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健康サポートプロジェクト

合同会社健康サポートプロジェクトです。 10数年にわたって健康経営を推進する企業・団体様向けに健康セミナーや研修コンテンツ等で具体的なサポートをおこなってきました。 福利厚生や労災対策として従業員の方が生活習慣の中で無理なく継続できるエクササイズをご紹介します。

エストロゲン子の美活ウォーキング

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2023年1月10日 (火)

■あるライターさんの記事を読んで…そして十日戎

*フリーライター野原広子さんの記事
境界悪性腫瘍で卵巣を摘出 :
「手術前の説明がきつかった」

https://news.yahoo.co.jp/articles/df21000b26bf4dcbc4edfc1247fb60a601496536

☝こちらの記事を読んで…。

野原広子さんが書いていた記事は、病気や手術内容は違っても、「そうそう、わたしも同じ体験したよ」と共感する部分が多く、手術前から退院までのことを走馬灯のように思い出し、涙が出ました。

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●手術の日は手術室まで歩いて行き、自らよっこらしょと手術台に乗るという経験:

→これは私も「えええ?!マジで?」と驚き、ナースさんに「自分で歩いていくんですか?」と質問しました。

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●麻酔明けのうわごと:「大間のマグロが食べたい」

→私も麻酔明けに「お腹が空いた」とペラペラしゃべっていたそうです。
食べることは基本的な営みであり、人は食べないと生きていけませんから、麻酔明けに食べる事を望むことは恥ずかしいことでは無く自然なんだな…と思いました。

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●手術のリスクの告知:

→私の主治医は親身になってとても気を使いながら優しく伝えてくださいましたが、それでも要らない妄想をして不安な日々を過ごしました。

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●記事の最後に書かれている言葉:
【病気をしてつくづく「自分では自分の体のことがわからない」と気づきました。普段、体はこの1体でワンセットと思っているけれど、じつは部位ごとに個性があって、自分では決してコントロールできない得体の知れないものが入っているんですよね。】

→…健康について監修や執筆をしている私が言うのもなんですが、
「運動をすれば、これを食べれば、病気にならない。または治る。」
「自分は健康だ」
なんてことは、断言できないんですよね。

体の声を聴きながらコミュニケーションをとっても、宇宙がまだ解明されてないように、体のこともわからないんだと思います。
それを心に留めながら生きたいと思います。


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この記事を読んで、過去のことを振り返っておりますが…、

私にとって「手術と入院」は、健康の事のみならず、社会保障やコロナ禍の医療現場の状況など、深く考えさせられ、多くの気付きを得ることができた貴重な経験でした。
これは、神様が見せてくださったとしか思えません。


気付きを活かしながら少しずつ、自分の人生(道)に反映させていきます。

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さて、今日は関西人にとって初詣より大事なのかもしれない十日戎に行って参りました。
体がとても軽くなったので、今年は今まで以上に仕事ができるんじゃないかな。

健康に気を配り、また引き続き皆様の健康もサポートさせていただきますので、
「戎様、令和五年も商売繁盛をお見守りくださいませ。」

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福笹は奮発!!!!
お賽銭は紙幣ガサッと。
縁起物は全部付ける。
商売繁盛にケチってはいけないぜ。

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何気にナイキのタウンシューズです。
ジャージでなくても歩きやすいシューズがあればいつでもどこでもサクサク歩けるのがウォーキングの良い所。
今日も10㎞歩いて帰ってきました。

術後1ヵ月検診で、動き過ぎだと言われないか心配です(笑)

エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされてアーカイブ→★★★

2023年1月 8日 (日)

■言の葉

通常、朝一番に取り掛かることは、その日のうちにやっておきたい事です。

しかし、たまたま動画を開いてしまって…。
見出したら止まらなくなり、2つの動画を最後まで視聴し終わると2時間経過してしまいました。

視聴したのは8年前と10年前の石原慎太郎さんの国会答弁です。

田中真紀子さんから「暴走老人」と言われていましたし、当時は過激な発言をする方だなぁ…って思いましたが、今となっては「正論だな」と共感する部分が多く、8年・10年前とは思えない今の日本を予想していたかのような内容の答弁で感動と驚きでした。

また、石原さんは作家さんでもありますから、言葉ひとつひとつに魂がこもっていて、胸にサクサク突き刺さりました。
「言葉の大切さ」を改めて感じた時間だったように感じます。

ま、2時間見入ってしまったわけですが、無駄な時間ではありませんでした。


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入院中に読もうと思っていた原田マハさんの「本日は、お日柄も良く」

伝説のスピーチライターに出会い、スピーチの奥深さや言葉が持つ力に魅せられた主人公が、政権交代を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢される…というストーリー。

入院中は意識がもうろうすることが多くて、Amazonプライムで映画視聴の方が楽だったので、退院してから読みました。
読み終えて、ひと言でいえば「言葉の大切さを感じさせる面白い本」でした。

現実では、意見はしても代案の無い今の野党に政権交代されてしまうのは不安でしかないのですが、与党野党すべて、私利私欲や利権を無くし「日本のために」考え実行してくださる議員さんが増えますように。
そんな議員さんに一票を投じてゆきたいです。


今後、国会での言葉(言の葉)にも注目していきたいと思います。

そんなことをウォーキングで思いました。

2023年1月 6日 (金)

■[素盞嗚尊神社]スタジオの氏神様へ新年の挨拶に

毎年1月1日には、住んでいる地域の氏神様に初詣に行きます。

今日はもう1ヶ所、別の神社へ初詣。
スタジオが所在する地域の氏神様に、新年の挨拶と店舗に置く神棚のお札をいただきに行って参りました。

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江坂の神様「素盞嗚尊神社(江坂神社)」です。

素盞嗚尊神社の神職さまには、スタジオを設立した時に「開所式(店舗の開店お祓い)」に来ていただいたことがあるご縁深い神社です。

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新年の挨拶は、ちょっと欲張りかもしれませんが、
「スタジオBodyLuxと、合同会社健康サポートプロジェクトを、令和五年もお見守りよろしくお願いいたします。」と2つぶん祈願しました。


スタジオはOPENして今年で9年。(6月で10年目になります。)
健康サポートプロジェクトは今年で12年。(1月1日で13年目に入りました。)


みなさまのお陰で長く営業を継続させていただいておりますが、成長曲線のスピードはものすごくスローテンポなので、今年はほんの少しだけ上昇へとテンポアップすると良いな…なんて思っております。


今年もがんばりますので、
関わってくださる皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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御朱印をいただきました。
令和元年から、御朱印は令和元年から1年ごとに日本の神話(古事記)が進んでおります。
令和五年は天岩戸から天照大神がお出になられた様子が描かれています。

今日のウォーキングは少しジョグも混ぜ、久しぶりに手術前にトレーニングしていた距離まで戻せました。
強度はさて置き、ずいぶん動けるようになったな…と感じました。

この調子で体力もテンポよく戻していきたいです。

■【運動指導】12月‐その②・防衛省 海上自衛隊阪神基地隊

12月に行った防衛省・海上自衛隊阪神基地隊での運動指導。
12月は6日と20日の2回で運動指導をさせていただきました。

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防衛省海上自衛隊阪神基地隊様にて、
半期に渡って実施する運動セミナーの第4 回目です。


今回は「はじめてのヨガ」というテーマでおこないました。

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ヨガのエッセンスに触れながら隊員の皆様それぞれが
ご自身の"柔軟性"、"血流の促進"、"呼吸のおこないやすさ"を体感していただくことが目的です。

まず導入部分では前回に引き続き、足裏のコンディショニングで身体のバランスを活性化。
そしてヨガ本編では様々なポーズをおこなっていくごとに
隊員の皆様の動きの柔らかさ、滑らかさ力強さが発揮されていきます。

クラス終盤では
かなりリラックスしていただいた参加者様の様子もチラホラお見受けしました。

最後に、今回の講座の恒例となっている肩関節周りと股関節周りの柔軟性チェックをして終了です。

もちろん個々の効果や感じ方は様々ですが、それぞれの講座がご自身の身体へのさらなる関心へと繋がり、そしてまた、普段の習慣の見直しに繋がることを期待し、
それを目標にまた次回の講座の企画を練ってまいります。

2023年1月 5日 (木)

■[術後28日・4週間]日々漸進

朝一番で連載原稿を納品し、〝大きな石(1日の中で優先度の高いこと)〟から取り掛かる日。

健康体力づくりの時間は私にとって大きな石(※)の1つです。


※大きな石とは:
スティーブン・R・コヴィーは、バケツに石を入れる例えを使ってスケジューリングを説明します。 バケツに、出来事や行動・予定を石に例え、石の大きさはその予定の重要度を表します。小さな石や砂から入れると大きな石が入るスペースがなくなり、大きな石からスケジューリングする大切さを提唱しています。




今日で手術から28日。4週間がたちました。
痛み止めなどの薬は今のところ使った日はありません。

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シングルトラックトレイル。

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ウォーキングを通して、1日1日状態が良くなってきているのを感じますが、先週あたりからウォーキング時に感じていたお腹の違和感が無くなりました。
そして、今日はスロージョギングが出来ました。

発見したことは、
歩くと体幹の回旋が大きくなるので手術痕が引っ張られるのを感じますが、チョコチョコと走るスロージョグはウォーキングより楽に運動できることが驚きでした。

体幹をシェイプアップ・強化したい方はウォーキングをする方が筋肉を刺激できるのかもしれません。


体が軽くて全力で走りたくなりますが、そこはグッと我慢で漸進性の原則(※)を大切にしますよ。


※漸進性の原則:トレーニングの負荷や難易度は少しずつ高めていくこと。




さて何度も書いている通り、12月8日に子宮と卵管を摘出したので、令和4年12月の生理を持って強制終了となったわけですが…。
人間の体はとっても不思議。

体内では排卵が毎月行われていてエストロゲンの分泌は続いている様です。

手術を行っていなければ、おそらく今生理中なのですが、生理前の黄体期には体幹を中心に熱くなり、胸も痛くなり、寝汗が出て、食欲も旺盛。
きっちり今まで通りです。

黄体ホルモンが減少してくると、今度は排出したくなるのでお通じがとってもいい。
大きな子宮筋腫があった時もお通じは良い方だったのですが、無くなった今は最高にエブリディ快調です。

貧血も改善されたのか?肌艶も顔色も良くなって…

気が付いたのは「今まで何年も体調が悪かったんだ。」ってことです。
今までの体調が何年も続いていたので、それが自分の体の調子なんだと思い込んでいました。

しかし…体調が良くなったとはいえ、卵巣機能が低下しホルモンバランスの乱高下が起きる年代であることには間違いが無い。
自己免疫疾患や甲状腺疾患、女性特有の癌に加え、体内に変化が起こりやすくなるので、負荷をかけ過ぎず、体の声に耳を傾け自分にとって健康第一で日々過ごしたいものです。


もうすぐ術後検診ですが、色々OKがもらえたら、

heart01①我慢していたお酒を嗜む
heart01②禁止だった湯船に浸かる
heart01③2月からアクティブなレッスン指導に復帰する

これがもうすぐ味わえるかもしれないHappyです。

エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされてアーカイブ→★★★

2023年1月 4日 (水)

■かけがえのない時間

年末年始、いかがお過ごしだったでしょうか?

私は家族や親せきと過ごす年末年始でした。

年に一、二度集まるという時間も有限であります。
自分も不死鳥のようにいつまでも生きるわけでもないし、家族や親せきも愛犬も同じで、集まる結びつきも一時的なものにすぎません。
周りの風景も自然も、すべて時間と共に形を変えていくからこそ、一緒に過ごす時間はかけがえのないものなのです。

去年、自分の人生は有限な時間なのだ…という出来事に直面し、人生の見え方が変わり、過ごす時間も鮮やかな意味を持って浮かび上がるようになりました。
本物の人生に出会えた感覚で新しい年を迎えたように感じます。

アクティブなレッスンは1月末までお休みさせていただいていますが、連載原稿や監修は今日からスタート。
一つ一つ〝かけがえのないお仕事〟として丁寧に向き合います。

お仕事や家事など、日常に戻ってきている方が多いかと思いますが、始まった令和五年も皆さんそれぞれに〝かけがえのない時間〟をお過ごしくださいね。

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御座候の期間限定〝祝い福〟の餡でこしらえた〝ぜんざい〟。
善哉(よきかな)にあやかり2日の朝は〝ぜんざい〟をいただきました。

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義父さんが買ってきてくれたアローツリーのケーキを家族・親戚と共に美味しくいただきました。
Happyなひと時です。

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[令和四年に影響を受けた二冊]

●静かな人の成長戦略/「深い河は静かに流れる」まさに‼

●限りある時間の使い方/100歳まで生きるとしたらあと47年「2,450週間」。
80年生きるとしたらあと27年「4,171週間」。
80歳、100歳まで生きれるという保証は無いので、残りの時間は誰もが限られている。
だからこそ、自分にとって大切な時間として使いたい。

「我々に与えられたこの時間は、あまりの速さで過ぎてゆくため、ようやく生きようと思った頃には人生が終わってしまうのが常である(哲学者セネカ)」

令和五年も後押ししてくれるような尚友となる書籍に出会えますように。

2023年1月 2日 (月)

■[令和五年・事始め]書初め

癸卯(きぼう・みずのとう)の一年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様が健康で「希望」が成就する一年となります様に

毎年恒例一月二日は書初めの日としています。

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令和五年の字は「道」です。(家族は「信」と言う字を書いていました。)

「癸」は物事の筋道を立てることであり控え目・小さいという意味。
「卯」は陽気の象徴。
よって、万事正しく物事を考え筋道を通していけば「寒気が緩み萌芽を促す。」…ウサギのようにピョンピョン跳ねたいところですが、一つ跳ねたら考え筋道を立てて…ゆっくり一歩一歩進んで行こう!という思いを字にこめました。
日々「道」の字を眺めて実践します。

道と言う字を沢山書けば〝自分の道〟は難しいと感じ、
「あ、これいいな」と何枚か残しておくと、選択肢がありすぎて道に迷う。
途中から書いたものを全部捨てて目の前の道に集中することにしました。

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選択肢は少ないほどいいという事が解り、本当にやるべきことに集中する大切さを書初めを通して知りました。
書道も「道」ですが、奥深いです。

一月二日は事始め、皆様も新しい手帳に今年の抱負や予定を書き込んでいることかと思います。
どうかたくさんの幸せが刻み込まれていきますように。

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2022年12月31日 (土)

■令和四年の年越し蕎麦とお味噌汁、時々カニ

令和四年も、弟たちの思いが込められたギフト。

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弟MK君が打った手打ちそば。
〝今年への感謝と、来年も、より太く、実りある一年でありますように〟と言う思いを込めて「誠」の心で打ってくれました。
出汁も手造り無添加、すべて天然の素材です。
この蕎麦が一番好き。

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MT君が作った無農薬野菜とふるさとの味。
亡き父と祖父の工場跡地を畑にして作ったのだそうです。
今年も立派な白菜が届きました。
この白菜でお味噌汁をつくると、甘くて素朴でとっても美味しいんです。

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こちらは弟ではありませんが、お世話になっている後輩君が毎年送ってくださる立派な「カニ」!!

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こうやって皆さんの思いをいただける年末に心から感謝します。
本当にありがたい。
今年もありがとうございました。

■令和四年・晦日・感謝

✼[令和四年・感謝]✼
✼┈┈┈┈┈┈┈┈┈✼

〝一日一止(いちにちいっし)〟
一日に一度立ち止まる。
そうすれば、正しい生き方が出来るという意味です。
なんと、止の上に一を乗せると「正」という字になるのですよ。
よくできた言葉です。

ひたすら走る人生もいいものですが、立ち止まって自分を振り返ることは、生きていくうえで大切なこと。

令和四年は私にとって立ち止まって自分を振り返る機会が多く、正しい方向へ導いていただいた一年となりました。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈

毎年年末になると、干支をよみながら今年を振り返り、新しい年をどんな一年にしようか整理します。

令和三年の年末には令和四年を
「寒さや冬の中でも芽吹くものがあり、冬が厳しいほど、生命力が溢れるように芽吹くことを表す。冬が厳しくてめげそうになっても〝必ず生まれる!大きく成長していく!〟自分もそう過ごそう。」と書いていました。

まさに私にとっての令和四年は、本当に厳しい真冬。
木枯らしが吹き荒れた一年でした。

しかし振り返れば、厳しい木枯らしが余分な葉をそぎ落としたことで、春に向かって成長のするための養分は、本当に力を入れたい部分に蓄えることが出来ました。

例えば、今年は十五年間運動指導をしてきた某スポーツクラブの閉館に伴い、沢山のお客様とお別れをした一年でした。
他にも、十九年一緒に過ごした愛車とのお別れもありました。
また、三十年近く悩まされた漿膜下筋腫や、生まれてから今まで共に生きてきた子宮や卵管を取り除くための開腹手術をすることを決断しました。
結構な大手術となり、術後は思うように体を動かすことが出来ずとてもつらかったです。
(※術後しばらくランニングや激しい運動は禁止なのでお休みしていますが、回復が早く毎日ウォーキングを行い日常生活はしっかりできています。お腹に傷はついたけれど、学生の頃の体重とウエストに戻りQOLは向上しました。)

冷たい木枯らしが吹き、立ち止まった経験があったからこそ、今まで以上に体に目を向ける意識が芽生えました。
時間が出来た分、新しい仕事のチャンスとチャレンジに恵まれ、お別れした分、新しい出会いもありました。

資格試験にもチャレンジし、成長させていただくチャンスを多くいただきました。
陰陽行ったり来たりしながら春に向かって一歩一歩上昇していく様な愛すべき一年。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈

話は転じますが、学生の頃に座禅や永平寺で修業をするという授業がありました。そこで教わったのは、

「あるべきものが あるべきところに あるべきように ある」
これを「あたりまえ」の姿だということ。

学生の頃は、履物を揃えるとか掃除をするとか、毎日同じことを当たり前に繰り返すことが大切なのだと認識していましたが、大人になってもっと深い意味を持つことだと気付きました。

「あたりまえ」の姿は、感謝を忘れると直ぐに見えなくなってしまいますが、「あたりまえ」の姿ほど有難いものはないのです。

冬は枯葉を落とし空気が澄んで見通しが良くなると言いますが、この五十数年間、見えなくなっていた「あたりまえ」は、立ち止まったことで姿を現しました。

立ち止まって「自分の体にありがとう」と感謝する。
立ち止まり周囲の人の有難さに気付く。
「あたりまえ」の有難さが見えた成長の令和四年。
これからも一日一止して「あたりまえ」の有難さを確認しながら春に向かって生きていきます。
色々あったけど…よくがんばりました。
全部花丸な令和四年。


関わってくださった皆様、
お客様、企業様、家族、友人たち…
本当にありがとうございました。

ここに生きとし生けるものすべてに…
健やかな良い年をお迎えください。

*☆*【令和四年・感 謝】*☆* 

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●「エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて」
非公開で記事を連載していたものを公開しました。
自分の経験談を表現するのは、内向気味の私にとって容易ではありませんが、女性の方や、奥さんや娘さんがいらっしゃる男性の方に読んでいただけたら嬉しいです。
→ https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/2022/10/post-0662.html


●年末に行う恒例の干支読みです。占いではなく学問だと思っています。
今年と来年の流れに興味がございましたら覗いてみてください。
「令和四年「壬寅」を振り返り、令和五年「癸卯」をよむ」
→ https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/2022/12/4-7f4e.html


●令和四年綴ったウォーキングコラム
→ https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/column/


●日々のBLOG「日日是好歩」大阪・ウォーキング教室 ウォーキングアドバイザー坂田純子の足繰り行く日々
→ https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/

■令和四年「壬寅」を振り返り、令和五年「癸卯」をよむ

*令和四年(2022年はどんな1年でしたか?)
コロナ禍3年目の令和四年(2022年)。
皆様はどんな1年でしたか。

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過去に、四柱推命を学んだという事もありますが、毎年年末年始には「その年の振り返り」と「新しく迎える年の干支読み」と言うものを十数年続けています。

個人的に干支を読むことは占いとは違い、
十二支や十干は、それぞれ字や組み合わせにより独自の意味を持っていて、歴史的であり経験的な暦の学問だと考えています。

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令和四年(2022年)の干支読み「壬寅(じんいん/みずのえ・とら)」では、「活動を大きくしていくために信頼できる仲間に任せていく・手を取り合うこと」の大切さを読み解きました。

そして、「人を見る目や人選はとても大切。任せるべき人・信頼できる人にはしっかりと任せ、相互に協力しながら時務に当たることで発展させていきたいものです。」と宣言しました。

それを参考に弊社は、委託契約をしてくださった信頼できる指導者の方にお仕事を任せることが増え、少しずつ仲間づくりをスタートした1年となりました。


また他に書いてたのは、「寒さや冬の中でも芽吹くものがあり、冬が厳しいほど、生命力が溢れるように芽吹くことを表します。冬が厳しくてめげそうになっても、〝必ず生まれる!大きく成長していくのだ!〟という事を頭に置きながら過ごそうと思います。」


まさに私にとっての令和四年は、本当に厳しい真冬。木枯らしが吹き荒れた1年でした。しかし振り返れば、良いことも悪いことも「日々是好日」の1年だったように思います。


冬は、寒い・日照時間が少ない・暗くて最悪な1年だ…というイメージがありますが、クリスマスやお正月の様なイベントもあったりして、見方によっては楽しくも感じることができるんですよね。


例えば、今年は15年間運動指導をしてきた某スポーツクラブの閉館に伴い、沢山のお客様とお別れをした1年でした。
19年一緒だった愛車ともお別れしました。


また、30年近く悩まされた子宮筋腫や、約53年お世話になった子宮や卵管も取り除くための開腹手術をすることを決断しチャレンジしました。
結構な大手術で、今まで当たり前に様に動いていたからだが、術後は思うように動くことが出来ずとてもつらかったですが、終わってみれば令和四年のうちに重い荷物が降ろせて良かったと思っています。(関連記事→★★★

その一方で、これまでよりさらに体に目を向ける意識が芽生えた1年でした。
新しい仕事のチャンスや新しい出会いもありました。
資格試験にチャレンジし成長させていただく機会を多くいただきました。


冬の厳しさは必ず春に繋がっていく…
春の開花に向け、目の前の課題や問題から逃げることなく勇気を持って取り組み、真正面から向き合っていこう!…と行動した1年でした。

*令和四年一月二日の書初めは「中」
令和四年の書初めの字は「中」という字を書きました。

「中」と言えば、上でもなく下でもない、なんとなく差しさわりの無い…とか
両方の意見を取り入れて「中」…足して二で割って「中」とするなど、
相対するものを結んだ真ん中を「中」と考えます。
しかし、それは「中」の一番幼稚な段階なのだそうです。

安岡正篤先生によると、本当の「中」というものは矛盾撞着(むじゅんどうちゃく)するものをアウフヘーベンしながら解決して高いところへ進める━━━━これを「中」というのだとか。

まさに「中」の1年で、陰の出来事と陽の出来事の間を行ったり来たりしましたが、振り返れば少しずついい状態へ上昇しているような気がします。

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*令和五年・2023年の干支「癸卯きぼう/みずのと・うさぎ」の意味 

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「癸(みずのと)」は水の弟(水の陰)であり十干の10番目。
生命の循環でいえば最後に位置し、次の生命を育む準備が完了した状態を表しています。

五行の「水」は、停滞・静寂・堅守…という冬の象徴。
「癸」は水の陰で、控えめ・小さい等の意味となります。
つまり控えめに冬が春に向けて少し動き出している状態です。

「卯」は十二支の4番目。
草木が地面をおおうようになった状態を表しています。
まさに萌え出る春のイメージ。
「卯」は「木の陰」に分類され「木」は成長・発育・誕生・春の象徴。
つまり「卯」は、少しずつ成長していくことを意味しています。


「癸(水の弟)」と「卯(木の陰)」のお互いの関係を見ますと、「水生木」。
これは「相生」と呼ばれる組み合わせで、
水がなければ期は枯れる、水は木を育てるという意味です。
すなわち「癸」は「卯」に生かされるという関係になります。


このように令和五年(2023年)の干支「癸卯」を読みますと
「寒気が緩み、萌芽を促す」。

厳冬が去り少しずつ春の兆しが訪れたことが見えてきます。


今までの努力が少しずつ芽吹きはじめ、コツコツとチャレンジししていくことが次への季節に続く。そんな新しい年になるのでしょうか。

ただし度を超すとダメで、木は水をやりすぎることで根腐れを起こすことがありますから、欲張らず無理せずに1歩1歩行動していくことが大切ですね。



安岡先生の書物によりますと…


〝(安岡正篤 『干支の活学』P18~抜粋)
癸は揆であり、物事を「はかる」意である。故に揆度(きたく)とか、揆測とか、揆策などと用いる。然るに、測るには測る標準原則がなければならぬ。それでそういう「のり」、「みち」の意にもなる。
(中略)
癸は物事の筋道を立てることであり、その筋道が立たぬと、混乱になり、ご破算になる。これを「均(なら)す」という。日本では、政治がその道を失って自然に起こる騒動を「一揆」と称するが、うまくつけたものである。
(中略)
卯は兎ではなくて、冒(おかす)、陽気の衝動であり、「茂る」ことにもなり、兎よりも茆(かや)の方である。もっとも、陽気が発すれば、兎もとび出してこようが、それは民衆に普及する手段に採ったもので、原意にはない。卯は良い意味では繁栄・繁茂であるが、悪くすると紛糾し、動きがとれなくなることを表す。(安岡正篤 『干支の活学』より抜粋)〟


…とあります。


癸は揆で、元来「則」とか「道」という意味。

癸卯は、万事・正しく筋を立てて物事を考え処理していけば繁栄に向かいますが、これを誤ると紛糾しご破算・動乱する意を含んでいるとおっしゃっています。

壬寅で得た経験を次に進めるには、筋を立てて物事を考え処理していく必要がある1年です。

令和四年という1年があっての、令和五年の春の兆しです。

突拍子なことはやめ、これまでのことをベースに成長させていく。
筋道を立てて考え、自分の道を1歩1歩あゆみましょう。

そんなことで、令和五年の書初めは「道」と言う字を書くことに決めました。

*気になること
安岡先生:干支の活学(P26~)にはこんな文章がありました。


干支「癸卯(きぼう)」は、癸は北を表し、卯は東を表すもので、つまり北から東をさしているわけです。

言いかえれば韓国問題、中共・ソ連およびアメリカ、この方面の関係が主題になる。ということを一方において意味しておるわけです…(略)
アメリカも同じこと。日本自身はっきりしなければ、おそらく日本を助けるようなことはありますまい。率直に言ってアメリカは、どうも日本はわかったようでわからない。
もっとはっきりしてもらいたい、というのがいつわらぬ感想であります。


これは、昭和三十八年の癸卯に向けて書かれた文章ですが、過去の書物とは思えない様な…まさに現在のことを示唆しているようにも見えます。

世界のことは勿論ですが、個人においても「私はよくわからない…」ではなく、自分の意見は自分の意見として持っておこうと思います。

*60年前、120年前、180年前
「時代の流れや、天変地異を読む時の基本は60年」

60年前の癸卯は、東京オリンピックの1年前、高度成長に向けて動き出した年。
その60年前は日露戦争の1年前となります。
そのまた60年前は天保十四年で内外物情騒然の年でゆくゆくは明治維新にまで進んで行きました。

令和五年の癸卯は、未来の大切な出来事の前ぶれとなる1年かもしれないですね。

Photo自分の脚で大阪から行った、碓氷アプトの道

【60年前にあったできごと】

●テレビアニメ第1号『鉄腕アトム』放映開始。
●北陸地方に豪雪(38年1月豪雪)
●インドネシア、バリ島のアグン山の噴火活動始まる。世界的な気温低下。
●不審船事案/山形県酒田市十里塚海岸沖約1kmにて、漁業者の通報により無灯火の不審船を発見。酒田海上保安部が追跡するも停船命令に応じず逃走。
●名神高速道路の栗東~尼崎が開通(日本初の高速道路)。
●国土地理院が2万5000分の1の地図を基本地図に決定。
● 国鉄が自動列車停止装置(ATS)の使用開始。
●信越本線碓氷峠区間のアプト式の旧線が廃止
● アイスランド近海で海底火山が噴火、新島が出現。後にスルツェイ島と命名。
●第30回衆議院議員総選挙投票。
●ケネディ大統領暗殺事件。
●第45特別国会召集(12月18日閉会)。
● 第46国会召集(1964年6月26日閉会)。

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●まとめ

寒気が緩み、萌芽を促す新しい年。
(正確には立春からが新しい年)

厳冬が去り少しずつ春の兆しが訪れます。

個人的には、令和四年に重い荷物を断捨離したので、
令和五年は、自分の「道」をピョンピョン小さく跳ねるうさぎの様にのように軽やかに前進し、訪れたチャンスにチャレンジしていく1年にします。

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関わってくださった皆様、
お客様、企業様、家族、友人たち…
本当にありがとうございました。

健やかな良い年をお迎えください。

*☆*―――【令和四年・晦日の夜に 感 謝】―――*☆*