■「走ることについて語るときに僕の語ること」読みました。
大阪ではたらく運動指導者の坂田純子です。
髪を切ってきました。
美容院へ行くと気持ちもスッキリ。
昔の上司(女性)が、ムカつくことがあるたびに美容院へ行っていて、
ほとんど丸刈り状態でしたが、ベリーショートが似合っていて、ホントかっこよかったです。
「(気持ちが)スッキリするわ~」と言いながらコンピューターを操作しながらバリバリ仕事していた姿を思い出します。
気持ち(感情)でいっぱいになると、何も手につなかかったり、何かに気付く感度も落ちたり、何も考えられなくなったりしますもんね。
人によって感情の開放の仕方は違いますが、
上司は誰にも迷惑をかけない、素敵なストレスの解消法を実践していたんだなと
今になって思います。
さて、今日のカットの時のお供は、村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」。
数年前からマラソン雑誌の書籍紹介で取り上げられていて、いつか読もうと思っていたヤツ。
やっと読めました。
村上春樹…メッチャ走ってるやんという驚きと、
あ!そうそう、わかるわかる!って、共感できるとこも盛り沢山で
一気に読み上げてしまいました。
私は語れるくらい走っていないけど、
走ることだけでも、色んな方向から自分のことが語れる村上さんを尊敬するとともに、羨ましいなと思いました。
自分も(走る事以外でも)心中に語れることや哲学がワンサカあるのに、
あまり誰かに自分のことを語るのが好きでは無いし、
遠慮もするので色んなことを溜めこみがち。
そのうえ忙しいと哲学に向き合う時間がホントにない。(→言い訳だけど)
そうすると、部屋が散らかっているような感じの頭の中になる。
部屋が整理整頓されてないと、探し物も見つからないように、ここぞと言うときに言葉が出てこなくなるんです。
時間を見つけて頭のお掃除をしたり、
考えを整理整頓してスッキリさせていく事って必要だなと感じました。
髪を切って、気持ちもスッキリしたので、今度は思考を整理整頓しよう。
何か語れるだろうか。
日々感謝★
運動指導者 坂田純子