■ホウレンソウ☆
本日も、たくさんのお客様がレッスンを待っていてくださいました。いつもありがとうございます。
今日は、「ホウレンソウ」について書きます。
実は先日、昼間知人と「ホウレンソウ」の話をしていて、夜にも偶然なのか?コンサルタントAさんから「ホウレンソウ」についての参考情報をいただきました。
「ホウレンソウ」と言っても野菜のほうれん草ではなく、「報告・連絡・相談」の頭文字を並べたものです。
人とのコミュニケーションやビジネスコミュニケーションには特に必要で、また、今の現代社会のどこを見渡してみても「報・連・相」が最も不足しているものだと思っております。
昨夜は、「報・連・相」を義経と頼朝の兄弟劇にたとえ、Aさんがわかりやすく「報・連・相」の大切さを教えてくださいました。
要約すればこんなコト・・・⇒ 勝ち戦を続けていた義経は、兄・頼朝の不審を買い兄弟の仲が修復できないくらいの憎悪関係を生んだそうですが、その背景には「報・連・相」がかけていたのも原因の1つとしてあげられる様。
人はそれぞれ違った環境、経験、環境があり、小さい頃から聞いていた言葉や体験、時代背景その他諸々で、思いも、受け取り方も様々。
もちろん、価値観やタイセツにしているコトがそれぞれ違う・・・。
「好き」「嫌い」の基準もそれぞれで、「こころ」も1人として同じ人間は居ません。
人は1人として同じではないのです。
なので、伝えなければ「伝わらないし、思っているだけでは意志は通じないし・・・思いは人を介せば介した数だけ本質が変化します。
受け取る方も、こころの目を見開き、事実をよく傾聴しないと、本質が変化していきます。
こんなコトで、しっかり「報・連・相」を行わないと、義経や頼朝のように大きな食い違いや溝が出来てくるのです。怖いですね。
■報・連・相の定義
報告:職務や頼まれたコトの結果や経過を知らせるコト
連絡:自分の思いや意見は入れず、事実を知らせるコト
相談:自分が判断に迷ったとき、アドバイスや指示・意見を聴くコト。聞いたアドバイスや指示が不明確な時は相手に確認するコト(⇒知人は、必ず確認するそうです。偉い!!)
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自分の思いや意見を入れず・・・ってトコがとっても難しいし、自分の思いを入れるからこそ事実が伝わらなくなるし・・・報・連・相はとっても難しい・・・と、Aさんが話してくださいました。
本当にそう思います。自分の意見を述べたいときは、事実と、自分の意見は分けるコトです。
「大漢和辞典」の著者の諸橋テツジさんも「伝えるときは、毛一本でも私利私欲があってはならない」と言っています。
また、報・連・相のタイミングと言うのもあります。自分の都合で一番伝えやすい時を逸しない、相手の立場に立つと言うコトもタイセツなようです。
コレも、諸橋さんが「伝えるときは、相手の立場を尊重し、あくまで礼儀を守るコト」と言っています。何でも、相手の立場に立つと言うコトは「基本」のようです。
この報・連・相ですが、実は、皆さんの前で詳しく語る機会をいただいていますので、もっと知りたいという方は連載記事(ビジネスコラム)を楽しみにしていてくださいね。
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