■春の身体の動かし方
春分の日ですね。そしてお彼岸の中日。
しかし、雨、風、寒い…まるで冬のような気候です。
「暑さ寒さも彼岸まで」なんて言いますから、そろそろ暖かい日がやって来るのでしょうか?
今日の寒さで、桜も縮み上がったでしょうが、暖かくなれば一気に開花かなぁ。
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今日は、初夏のウルトラマラソン100kmに向け、同志と50km走の予定でした。
小雨くらいなら決行しようか~なんて考えていましたが、
雨に加えて、強い風に、気温が低い…。
中止しました。
東洋医学では、風・暑・湿・燥・寒は五悪と言って、五臓を傷つけ病変を招く原因とされています。
今日は、風、湿、寒の3つが重なっていて、
こんな日に頑張って練習しても身体は鍛えられない…そう思いました。
そこで、ちょうど監修体操の出稿が戻ってきた(やり直し)ので、仕事してます(笑)
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監修体操は四季に応じた身体の動かし方をしましょうという提案で、
東洋医学の「四気調神大論」を参考にしたものです。
今回は何カ月か先の梅雨の号を納品しています。
(写真は、確認のために書棚から出してきた本)
そういえば、今は春になる季節の変わり目…
春にふさわしい身体の使い方をして、これからの1年を心身ともに健やかに過ごしたいものです。
春…
「発陳(はっちん)」と称し、植物や動物が活動しはじめる様に、身体はゆっくりのびのびと動かします。夜更かしをしても朝は早く起きます。
朝はゆったり散歩して、髪の結びは解します。
春に芽生えた万物と同じように、心身ともにイキイキと陽気を発生させる。
陽気をいっぱい取り込み、体内の陽気を大切にする。
これに背くと(春に活動しすぎると)肝気が弱る。
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そんなことで、春は頑張りすぎず、ゆったり、ノビノビと。
花開く、芽吹く…そんな自然の万物の様な過ごし方を
改めてしていこうと思った1日でした。