奥が深かった・・・
今まで「星の王子さま」って、子供が読めばただのおとぎ話で・・・大人が読めば心の聖書的なものだとばかり思っていました。
本当は、全く・・・そうではありません。
昨夜のプライム10で放送された、「星の王子さま こころの旅」
これで、「星の王子さま」の物語がどうやって誕生したのかを知る事が出来ました。
サン=テグジュペリの妻、コンスエロの事だったんです。
実は、「星の王子さま」は夫婦間の事が書かれていたのです。
知らなかった・・・
星の王子さまを読んだ事の無い方のために・・・(本当に)簡単なあらすじを要約します・・・
王子さまの小さい星には美しいバラが1輪咲いています。王子さまは毎日世話をしますが、バラはうぬぼれがきつく、怒りっぽくて、嘘つきで、棘があって、すぐ咳をして(コンスエロは喘息もちでした)王子さまを困らせました。
花の事を信じる事が出来なくなった王子さまは、自分の星から旅立ちます。
色んな星を旅し、色んな星の住人に出逢い、最後に地球に着きます。
ここでキツネと出逢い、キツネから秘密を教えてもらいます。
「大切なものは目に見えない 人間にとって大切な事は時間をかけること。絆(きずな)を結ぶ事」
「居ても居なくても気にしないのではなくて、無くてはならない存在になる事」
「友達をいっぱい作るのに忙しくても、いろいろ知ろうとして忙しくても、馴染みになるしか(時間をかける事)人を知る事は出来ない」
「君がバラのために費やした時間は大切なんだ」
王子さまは自分のバラは世界でたった1つのものだと気付きます。ふるさとの星に残してきた1輪のバラに責任があると帰って行きます。
(本当に簡単な要約です。クライマックスは奥深いので、興味がある方は本を読んでください)
まさに、王子さまが旅立った時は、サン=テグジュペリが妻のコンスエロに困っていた時で・・・
色んな星の人に出逢う所は、異国で色々批難されてい時で・・・
( ̄ー ̄) 実は、深かった!!!
「星の王子さま」って聞いただけで、メルヘンチックな世界で、ただのおとぎ話だと思っていましたが、実は深い真実が隠された物語でした。
時間があったら、「サン=テグジュペリ 伝説の愛」(上の写真の本)も読んでみたいです。(でも、硫黄島からの手紙のモトとなった本「散るぞ悲しき」買ってしまったので、いつの事になるやら・・・)
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