■大学前期の授業が始まりました。授業を通して伝えたいこと。
大阪ではたらく運動指導者の坂田純子です。
ながいながーい冬&春休みが終わりまして、
今日から前期の大学の授業が始まりました。
これから毎週月曜は学校勤務です。
非常勤講師としてエアロビックダンスエクササイズの授業を行っているのです。
授業のねらいは、
エアロビックダンスエクササイズという手段で、
身体を動かす心地よさや大切さを伝えるというもの。
健康の維持・増進を目的とした授業です。
エアロビクスとは、長時間(15分~30分、もしくはそれ以上)休まずに続けられる全身運動のことで、
特に大きな筋肉がついている下半身を動かし、
体内に酸素を取り入れ、体脂肪や内臓脂肪をエネルギーとする運動のこと。
心臓や肺が鍛えられ、疲れにくい身体になりますし、
肥満や生活習慣病の予防になります。
ウォーキングやジョギング、ランニング、サイクリング、水泳などもエアロビクスの分類に入りますが、
これらの運動は知っていても、
エアロビックダンスエクササイズは、音楽に合わせて様々なステップを踏んで楽しく動く、ダンス的要素があるプログラム。
誰もが知っているなじみある様な運動では決してありません。
毎回授業の初日に「エアロビックダンスってやったことありますか?知ってますか?」って聞くのですが、
50人ほどいる生徒の中で手が上がるのが1~2名。
ほとんど知らない。未経験。
・・・だけど、知らないだけで、
実際に動いてみたら
みんな楽しいって。
これなら、続けられそうって。
普段あまり汗をかいたり、
息を弾ませたりすることが無い様で
笑顔満開!!新鮮な喜びを感じてくださっていました。
エアロビックダンスを知るきっかけは、授業で・・・ですが、
この授業を通し、
エアロビックダンスでもウォーキングでも何でもいいから
生活の一部に身体を動かすことをの価値を感じてただける様がんばりたいと思います。
本来私達って、ジッとしているのが苦手なはず。
仔犬の愛犬をみてて思うのですが、跳んだり、走り回ったり、動くことで色んな遊びを作り出しています。
私の子供の頃の事ですが、コンピューターゲームと言えば駄菓子屋さん前の「パックマン」くらいで、学校で「パックマン」禁止だったから、
缶蹴りとか、探偵と泥棒という遊びで
まぁまぁ外で動いていた様な気がします。
今は、文明の進化で身体を動かす機会が減ってしまっていて、
外で遊びまわっている子供を見かけるのも少なくなりました。
・・・まぁ、車社会で外で身体を動かすのは危ないという話もありますが、
歩かなくても電車や車がある。
階段よりもエスカレーターやエレベーター。
情報は自分から収集に行かなくても、インターネットさえあれば動かずに得ることが出来る。
お父さん・お母さんも忙しく、一緒に身体を動かすことよりも
コンピューターゲームを渡して子供もそれが楽しいことと錯覚してしまう。
こんな進化したいい時代だからこそ、
「身体を動かすこと」の楽しさや大切さを伝えることは価値ある事だと思ってますし、
1人でも多くの方に伝えていきたいなと思います。
前期も、よろしくお願いします。
日々感謝★
運動指導者 坂田純子