トマト
この季節に食べる冷やしトマトが大好きで、冷蔵庫には常にトマトが入ってます。
小さい頃、家の畑でトマトが採れた事を思い出すな~。
昔、恩師の牧野先生(福井県の先生です)が、美味しいトマトの作り方の話をしてくださいました。
それは、極力水をあげない事・・・スパルタ的に育てるそうです。
トマトの根は土の奥深くまで伸びる性質をもってます。
トマトがヤバイ状態になったら、『・・・み、水をくれ~~』と土の奥深くまで根を伸ばすそうなんです。
その結果、土から水分や栄養分を吸収して美味しいトマトになるそうなんです。
へえ・・・
子育てや教育も同じかも??
欲しい時に欲しい物を与えられるより、欲しくても手に入らなかったものを自分の手で手に入れた時って嬉しいし、学ぶ事も同じかもしれません。答えが解らないから、自分で答えを見つけに行動するから身につく・・・
この季節、食卓にトマトが並ぶたびに、牧野先生の言葉を思い出します。
今日は、もう1つ。相田みつをさんの本を紹介します(写真はAmazonより引用、左の純子のおススメの本から購入できます)
相田みつをさんの本は、社会人になってすぐに購入した本で、結構揃っています。
この10数年間、常に癒されてきました。
今日はその中の『いのちの根』を紹介します。上のトマトの話とよく似てます。
いのちの根
なみだをこらえて
かなしみにたえるとき
ぐちをいわずに
くるしみにたえるとき
いいわけをしないで
だまって批判にたえるとき
いかりをおさえて
じっと屈辱にたえるとき
あなたの眼のいろがふかくなり
いのちの根が
ふかくなる
(相田みつを『にんげんだもの』より引用・文化出版局より)
この詩は、私も色んな局面で常に思い出され、心に響いてる詩の1つです。
トマトがつらい時、黙って自分で根を深くして水を探すように、私達も、愚痴を言ったり怒らないで、大人にならないといけないんだな~と(年齢ばかり大人だけど・・・)その事で、しっかりとした『いのちの根』をはることが出来るんだなぁと。
お釈迦様も、五戒(不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句)を言わないと、となえてますもんね。
私は、深く根をはれる人間になりたいです。
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