■【特集】冷えを解消・第二の心臓と言われる「ふくらはぎ」を動かそう!
大阪ではたらく運動指導者、
健康サポートプロジェクトの坂田純子です
■坂田 純子(さかた じゅんこ)
健康サポートプロジェクト・クリェイティブプランナー。
体操や企画を制作・監修しています。
関西を中心に運動指導者として活動中。
ウォーキングや健康体操、
生活習慣病予防、
呼吸器系・循環器系に有用性のある有酸素運動指導の専門家。
(→メディア関係・企業様にはこう紹介していただいています。)
ここ最近、
「身体の末端が冷えるのよね!」
「指先、足先が冷たいと何もしたくなくなるわ!」
そんな声を多く聞いています。
・・・と、言うことで
今日は、第二の心臓と言われるふくらはぎを動かして、
身体(末端まで)をあたためましょう!という記事を書きます。
まず、何故ふくらはぎが第二の心臓と言われるのでしょうか・・・。
それは、
心臓から送り出された血液は、体の隅々までめぐり、
各器官に酸素と栄養を運び、老廃物を回収し、循環しています。
ところが心臓の力だけでは血液循環はできないのです。
下半身に流れた血液は、そのまま上に戻るのはとっても大変。
下半身の血液を心臓に戻す役割が“第二の心臓”と言われるふくらはぎ。
ふくらはぎの筋肉が動くことでポンプの役割をし、下に流れた血液がまた心臓へと戻るのです。
じゃ、どうやってふくらはぎを動かすのでしょうか?
ふくらはぎを動かせば何故身体があたたかくなるのでしょうか?
・・・それは、「歩くこと。」
(走ることも、貧乏ゆすりすることも、足首や脚を動かすことすべて当てはまります。)
歩けば、ふくらはぎの筋肉が自然に動き、血液循環が良くなります。
温かい血液が身体を循環し始めると、ぽかぽかしてきます。
また、少し長い時間(10~15分以上)歩くような運動は、身体の毛細血管を増やします。
毛細血管が増えるということは、
例えば・・・今まで道(毛細血管)が無かったところに新しい道(毛細血管)が出来て「温かい血液」という荷物を運ぶことになりますから、末端まであたたまりやすくなるのです。
最近では、ふくらはぎを揉んだり、
足首から膝にかけての方向へ(下から上)手で少し圧をかけながらマッサージしても、
血液循環が良くなることがわかっています。
歩くことや
ふくらはぎをケアすることで、末端の冷えを解消しましょう!
また、興奮や緊張が続くと血管を収縮させやすい交感神経が優位になるので、
リラックスして、副交感神経を優位にできるホッとする時間も作ってみましょう!
ぬるめのお風呂にゆったり浸かるのも良いですね。
(水の中は、水圧の力で下半身の血液循環も良くなります。)