■行動
大雨で、九州各地に被害が出ていて、
今度は岐阜や長野にも雨が集中していて、とても心配しています。
九州のお友達も、木曽にいらっしゃるお客様も、長野の先輩も
今は安全にされているとのことですが、
怖い思いをされていると思います。
被災にあった方々の日常生活が、
一日も早く取り戻されますようにと祈るばかりです。
川の氾濫はとても恐ろしく、
かつて私も2004年7月にあった福井豪雨で自家用車を水没させた記憶が鮮明です。
あの時は、いち夜にして300㎜近い雨が降り、足羽川を氾濫させましたが、
今回の大雨は、それ以上の命を守りましょうレベルの雨が降るということで、
考えるだけで『どうか、おねがい!雨を止めて』と思ってしまいます。
福井豪雨の時もでしたが、
ちょうど2年前は大阪北部地震でスタジオにも被害が出て、
日常生活や計画していた楽しみも、しばらくはなくなってしまいました。
全く予測しなかったことが起きて、
心身ともに疲れた日々を過ごしました。
最近の情報を見ていると
『これまでにない』『過去にない』という言葉が頻繁に出てきます。
今、予測不可能なことが『当たり前』に起こっているんですね。
これまでにないこと…
過去にないこと…
これらに対応していくには、何が起こるかを予測して行動していくことしかありません。
目の前の方たちが、いざの時に行動できるように
引き続きサポートしていきたいです。
なぜ、行動できるようにサポートができると書いたのかというと、
人のには、行動と防衛があり、
特に行動を強化・維持していくことをサポートするのは、
運動指導者の役割でもあるからです。
行動とは、行動を起こしたり持続させるような、いわゆる『』です。
防衛というのは、物理化学的・生物的・精神ストレスなどに耐えられる力『抵抗力』のことです。
運動は、免疫力を上げ、精神も鍛練することを考えると、
防衛にも貢献できているとは思いますが、
とくに、行動は貢献できます。
行動を起こす力→ 筋力・瞬発力
行動を持続する力→ 筋持久力・全身持久力
行動を調整する力→ 調整力・柔軟性
コロナウィルスや豪雨で、緊張感がピリピリの日々が続きますが、
皆様、心身ともにお疲れが出ませんように。
私に今できることは、周囲の行動をサポートしていくこと。
こんなことしかできませんが、
1人でも多くの方の無事と
予測不可能なことに対応できるをつけていくことを願っています。