フィットネスインストラクターの坂田純子です
「手抜きしていたんだ」
この言葉が頭に浮かぶと、もれなく高校時代に時間旅行です
昔「ビジュアルデザイン」と言う授業がありました。内容は、コンクールをめざして、ひたすらポスターを制作すると言うもの。
実は私、デッサン(素描)やクロッキー(短時間で人物を描写する絵)絵画(色彩で物の形や姿を平面状に描いたもの)は好きだけど、ポスター制作やクラフト(手工芸品つくり)は好きではありませんでした。
好きでなかったせいか、いつもダラダラポスターを描き、授業は男子としゃべって終わり、気が付けば、毎回コンクールの締切に間に合わないと言うなんだか煮え切らない学生だったと思います。きっと今、あの当時の自分に会ったら、拳骨したくなる様な感じなんでしょうね
あるとき、先生が青筋をたてて私にこう言いました。
「おまえは、手抜きしている!
」「おまえはデキルやつなのに」「このまま人生手抜きで終わるぞ」と
B全版のパネルで叩かれ(スパルタ教育が許される時代)、さらに・・・「明日までに仕上げなければ、おまえには単位やらない」
↑よく考えてみたらむちゃくちゃなコト言われてるんですが、単位欲しさにしぶしぶ行動し始めました(ちなみに、私ヤンキーではないよ。伝説は今も語られるくらい沢山ありますけど
)
実は先生、過去に私が県美展で優秀な賞をもらったのをずっと覚えていたのです。ただやらないだけで、やったらデキルコトをちゃんと見ていました。
半泣きになりながら、女の子には拷問サイズ・B全版の大きなパネルを抱え自宅へ帰り、オールナイトニッポンを聴きながら、朝まで一睡もせずポスターを描いたのを今でも鮮明に覚えています。
翌日は、あるコンクールの締切。
↑先生の計算済み
なんとか制作に間に合って、会場にパネルを抱え駆け込み提出。ホントにギリギリのすべり込みでした
****数日後****
ある日、自宅でテレビのニュース見ていたときのコト。
テレビの中から私の名前を呼ぶ声が!!
なんと、そのコンクールでグランプリ
新聞取材もあり、県庁で表彰です
(賞金も出たよ・・・高校生だから図書券にされてしまいましたが
)
グランプリの知らせを聞いた後の先生の言葉。
「おまえはデキルんだよ。今まで手抜きしてたんだ
やりかけたコトはやれ」
・・・すげ!心に響きました。
このとき学んだコト。
「デキルコトは手抜きしない」「やらなきゃ結果も無い」






実は今日、同じコトを養成の仲間に言いました。(だって、デキルの知ってるんだ~以前デキていたコトだったので)
そしたら不思議
「手抜き!!」と言った瞬間、デキタ!!(拍手)
このとき、20年前の自分のコト思い出しちゃいました。
ヒトにはカッコイイコト言いながらも、私は自分に甘くついつい手を抜いちゃうのですが、こうやってたまに思い出して奮起しています。
「手抜きしていたんだ。やりかけたコトはやれ・・・」か。先生もいいコト言うなぁ~たぶんこの先も、ずっと心に残る言葉でしょう・・・。
養成コースの仲間よ
「好きなコトするんだもん、手抜き、な
し
よ
」そしたら結果も自然とついてくる!きっとね~