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トレーナー・フィットネスコーチ・ ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

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2022年12月12日 (月)

■エストロゲン子・子宮筋腫に悩まされて㉛ 2022.12.8[手術当日]

2022.12.8[手術当日]

快晴sun天気に応援されている様な朝。

朝から絶食。
11時からは絶飲。
食いしん坊の私にとってこの日はこの上ない修行の日。

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絶飲前の最後のほうじ茶

家族やお友達からの応援メッセージに目を通していると、感謝のあまり涙が溢れてきます。

思春期は箸が転がっても笑うというけれど…
更年期は箸が転がっても泣ける…

今日は特に箸が転がっても泣ける日なのです。

どうにも落ち着かないので、しばらくできない腹筋・スクワット・カーフレイズ・ストレッチを行いました。
体を動かすこともしばらくできないんだなぁと思うと、30年以上大好きな運動ができた自分の体がとても愛おしくなりました。

まず主治医K先生がベッドサイドにやって来て「眠れましたか?」と。
「眠れませんでした。」と答えると、
「眠れないほうが今日の夜はグッスリ眠れるかも…今日はよろしくお願いします。」と…。
いつ見てもK先生はお釈迦様に見えます。

それ以降、次々に手術に携わる先生がやって来て〝いい状態で迎えましょう〟と励ましてくださいました。
医師と言う仕事は…言葉に出来ませんが〝You're amazing‼ 凄いの最上級〟の仕事だと感じました。



手術2時間前に、麻酔の注射のためのテープが貼られました。
自分で圧の強い靴下を履いてスタンバイ。
もういつでも出動できる!

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手術予定は13時30分から。
少し遅れてるとのことで、ベッドの上で瞑想し始めました。

瞑想の途中で14時くらいに名前が呼ばれ、わりと落ち着いた状態で手術室に向かうことに。

よくドラマではベッドに乗せられた人がナースさんに運ばれ手術室に入っていくシーンを見ていましたので、トコトコと自分の足で手術室まで行って、自分で手術台に乗るシステムにはとても驚きました。
こーゆーのって、途中で「いやだ!」とジタバタ暴れる人や、犯人が警官を振り切って逃げる時の様な人はいないのかな。

手術室に入り、風景はあまり覚えてないけれど、なんとなく緑色の部屋で、機械音がピッピッと響いていたのは記憶にあります。


そこからはあっという間。


手術着を脱がされながら「痩せてるね、これは筋腫にずいぶん栄養がとられてる」と女医さんがおっしゃったので、
「筋腫がドンドンふくらんだこの2年は特に痩せてきていたので、筋腫に栄養を持って行かれていたのかもしれません。」と答えた…と思うような…。


麻酔科の男性の先生が麻酔針を刺し、私を安心させる様に「ぼくもこの仕事したばかりの時手術台に乗ってね。ちょっと痛いですよ。」と早口で優しいことを言いながら、ざっくり脳波計を頭に刺して…これは痛すぎて「おいおい、優しいんじゃないんかぁーい。」と思いました。しっかり覚えています。


(ガスを)吸ってー…吐いて…


この間に「夫、ありがとう!お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう!…エリー、ミミ、それからそれから…みんなのお蔭様…‥‥ありが…」

そこから記憶がない。

ZZZ…



寝て起きたら終わっている…。

手術を経験した人が言っているこの言葉は本当でした。
寝て起きたら、本当に手術は終わっていました。


意識が戻って目を開けた時、主治医のK先生の顔が目の前にありました。
〝ご主人に終わったと連絡しましたよ。卵巣は2つとも残せました〟とまたお釈迦様に見えました。
最初に発した言葉は「ありがとうございました」そして合掌しました。


またそこから記憶が飛んで…
術後はかなり熱が上がったようで、しばらく震えが止まりませんでした。
すごく震えていたのは覚えています。

意識が少しはっきりし、泣いていたのか?目の周りは目やにでカピカピでした。


手術でテンション上がっていた様で、ナースさんに〝お腹が空いた〟とプラペラ喋っていたそうなのですが、これはほとんど覚えていません。
もー!お腹が空いたとか…恥ずかしいな




表情も思考も朦朧としたまま。
皮膚感覚もなんだかおかしな感じ。

しかし、時間が経つとスマホを見る余裕もでき、夫にメッセージアプリで連絡を取ることができました。


メッセージアプリには、


筋腫は5kgちょっとあった。
手術は4時間弱くらいだった。
K先生からの電話で夫もホッとして涙が流れ絶句してしまったから、K先生にありがとうと伝えて…と書いてありました。



手術を担当された先生のうちの1人が、夜に見回りに来てくださいました。
「筋腫周りの血管がすごくて600ml出血しましたので、まだ貧血状態です。でも、輸血はしてないからしばらく鉄剤を点滴しますね。」と。


「そうか!輸血しなかったんだー!良かったー!!」
輸血はなるべくしたく無かったのでホッとしました。
がんばって造血します。


強い痛み止めの点滴を使っているそうで、点滴の効果が切れるとお腹は地獄だけど、うなされる事やのたうち回る事はありません。


心配だった手術の吐き気は、お友達からの情報のおかげで無し。
本当に日本の医療ってすごいなぁと思いました。


この日は、今までドッシリ居座っていた筋腫の重みが無いのが変で、枕をお腹に乗せて寝ました。
前日寝ていないのでグッスリ眠れるかと思いきや…テンションが上がり体の興奮状態が続いているのか
朝まで眠れませんでした。

…という事でまる2日寝てません。

つづきはこちら㉜へ

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