■成人式に思うこと
成人式ですね。
20歳の皆さん、成人おめでとうございます。
私の成人式は、周りの友達は可愛くセットしてもらっているのに、私だけ何故か日本髪で…
早く日本髪を崩して着物を脱ぎたい…とばかり思っていました。
式が終わったらすぐに「いろはにほへと(居酒屋)」に走った(笑)
ボーッとした20歳の成人式を過ごしました。
ボーッと過ごしているのは、歳を重ねた今になっても変わらないのかもしれません。
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「憲法改正についてどう思う?」
テレビ番組の中で20歳のタレントさんがこんな質問をされて、しっかり自分の考えを発言していたのが印象的でした。
私は…20歳の成人式をもう2回迎え…あと十数年したら3回目を迎えそうな勢いなのに…
憲法改正について自分の意見を述べられません。
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ちょうど最近の社会情勢でも、平和と戦争について考える様なこともありましたし、
年末に帰省し、福井を走って観光した時に、戦没者を慰霊してある社に行ったことで、今後、憲法第9条のことや平和や今まで起きた戦争のことを考えたいと思っていました。
その場所とは、足羽山招魂社。
京都堺町禁門ノ変(蛤御門の変)に倒れた福井藩士7名ならびに、明治元年戊辰の役殉難者12名、日清・日露戦争の国事殉難者、大東亜戦争における戦没者の霊を合祀している社です。
ここを訪れたことで、帰阪してから色んな書籍を再び読んだり、ドラマや映画を観てみたり。。。
・散るぞ悲しき
・山河燃ゆ
・ひめゆりの塔
・私は貝になりたい
・はだしのゲン
※まだまだこれからたくさん読みたい、観たい。
今回は、やっと『日本の1番ながい日』を観ることができました。
ストーリーは、大東亜戦争(太平洋戦争)末期、敗戦を受け入れるポツダム宣言の受諾が決定し1945年8/14〜15の玉音放送までの実話。
玉音放送の裏舞台で起こっていたクーデター未遂・宮城事件。
→宮城事件のこと…知りませんでした。
また、昭和天皇が読む玉音放送の内容を決める会議で、安岡正篤先生の名前が出てきて…
言葉は言霊…
国民にどういう風に伝わり、それを国民がどう思い、これから国民が立ち上がり日本を復興させていくためにどんな言葉を使ったらよいか?考えに考え抜かれていたのが伝わりジーンときました。
※安岡先生の書籍は干支の活学に始まり、読書尚友…私の師であります。
この作品に触れ、戦争は一瞬ですべてが崩れ去る無残な悲劇だけど、戦争と言う出来事を通し、今の平和はあの時毅然として戦った方々の犠牲の上に成り立っていること。
また、日本への情熱や想いの上にに成り立っていること。
改めて「国あっての自分」だなと気付かせていただきました。
おじいちゃん、おばあちゃんが健在の時に、もっと当時の話を聞いておきたかった…と、後悔先に立たずなので、いろんな書籍や作品に触れ、自己を形成していきたいと思います。
劇中で、陸軍大臣の阿南惟幾(役所広司)が映画の中で言う
「今はもう楠木正成はいらないのかも」や、
「楠木正成の真の教えは家族を大事に思うこと…」
と言うセリフが心に響く。
成人の日。
憲法改正、平和と戦争について考えた日。
先達は私たちに何を教えようとしていたんだろう。。。まだまだ答えは出ずにいます。
20歳の方が憲法改正について語っているのを観て、もっとしっかりしよう!そう思いました。
賛否両論あるけれど…次に読む本。百田尚樹さんの日本国紀
日本について語ると専門家やアンチが色々意見するけれど、読んでどう感じるかは、読み手の自由だ。
読んでみよう。