■竹内街道~熊野街道
仕事合間、お友達に用事があり堺まで行ってきました。
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堺のラン友さんのお店~仁徳天皇陵(大仙陵古墳)~旧天皇貯水池~方違神社のくろがねもち~阿部王子神社(清明のお母さん白狐さんが祀られてる)~阿倍晴明神社(晴明の誕生地と言う説がある)~天王寺
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5世紀につくられたという説もある仁徳天皇陵古墳。
デカいー!
古事記では仁徳天皇が没したのが4世紀前半とされ、タイムラグがあるので学術名が大仙古墳と呼ばれます。
ピラミッドは229m、仁徳天皇陵は486m。
と言うことは、仁徳天皇陵古墳は世界一大きなお墓ということに。
古墳に積み上げられた土を運ぶのに計算上1日1000人を動員しても4年ほどかかるそう。
世界一が堺にあるって、すごいですね。
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旧天皇貯水池。
堺ではじめての上水道施設で、明治43年~昭和39年まで約50年間使われたそうです。
正面入り口は凱旋門だそうで、ヨーロッパの建築の古典様式を取り入れた様です。
オシャレじゃないか―!
反正陵古墳近くのけやき街道の歩道の真ん中にどーんと!
方違神社のくろがねもちの木。
下を向いて走っていると、人も走れば棒に当たる状態になります。
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仁徳天皇にちなんで、前々から行きたいところがありました。
阿倍晴明にちなんだ場所です。
朝、王子に住むお客様と、偶然に阿倍晴明の話になったのと、天王寺まで向うコース上に行きたい場所があるので、
これは導かれてるな!と寄ってみました。
仁徳天皇が創建したという一説もある阿部王子神社と、晴明誕生地と言う説がある阿部清明神社です。
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阿部晴明と言えば、
夢枕獏さん原作の「陰陽師」は、映画化されて野村萬斎さんの舞や立ち回りが美しかったのが記憶に残ります。
あの映画を観て、野村萬斎さんのファンになりました
ストーリーも、深くて面白かったです。
都が長岡京にあった時代(784年~)、長岡京を創った長官・藤原種継が殺されたときに、無実なのに罪を疑われた早良親王の呪いと、
都が平安京に移ってから(798年~)、晴明が呪縛を解いていく様子が
(早良親王の話の下りが本当なので)平安京が栄えた背後には陰陽師である晴明の力があったのかなーなんて想像が膨らんでしまいます。
それが、野村萬斎さんみたいに綺麗だったら、ドキドキです(笑)
阿部王子神社。
熊野街道中の休憩所としてつくられたようです。
王子の氏神様なので、お正月にたくさんの人をお迎えする準備でした。
晴明と言う名前にちなんでか、晴れ晴れしくあかるかった。
せいめいちがいだが、清明(せいめい)は、二十四節気の第5。旧暦2月後半から3月前半。
阿部晴明が生まれたのも、ちょうどその頃と言われます。
またその頃に走ってお伺いしたいな。
そして、陰陽師の映画のロケ地だった京都の大覚寺や仁和寺、平安神宮、南禅寺、晴明神社も巡りたいです。
天王寺は、仕事納めをされた方やお休み中の方で混雑していました。
私は、まだまだ年内仕事は続きます。
もう少しお付き合いくださいませ。
そうそうたる神メンバー!
葛ノ葉姫は清明のお母さん
お稲荷さん。
導きの八咫烏。今日はこの子が連れてきてくれたのかな。
樹齢500年ほどの木が何本もあり、神様の名前がついていました。
御神木ですね。
晴明神社については、また機会があれば・・・