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健康サポートプロジェクト

トレーナー・フィットネスコーチ・ ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

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2014年10月 9日 (木)

■有酸素運動と喫煙について【持久力・スタミナをUPするには】

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大阪ではたらく運動指導者、健康サポートプロジェクトの坂田純子です。


ウォーキング、ジョギング、ランニング、エアロビクスなど…
持久力やスタミナを向上させる有酸素運動を続けているのに、

「なかなか持久力が上がらない!」
「息切れがする」
「腰が痛い」
「疲れが残る」など。

こんな声を聞くときがあります。

また、せっかく運動を始めたのに、しんどいから続かない…。
こんなこともあります。

そんなとき、色んな原因が考えられますが、
喫煙をしていないか考えてみることも問題の改善には必要なこと。

タバコに含まれるニコチンは中毒性があり、覚せい剤とよく似ていて、脳や神経を興奮させる力があると言われます。


私もコーヒーが大好きで、カフェインが無いと生きていけない…
あと、お酒も好きなので、

ニコチンに依存することもなんとなくわかる気がします。
なので、一概に禁煙しましょうね!とはなかなか言えないのですが(ご本人の意思なので)、

いち運動指導者として、運動愛好家で喫煙する方に知っていただきたいことがあるので、今日は、有酸素運動と喫煙の関係について書いてみたいと思います。


■タバコの煙に含まれる一酸化炭素と、血液中のヘモグロビンの関係:

タバコ1本分の煙の中には、一酸化炭素が約20~30㎎含まれています。

血液中に含まれるヘモグロビンは、通常酸素が大好きで、
酸素と結び付いて全身に送られます。こうして有酸素能力が向上していきます。

しかし、一酸化炭素は酸素の200倍以上もヘモグロビンと結び付きやすく、
血液でヘモグロビンと結び付いて、カルボキシヘモグロビンとなり、全身に酸素を運ぶ働きを妨げてしまうのです。
つまり、酸素の結び付きよりも一酸化炭素の結び付きの方が強いのです。

血液中にカルボキシヘモグロビンがふえると、酸素を運べず、
組織へ栄養が行き渡らなくなり、息切れを起こしたり、持久力が低下したりします。
また、弱い組織に集まりやすいので腰痛や肩こりを引き起こしたりすることもあります。

それから、筋肉の回復には、血液の流れに乗った酸素や栄養が組織に届くことが必須なので、
疲労の回復もしにくくなるのです。(ちなみに、カルシウムの吸収も悪くします。)

長距離を走りたいランナーさんは、特に喫煙について考える必要があるのかも。

持久力やスタミナを向上させたいな…と思ったら。
生活習慣や嗜好品を見直す必要があるかもしれません。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

日々感謝★
運動指導者 坂田純子