■熊本の旅1日目【阿蘇大観峰・阿蘇神社】
大阪ではたらく運動指導者の坂田純子です。
6月3日~5日まで、阿蘇・カルデラを走るため、また後輩に会うため熊本入りしておりました。
BLOGには、書かないでおこうかなと思ったんですが
関西では熊本地震のその後の報道も少ないし、地震速報も震度3以上しかない。
あまりにも情報が少なすぎるので、
熊本に行った自分の目を通して伝えられることもあるかなと
BLOGに残しておこうと思います。
飛行機の中から・・・あそ熊本空港は、地震の被害でも大きかった益城近くにあります。
空の上から見てもまだまだ青いビニールシートが目立ちますね。
空港で後輩の熱烈歓迎を受けました。
前震や本震で、何回も死ぬかと思ったと言っていた後輩。
そんな思いをしているのに、こんな素敵なおもてなし。
涙腺がゆるみます。
熊本地震の影響で、周りからは行くことを猛反対されました。(家族は大賛成でしたが…笑)
なので、行くことで迷惑がかかるかな~なんて思いましたが、
笑っている熊本の人や後輩を見ると、やっぱり来て良かったと思いました。
まず、馬方そばで腹ごしらえ。
熊本県阿蘇市永草にあります。
一見草木に隠れているので、車からは見逃しそうですが、蕎麦屋さんとは思えないオシャレなカフェ風でした。
ランチ時間という事でランチメニューをいただきました。
蕎麦のお値段で、おかずや高菜飯・デザート・コーヒーまでついてくると言うコスパの高さ。
しかも、蕎麦で有名な福井出身の私が言います。
「お蕎麦、美味しいです!」
ほんまめちゃめちゃ歯ごたえがあり美味しかったです。
次に、阿蘇駅の隣にある「道の駅阿蘇」へ行って、お土産をたくさん買いました。
道の駅阿蘇さんは、新鮮なお野菜やお土産物がいっぱい買えます。
ソフトクリームも美味しいと有名です。
のむヨーグルトを買ってみました。
食べるヨーグルトかと思うくらい濃厚で文字で表現できないくらい美味しかったです。
阿蘇へ行くということで、
毎日道の駅阿蘇さんが発信する阿蘇の道路情報をチェックしていました。
本当に有難かったです。
阿蘇道の駅隣の阿蘇駅はレトロで、映画に出て来そうな感じ。
入場券を買って中に入ると、電車に乗れるのは勿論ですが、
週に2回だけ早朝に阿蘇駅に停車するクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の乗客が旅の最終日の朝食を食べるために作られたレストラン「阿蘇駅ガーデンレストラン 火星」があります。
いつか食べてみたいものです。
後輩が運転する車でみるくロードを通って目指したのは「大観峰」(だいかんぼう)
阿蘇を代表する観光地。
いつもは、大渋滞、大行列だそう。
今はかなり空いていて行くなら今がチャンスです(笑)
展望台まで歩いて10分。
覚悟してください。すごい勾配の坂道です。
標高936mから眺める阿蘇カルデラや阿蘇五岳は圧巻ですよ。
こちらが阿蘇五岳。
お釈迦様が寝ているように見えます。
この五岳は兄弟。
左から顔が根子岳。やんちゃ坊主で神様に頭を吹き飛ばされたと言われます。
胸が高岳。おへそ(噴火してます)が中岳。膝が往生岳・烏帽子岳・杵岳だそうです。
見ているだけで有難いですね。
下はカルデラの中・・・。
カルデラの中に家があるって不思議です。
山に囲まれ、カルデラに居るだけでパワーもらえる。
どこまでも緑が続きます。
緑の種類って、こんなにあったっけ?と思います。
後輩とジャンプ写真を何枚も撮ったけど、唯一成功している写真。宝物です。
今回の地震で亀裂が入っている箇所も沢山あり、被害の大きさを目の当たりにしました。
何年か前の水害でも山崩れしていて、崩れたところも少しずつ緑が復活してきているのですが、
今回の熊本地震後の二次災害、雨などによる山崩れも心配なところです。
熊本市内から阿蘇まではいくつもルートがあり、安全に行ける道もあります。
是非、また行きたいです。
次に行ったのは「阿蘇神社」
阿蘇を開拓した神様や12神がいるそう。
かなりのパワースポットです。
実際は、高さ18mある巨大な門。それが地震により潰れてしまっています。
見ているだけで悲しくなりました。
阿蘇の守り神です。
1日も早く復旧し、地元の皆さんが祈り拝む場として再建してほしいもの。
阿蘇神社を復旧する事業奉参金も振り込めます。
今回走れなかった「阿蘇カルデラスーパーマラソン大会」
その宿泊代やバス代が戻ってくるので、戻ってきたら阿蘇神社へ・・・と思います。
阿蘇神社付近には、美味しいお店・オシャレなカフェが沢山。
明日参加するイベント「阿蘇『熊本地震』復興応援ピクニックラン」でエイドとなるたのやさんの「たのシュー」
馬コロッケのとり宮さん。
そして、いたるところに湧水!!!!!
阿蘇は火の国でもありますが、
水が豊富なんです。
今回の震災でも、最初水が足りなかったけど、湧水に気が付いて近くの湧水を汲みに行って助かった~とか、
地震後に湧水が出て来た~とか、そんな話を聞きました。
水は命を守ります。なぜなら、私たちの身体の水分は60~70%もあるから。
いざの時に、水が近くにあると良いですね。
熊本の人は、台風に備えお風呂に貯め水をしたりしている習慣があるそうです。
そういう備えで助かったと言う話や、
東北の震災の経験で、ライフラインが3日で戻ったり、
阪神震災の経験でガスもすぐに止めたそうで、火災に至らなかったそうです。
後輩は「日本すごいわ!」と言っていました。
守られている事も沢山ありますが、自分でできる災害の工夫は普段から考えておかなければ・・・と思います。
今日は、色んな気付きをありがとう!
「じゅりーさんと会えるのを楽しみにしていた」とお休みまで取って熊本を案内してくれた後輩に感謝です。
1日の終わりは、ラン。
旅館から明日のイベントの集合場所まで探検してきました。
楽しみです!
日々感謝★
運動指導者 坂田純子