■制限の中の…
超高速!参勤交代
土橋 章宏 監督作品。
Amazonプライムで視聴しました。
3代将軍徳川家光の時から、参勤交代が始まって
妻子を江戸に住まわせ人質にし、
1年おきに参勤交代を命じ、
財力を削減させ地方大名家が力をつけないようにしていました。
ちょっとブラック企業っぽい徳川家ですね。
作品は、8代将軍徳川吉宗の時。
享保改革で、民や武士から厳しく締め上げた時代。
江戸の老中・松平信祝は、
福島県のいわき市にあった藩 湯長谷藩を厳しくしめあげるため、
参勤交代から戻ったばかりなのにまた直ぐに5日で江戸へくるように命じる。
・
・
・
Googleで距離を調べてもざっと200km以上あるから、
5日で江戸へ着くには1日40㎞以上は歩かないと無理ですね。
なので、街道の関所だけ大名行列して、
あとは近道で山を抜けて走り続け、トレイルランニング&街道ランにて江戸まで。
面白かったです。
江戸幕府は265年ほど続いていますが
結構ルールが沢山あって大変だったと思います。
でも、制限の中だからこそ奇想天外な自由や文化が生まれ、
戦が起こらずに江戸幕府が長く続いた秘訣の一つなのかな…
与えられた場で精いっぱい生きる江戸時代の人たち。素敵だと感じました。
兎にも角にも参勤交代はも財力も消耗しますね。
それをやっていた日本人はすごいなと感心。
江戸時代の人の持久力や、食事などを知りたいです。
今、中山道を走っているからこそ、興味深い作品でした。