■守破離
「守破離(しゅはり)」は、剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。
剣道部だったこともあり、「守破離」に喩えて物事をすすめたり考えたりすることがあります。
※2007年には、運動指導者向けの研修会で守破離をテーマにしたワークショップをさせていただいておりました。こんなところにまで守破離だなんて…→☆☆☆
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●「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
●「破」は、師の教えを極めたあとに、他の師や流派の教えの良い所を取り入れ、心技を発展させる段階。
●「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出しオリジナリティを確立させる段階。
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現在はYouTubeの様な動画サイトで、着付けの方法をすっと簡単に学べてしまう時代。
簡単に着付けできる人が増え、和のお洒落を楽しむ窓口が圧倒的に増えたのは、YouTubeさまのおかげですが…
私事ですが、いきなり基本を飛び越えて「離れすぎた着方」ばかりしていて、綺麗に着れないんだなぁ…。
疑問に思ったことや、自分に合った着方をしたいときは、すぐに質問できる師と言える方から教えを乞うのが一番だと思いました。
そんなこともあり、今年から着付けのお教室に通い「守」を身に着けるというご縁をいただきました。
これまで綺麗に着つけることができなかった理由のアレコレに気付くことができる現在進行中です。
「守破離」は、どんな修行においてもあてはまるのだなぁ…と実感しております。
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今回から袷。
小紋を持参しました。
そして名古屋帯でお太鼓結びにチャレンジ。
我流で着ていた時は、帯は前で結んでから後ろに回していましたが、お教室では、後ろでお太鼓をつくることに…。
運動指導者なので、後ろに手を回すなんて楽勝だと思ってましたが、思っている以上に肩甲骨が硬いこと硬いこと…。
慢心というものは恐ろしいです。成長やチャンスを止めてしまいます。
実は身体が硬いんだぞ!と気付けて良かった。
着付け中は汗だくで、着物を脱いでからは、着付けで一生懸命動かした肩甲骨周辺が熱くなってとっても気持ちがいい。
着付け練習のたびに肩甲骨周りもほぐれ、柔軟性がアップしていきそうです。
先生からしっかり「守」を身につけさせていただきます。
学ぶことで着付け以外でも色んな気付きが多いので、指導するという職業をさせていただいているうちは、誰かから学ぶことをやめてはいけないなとも思いました。
がんばった名古屋帯です。
レッスンを受講してくださっているお客様からの頂き物。
なんと!なんと!お母様が縫われたとか。
大切にしたいです。
そして、いつもいつも丁寧に着付けを教えてくださって、手作りのお菓子までいただいて…ありがたいです。
このご縁に感謝したいです。
今日は自家製ブルーベリージャムを使ったクッキーです。
めっちゃ美味しかった
M先生、いつもいつもありがとうございます。
帰宅してから、もう一回着付けの練習をしたかったけれど…お太鼓結びだけ1回実践。→もうすでに忘れていた…残念。
朝から重い荷物を持って仕事に出ずっぱりの、お教室まで歩きっぱなしで、
おまけに着付けは勝負ときたものですから、疲労困憊です。
今夜はぐっすり眠れそう