■雨
広重、大はしあたけの夕立の絵。
大はしとは、隅田川に架けられていた新大橋のこと。
向こうに見えるのが、あたけ(安宅)という地です。
激しい雨中を行き交う人々を表現し、
オランダの画家ゴッホが模写を試みたことでも有名でしたね。
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広重の絵のような感じの雨が続いています。
九州や中国地方の川が氾濫していて、心配な日々が続きます。
どうかご安全に。
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今の時代では傘をさすことは当たり前ですが、
江戸時代は傘が貴重品で、雨の日にさすと破れてしまうから
出発を遅らせたり、外出を控えたり、
傘をささずに「みの」を着たそうです。
大はしあたけの夕立の絵でも、みのの人が多いですね。
今でいうと雨合羽というところでしょうか。
しかし、雨は視界も悪いし、動きは制限されるし、
高温多湿の季節の雨合羽は運動するには熱中症が心配なので
外出の日はやっぱり晴れがいいな。
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今年2020年、四柱推命では陽の水で、相生(金生水)。
溢れるような水の年と言われ、
特に8月は申で水の勢いがますます増すと出ています。
その水が、どのような水かは全くわかりませんし、
未来のことは予測不可能ですが、
防災グッズの準備や、いざの時に逃げたり対応できるの
備えはしておいたほうが良いかもしれませんね。
ってなことで、非常食の賞味期限や防災グッズの中身をチェックしておこう。
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