■【肥満と糖尿病】大きいことはいいことだ?は、もう古い!エアロビクスで糖尿病予防。
大阪ではたらく運動指導者、
健康サポートプロジェクトの坂田純子です。
最近の学びは、仕事での必要性から、
呼吸循環器系や内分泌系の学びが多く、
お医者様の講座を中心に受講しております。
本日は、健康体操教室とスタジオ営業の合間に、
「糖尿病」について学んできました。
糖尿病になっていない段階や初期段階は、
運動で予防・改善できると言われます。
運動指導者としては、とっても興味深い内容ですね。
また、企業様や行政様、団体様が主催するイベント等で、健康セミナーを開催させていただくこともあるので、今回のテーマは必要性があり、ビンゴでした。
BLOGを読んでくださっている皆様は、
糖尿病についてご存知ですか?
今日は、糖尿病について簡単にまとめてみたいと思います。
■糖尿病って?
まず、血糖値とよく言いますが、
食べ物や飲み物を消化してつくられるのがブドウ糖。
このブドウ糖が、私たちの身体を動かすエネルギー源となっています。
ブドウ糖が血液に乗って細胞の中に運ばれ、内臓や筋肉で使われます。
血糖値とは、血液の中にブドウ糖がどれくらいあるかの値です。(正常は空腹時100~110mg/dl)
糖尿病は、細胞の中にブドウ糖が運ばれなくなって、血管の中にあふれている状態。
まるで、血管の中が溝川の様な感じに・・・。
この血糖値を下げるのはインスリンというホルモンしかないのですが、
糖尿病はインスリンが作用しなくなったり不足したりします。
また、恐ろしいことに、糖尿病になると平均寿命よりも10歳早く死に至るそうです。
■インスリンって何?
インスリンは、食べた後、急激に血糖が上がらないように調整してくれる働きをします。
また、血液の中のブドウ糖を細胞の中に取り込んで、身体を動かすエネルギーに変化したり、蓄えたりしてくれます。
インスリンは私たちがからだを動かしたり、血糖を下げたりする大切なホルモンなのです。
●今、糖尿病が増えている!
昭和初期は結核の患者さんが多かった日本。
このあたりは、お腹が空いていても我慢できる時代でした。
昭和30年代に「森永」が「大きいことはいいことだ!」というキャッチフレーズで大きなエールチョコレートが販売されました。
チョコレートだけでなく、何でもBIGサイズ。
食事も欧米化し、栄養も過多に。
そのうえ、高度成長期と共に暮らしも便利になり身体を動かす機会も減りました。
そんなことで、今、昭和30年代以降生まれの人に糖尿病が多いそうなのです。
一般に、生活習慣の悪さや肥満から来るのが2型糖尿病。
日本の糖尿病の95%以上はこのタイプになります。
●怖い合併症。
糖尿病になると怖いのが合併症。
目が悪くなります。(網膜症等)
人間は情報の生き物。
目からおおよそ8割の情報を脳に伝えていると言われます。
目が悪くなると情報が入ってこず、脳の機能も低下し、認知症に繋がることもあります。
他にも、神経障害になって足の感覚が無くなったり、腎症、心筋梗塞や脳梗塞、高血圧に繋がることもあります。
●糖尿病を予防するには、運動と栄養。
糖尿病を予防するには、
油ものや甘いもの・塩分の摂取量に気を付け、食べ過ぎに注意すること。
野菜をシッカリとってバランスのとれた食事を心がけましょう。
また、食事制限のみでは後ろ向きで元気がでません。
疲れの残らない脂肪をエネルギーに変えるウォーキングやエアロビクス、水中ウォーキング等の楽しく続けられる運動を行い、糖尿病の原因の1つ肥満を予防しましょう。
肥満の基準はBMI(ボディ・マス・インデックス)という計算式で算出できます。
22が最も病気が少なく、25以上になると肥満と言われます。
平均をめざしましょう。
【BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)】
あと、体重をこまめに測ることもオススメです。
私達「健康サポートプロジェクト」は、
糖尿病に期待の出来るエクササイズとミニセミナーをセットにしたサービスも行っています。
企業様や行政様、団体様で開催したい時は、
是非健康サポートプロジェクトをご用命ください。
健康サポートプロジェクト
【サービス】
①BodyLux江坂 少人数制グループプログラム・ボディメイクトレーニング指導。
②出張運動指導 健康セミナー
③運動やエクササイズのコンテンツ提供。健康情報で販売促進サポート(監修・執筆・コンサルティング)