■走るよりキツイ速歩
今朝のレッスンでストレッチパートの時、「あれ?」という体の違和感。
股関節のあたり、内転筋(内もも)、ハム(腿の裏)、大腿四頭筋(もも)、大殿筋(おしり)…
こっ、これは…間違いなく筋肉痛だ。
なにか筋肉痛になることなんてしたかなぁ…と振り返って見たら、
なんと!昨日は速歩をしていました。
(※競歩まではいかないので、私が行うトレーニングは速歩と記載します。)
普通に歩くと一般的に時速4㎞くらい(1時間に4㎞進むスピード)と言われます。
昨日は時速8.5㎞~9㎞くらいのスピードで10000歩を歩きました。
このスピードでフルマラソンの距離を歩くことができたら、4時間41分程度でゴールできるスピードです。
ちなみに東京2020のオリンピックでは、男子競歩20㎞の銀と銅メダルが日本選手でしたが、
競歩はおおよそ時速12~15㎞のスピードで歩くそうで、それはフルマラソンで言えば2時間40分~3時間以内でゴールできるスピードです。
ゆっくり歩くなら、走った方がエネルギー消費量が大きいのは当たり前ですが、競歩の場合は、時速8㎞のスピードを超えたら走った方が楽で、歩くのも相当なエネルギー消費量となります。
そのうえルールとして、歩く際にどちらかの足が地面についていること。
着地した足が地面に対して垂直になるまで曲げてはならないこと…などがあり、
少し速く歩こうとしたり、ゆっくり歩くと普通に膝は曲がるため、ただ単に「歩く」から簡単に見えて、結構難しいです。
昨日は、これからも永く健康的に身体を動かすために、走る以外のことにチャレンジしていました。
走ってもこんなに筋肉痛になることは無く、いつもやらないことをやったので身体によい刺激があったことを実感しました。
30リットルのザックを背負い120㎞の旅はきつかったので、飛び跳ねずに長い距離を前に進める歩き方もどんどん極めたいです。
今日は、雨で帰宅ランができないので、速歩をしようとハイカットのゴアテックスシューズを履いて外に出てみたけれど、途中から雨が一瞬上がりジョグで帰宅。
いやはや、確実に走る方が楽だな…。