もう少し先のこととして。
今日は最近よくある質問についての所感を語ってみたいと思います。

本当に最近多い質問なのすが
「Ｑ:お医者さんに速歩をやりなさいと言われたんですが…どうしたらいいですか？」
という質問です。

その方がどのように診断されたのか？ということや
今、生活の中でどれくらいの活動量があるのか？
その他、色んな情報が必要なので
「このやり方で、こうやりましょう」と回答は1つでは無いですが
１つ、言えるのは、本当にその方は速歩が必要なのか？ということです。

人間が立って歩くという動作は、生後1年後辺りから
これまでずっと無意識に繰り返してきた反射運動です。
向こうからやってくる歩き姿のシルエットを見るだけで
「あ！あの人が歩いてきた～」なんてわかるように
1人1人独特な歩き方を持っています。
育った環境や性格、年齢、性差、身長、履き物、
服装や運動経験、癖、生活動作によっても歩き方って様々なんですよね。
ですから、速歩に適した体力や歩き方をしているならば
それは、おススメなのですが…
そうでない場合、関節を痛めたり、転倒に繋がったりするので
正直な話…お医者様の運動処方はあまりあてにならないかもしれません。
なかには、運動を研究してきたお医者様もいますし
運動について詳しいお医者様も、ゲン子は沢山知っていますが
「速歩がいい」というありふれた運動処方は
ちょっと疑った方が良いかもしれません。

さて、ここからは本題に入りますが
歩く速度にはエネルギー効率が良く
楽に歩けるスピードと言うものがあります。
息切れしない・どんより筋肉に疲労がたまらない
いつまでも歩けそう…そんなスピードです。
これを経済速度と言います。

私たちは絶えず酸素を取り込みながら生活していますが
歩く時も酸素を取り込んで運動しています。
速く歩けばそのスピードに対応し
体に酸素を沢山取り込む必要が出てきますから
エネルギー消費も大きくなります。
（※ここではエネルギーとは酸素摂取量の事を指します）
酸素の需要と供給のバランスがとれている経済速度であるけば
疲労はしませんが、需要と供給が
追い付かない速さで歩くと疲労が蓄積するのです。

また逆に、一定の距離（同じ距離）を歩く場合、
お散歩のようにゆっくりあるけば使うエネルギー量が
少ないのか？というとそうではありません。
距離は同じでも時間が長くなるので、多くのエネルギーを使う事になります。
車もゆっくり走らせすぎると燃費が悪くなるような感じですね。
歩く速度はゆっくりでも、姿勢のバランスを保ち維持したり
筋肉を意図的に制御・減速すさせる必要がありますので、
ゆっくり歩くというのも多くのエネルギーを使うのです。

よく、100㎞走るマラソンランナーの方が
100㎞歩くウォーキング大会に出場し
「走るより疲れる」「走るよりキツイ」というのは
走ると歩く時に使う筋肉や体の動かし方が異なるのもありますが
距離は同じでも時間が多くなることによることだとも考えられます。

質問内容に戻りますが、要は、速歩ができる方は速歩で歩く。
歩き方や体力によっては、同じ距離なら
時間をかけて歩いてもいいので
まずは歩き方や姿勢をみなおしてみるだけでも
ゆっくり歩いても今よりも沢山のエネルギーを使うことができます。

速く歩いて速筋繊維を鍛える目的なのであれば
筋トレを補強運動として取り入れてもいいのです。
何が何でも速く歩いて、体のあちこちを痛めてしまわないように…と
ゲン子は願っています。
…

基本の歩き方は速歩もお散歩も同じなんですが
エネルギー効率でいえばスピードや距離、時間によって変わってきます。
自分の経済速度より速く歩いてもゆっくり歩いても
エネルギーの消費は大きくなります。
エネルギー消費が目的の方は、歩く速さや距離、
時間の工夫をすると良いですね。
でも、歩き方は基本になりますので、
ぜひ歩き方を身につけませんか？

あ～スッキリしました…。
ランニングやウォーキングを指導するとき、この経済速度について
いつも、わかりやすくまとめたい！まとめたい！と思っていたのです。
ランニングでいえばランニングエコノミーを
ウォーキングに変えてまとめたいと思っていました。

ある一定の速度で走る時、どれだけ少ないエネルギー（酸素摂取量）
で走れるかを示す指標をランニングエコノミーと言いますが
今日は歩くにい変えてウォーキングエコノミーといいましょうか。

この声のブログはわかりやすくお話ししてますので
情報としては全く足らないかと思います。
いつかまとめたいと思ってましたので
アルバムの日に簡単にですがまとめることが出来て良かったです！
さ！あなたは今日、いつもと同じ距離を速く歩きますか？
それともゆっくり？
またはあなたの経済速度で歩きますか？

今日もHappyな一歩を♡

■第500回～現在進行形のYoutubeMusicアーカイブ
※アプリをダウンロードいただけますと画面OFFで音声が聴けます。
ウォーキングや家事のおともに。

アーカイブ→　https://youtube.com/playlist?list=PLzTMndOargHe1BQTRsabjch_AqeNL6De_&si=6xcRpT-XrKcHSa3y

 

ウォーキングと聞くと「ただ歩くだけでしょ!」と思われるかもしれません。

私たちの生活の中には歩くという動作が多いにもかかわらず、
生まれてから今まで歩くことを誰からも教わらずに生きてきました。

しかし、日常で、多い動作である立つ・歩くはとても大切な動作で
ただの動きではありません。どんな動きの基本にもなっています。

オシャレな服を着ても、
勝負服を着ても、
立つ・歩くの所作が無造作であれば
それを活かすことはできないと思っています。

ほんとうのオシャレとは、
立つ・歩くの所作を知ること・整えること・実践すること。
そして、勝負服よりも信じられる「健康体力づくり」をすること。

今のご自身を客観的に見てみませんか？

あなたに合った歩き方を知り、日常生活で実践することで、
今よりもHappyに、ふわりと軽やかで
健康なカラダを手に入れましょう。

ウォーキングは忙しい人こそ、最も身近な健康体力づくり。

一生ものの「効果的で・美しく・カッコいい歩き方」を身につけましょう。

心も体も忙しい女性のウォーキングを後押し。
「あなたに合った歩き方」で今よりもHappyな世界へまいりましょう♡

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（junko sakata)

専門は、ウォーキングやランニング・エアロビックダンス・健康体操・生活習慣病予防・呼吸器循環器系に有用性のある有酸素運動指導など。民間フィットネスクラブや運動指導者団体の教育コンサルタントを経験し、「一生自分の足で歩くこと」を目標に、ウォーキングレッスンや地域ウォーキング指導員育成・企業健康セミナー、ウォーキングルートの開拓ほか、メディアやWEBのエクササイズ監修を行う。
SNS上でエストロゲン子としてウォーキング情報を発信中。