■つくって使う乳酸!インターバルランニング
先日の記事で、今年はフルマラソンレースを絞り、メインレースまでに4つの期に分けてトレーニングするとかきました。
今の私はレースの無い期間なので、強度やタイムよりも回数や距離(または時間)を意識したトレーニング中。
回数や距離を意識したトレーニングとは、こんな感じ。
●脂質代謝を上げれるよう、乳酸をなるべく出さない走り方(息が上がらないスピードと強度)で、長く身体を動かすこと。→距離&時間意識
●速く動けば身体が動きを記憶するので、別の日には短い50m位の距離をダッシュします。→速い動きは怪我や傷害も起こしやすいのでやりすぎない様、回数意識
今日は、仕事と雨の合間を探して回数を意識したトレーニングをしてきました。
(久しぶりにアシックスラン)
距離や時間を意識した「ゆっくり走るトレーニング」ばかりでは、どんどん走るのが遅くなっていきますが、
人のからだは動きを覚えるので、速く走れば速く走ることを身体は記憶します。
たまに、速く走ってあげると速度を落とさずに維持できるはず。
インターバルとは、ある一定の距離または時間を自分の走る力の80%程度で走り(100mや200m、1㎞等…距離や時間は自分で決めますが、私は50m程度です)、
その後一定の距離(こちらも、自分で距離を決めますが、私は呼吸と心拍数が落ち着く距離)もしくは時間をジョギングする。
それを1セットとし、何セットか繰り返すトレーニング方法です。
ちなみに、自分の走る力80%で一定距離や時間走ったあと、完全休息するセットを繰り返すトレーニングレペテショントレーニングと言います。
インターバルランニングのいいところは、「乳酸を溜め込ませない」こと
身体の中のエネルギーが代謝する過程で発生するのが「乳酸」で、強度が高い運動をすると体内にたまってくるようになります。
「乳酸」は酸性なので溜まりすぎた場合、エネルギーの代謝速度は遅くなり、疲労を覚え、しまいには身体が重くなって動かなくなる…。
でも、自分の走る力80%で走った後にゆっくり走れば、血液中に発生した「乳酸」がまた筋肉等に戻ってエネルギーとなって再利用されるのです。
インターバルのランニングで「乳酸」を発生させて、ゆっくりジョグで「乳酸」を活用すれば、
ゆっくりジョグだけでは期待できなかった速筋(速く動くための筋肉・パワー筋)の筋力アップが目指せると言うわけ。
→しかも、身体は速い動きを覚える…。
今日は8㎞程度でしたが、その距離の中に、自分の走る力の80%でダッシュを何本か入れていれると色んな所が刺激でき、質のあるトレーニングが出来たかな~と思います。
トレーニングも減りと張りのちょうどいい具合が必要ですね。